蝉の鳴き声が消え、夜には秋の虫の鳴き声が静けさに響く様になって来ました。

とは言え、まだまだ暑いですよね。ロングライドにはまだ厳しい暑さですが、我慢しきれず、三浦半島に行って来ました。

今回の相棒は、ミニベロのジャイアントのイディオム1の「イッディ」君です。

2021年モデルの中古を少しカスタムしました。

まずはホイール。ジャイアントのオリジナルでディープリムの格好いいものが付いていましたが、これが結構重いのです。ミニベロホイールなのに2kg級。いわゆる鉄下駄と言われる部類です。

軽量で有名な韋駄天ホイールは手に入らないので、台湾のBirdyのカスタム品を作っているメーカーの物にしました。1.27kgと軽量です。ハブのノッチ数も54と素晴らしいですが、ラチェット音は爆音ではあります。タイヤはパナのミニッツタフです。現行モデルのイディオムはホイールスペースが改善されて、28Cタイヤも余裕で入ります。


ハンドル、サドル、シートポストはカーボン化しました。ミニベロは路面の凹凸を拾い易いですが、28Cタイヤとこれらのカーボン化によりかなり改善されています。

また、BBをホローテック2化し、クランクもホローテックの105(53T-39T)化しました。チェーン鳴りが気になったため、10速チェーンで解消しています。もともとリアは9速なので、9速、10速、11速の混在となりましたが、10速チェーンが9速スプロケと11速クランクとの相性が悪くなく、これが案外調子いいです。ただし、シマノ的にはNGなので、あくまでも自己責任ですね。

やってみて初めて認識したのですが、105のクランクは上位のアルテグラより少し厚いんですね。Qファクターは同じなので、FDの調整はクランクとのクリアランスがシビアでしたが、アルテグラを使えば楽だったかも知れません。

こんなカスタムで「イッディ」君は8.3kg(ペダル、スタンド含まず)まで軽量化されています。


今回も三浦海岸駅まで輪行して、ライドに出発。

毎回思うのですが、ここは東京湾とは思えない綺麗さ。ウインドサーフィンをしている人がまだ沢山いました。

以前、近くのペンションにワンコと宿泊したことがあるのですが、波打ち際をワンコと散歩できて最高でした。そのうち、横浜から引っ越したいなぁ。

三浦海岸を出発すると、半島の先端の城ヶ島までは岩場の海岸線のアップダウンが続きます。

この日は風が強く、風車がビュンビュン回っていました。この風に苦しむことになるのですが、この時は気づかず。

ミニベロはスピード維持が大変ですが、坂道が楽なのは新たな発見でした。

この橋を渡ると城ヶ島です。海や岩を見に来たわけではないので、一目散にランチ。

マグロとイカの漬け丼。いただきますーとしているところに、サザエの壺焼きが弾着。ワォー!


さて、相模湾を眺めながらの帰路、横浜の自宅までは強い向かい風でした。かなり脚を使ってしまいながら葉山に到着。

海岸の石碑は石原裕次郎さんです。葉山からして加山雄三さんと勘違いしそうですが。

遠くに江ノ島と富士山が見えています。


あとひと頑張り。ここまで来れば自宅まで20km弱です。最後はヘロヘロになりながら、到着。

お出迎えはワンコ。

お土産は何もないの? わぁ、そんな瞳で見ないでくれぇ!