3/1のオドメーター: 42,100.1km

3/14のオドメーター:42,189.7km

3/21のオドメーター:42,312.5km

 

1年で換算すると3,700km弱のペース。

このところ天気が安定しない。雨が続く、突風が吹き荒れる、小雪がちらつく。そんな中でもカブに乗る距離が少しずつ増えていっている。

 

 

見知らぬ場所の探索が楽しい。千葉県市川市の前居に住んでいた時は、ツーリングというと東京の下町や葛南地域特有の住宅密集地を避けるため、ひとまず東に走る必要があった。そうしたかった。これに対し、松阪に移ってからは、どの方角に向かおうとも程なくして長閑な風景に切り替わる。行きたい場所の選択肢が自ずと増えるというもので、嬉しく思っている。

 

 

ジョギングコース探訪。千葉県にいた時の手賀沼自転車道印旛沼金メダルジョギングロードのようなコースをこちらでも探している。今回は県道鳥羽松阪線(県道37号)を伊勢方面に向かった。行先は斎宮調整池。ちなみに鳥羽松阪線をもう30分程走り伊勢市に入ると、今春の甲子園出場校・宇治山田商業と野口みずき金メダルロードがあるという話だ。

 

斎宮調整池とは明和郡多気町と度会郡玉城町にある調整池のことでマップはこちら。

 

 

元はというと農業用溜池だった斎宮池と惣田池で、2006~2010年の工事でこの2つを拡張/合体させて調整池としたものらしい。宮川から導水して水を溜め、宮川渇水時に利用するようだ。

 

下差し3km圏内にコンビニがあるので、こちらで軽食をすませます。ファミリーマート明和町店。ジョギング前のコーヒーは私的ゴールデンタイムです。正直愛しています(笑)。欲をいえば、千葉にいたときのように午前5時~6時の日の出時をコンビニで迎えたい。

 

 

下差しスーパーカブはにぎわい広場に停めました。駐車場、トイレがあり、嬉しいことに自販機もあります。夏場のジョギングも安心です。

※サムネイルをクリックで拡大表示可

 

下差しあずま屋の向こうに階段が見えます。くろやまんさん、また階段トレーニングご一緒しましょう(笑)。階段を上りきると展望が開け、調整池の北側を望むことができます。人馴れしていない水鳥たちが一斉に飛び立ちました。

 

下差し釣り・遊泳禁止の看板。右に行こうか?左に行こうか?左手には管理事務所(中央写真)があるので行きたい感じがするが、右を選択。日本のクルマ社会に置かれた身の悲しい性かな(苦笑)、時計と反対回りに(つまり左折メイン)で池の周りを走ろうということです。

 

下差し上記右写真の道を左折するとすぐに広い場所。池の周囲は約3.5km、一周通して左手に池を見ながら走る(歩く)ことができます。簡易トイレのような設置物の奥を左手に進みます。

 
下差しここからガードレール越しに歩道と車道が並走する形になります。途中、歩道と車道が上下に分かれる区間もあります(中央写真)。あずま屋を発見(右写真)。
 
下差しこの池、中洲があります(左写真)。自分で作っておいて何ですが、拙映画の己皇無人島が懐かしく思い出されます(笑)。中洲って秘密の隠れ家的で男の冒険心をくすぐると思いませんか?
王を穴熊で囲う将棋も連想します。もはや逃げ道なしで守りの一手、そう思わせておいて、怪人二十面相的な(古い)仕掛けが隠されているという(笑)。浪漫を感じます。
住所地が明和郡多気町→度会郡玉城町に変わりました。程なくしてベンチ、駐車場、トイレの建物が見えてきました。
 
下差しトイレです。マップだと池の南西の(P)マーク付近。にぎわい広場と違い自販機はありません。
左手の池側は似たような景色が続くので、たまには右側の写真を。ぽつぽつ謎の階段が雑木林に向かって伸びていますが(中央写真)…。
く、くろやまんさん、これを上ろうとお誘いしても上りませんよね?誘った相手がご主人様だとしても断られるかと思います。上った先に目を凝らすと薄暗い中にガードレールが見えるのですが(左写真)、素人目には何の道か皆目見当もつきません(恐)。
 
下差し池の南端の(P)マーク付近。歩道と車道に分かれます。右側の車道を下りるとまちあい広場の看板が迎えてくれます。駐車場も広い。トイレと自販機はありません。
 
下差し前方に中洲に渡る道が見えています。今回は渡りませんでしたが、渡っても何かがあるという訳ではなさそうでした。
右側を見ると、く、くろやまんさん…。とうとう…藪の中に伸びているのが階段ではなく、梯子になってしまいました(震)。
一番右の写真はあちこちにあった「農林水産省」の標です。都会でデスクワークなどしていると、こういったものを一生知ることがないかもしれない。深いことを考える訳ではないですが、「へえ」と観察しました。
 
 

 

下差し池の東端に来ました。休憩地2はベンチのみ。休憩地1をまだ見かけていないので、この先にあるのでしょう。

スマホでの拡大写真なので荒い画質ですが水鳥を撮ってみました。ここは鳥が本当に多い。ということは、魚影も濃いのかもしれません。

右写真はゴルフ場で伊勢カントリークラブです。この日は平日だからか、ランナーさんと散歩の方の計2名に会ったきり。ゴルフを楽しんでいる方たちがおられたので、ようやく人の営みを確認できた感じです。

 

下差しほう、比較的しっかりした階段ですよ(左写真)。茂みの上に送電塔が見えることから安心感があります(苦笑)。中央写真は超ミニ中洲。休憩地1はあずま屋でした。

 

下差し右手にソーラーパネル、そして管理事務所の建物が見えてきました(左写真)。コースはこれで1周になります。管理事務所(中央写真)の正式名称は「宮川用水斎宮調整池管理事務所」。石碑(右写真)裏面にはこの地の灌漑の歴史が綴られていました。

 

下差しお疲れ様でした。最後に管理事務所前に掲げられている3つの大看板を載せて終了とします。

 
ジョギングコースとしては1周が3.5kmと短い。同じコースをぐるぐる走るのがあまり好きではない私としては、もう少し距離が欲しいところです。でも贅沢いっちゃいけない。考えてみれば手賀沼みたいな壮大なコースが珍しい。
本コースの長所は信号が皆無かつ比較的道が広く走りやすそうなところ。平日昼間だったからか人気もなく、コース上で会った人は結局2人だけだった。人が少ないのはどうなんだろう、走りやすいのは確かですが、体調に異変をきたした際などは人がいてくれたほうが心強い。女性ランナーさんもお友達やご家族のかたと連れ立って来たほうが安心かと思います。
 
景色は良い雰囲気なので、しばらくは定期的に通ってコースを楽しみたいと思っています。