前回に引き続き、真冬にカブに乗る際の防寒着について。今回は靴と小物を紹介します。
【靴】
①バイオフィッターのウォーキングシューズです。千葉県にたくさんある東京靴流通センター(流山店だったかな?)で購入。ジョギング用のスニーカーと違い、アッパーは合成皮革。冬場のカブ走行に使うには、こういう素材でないと足が冷えてしまいます。但しスニーカーなので、蒸れないよう設計されています。アッパーの微細な通気孔やベロの部分より冷気が侵入してきてしまいます。ツーリングには使用せず、近場のお出かけ専用にしています。カブとはいえバイクなので、基本くるぶしまで隠れるブーツを履くべきですよね。
②Velenの軽量防水ブーツです。アッパーも靴底もすべてEVA素材のため、物凄く軽いです。近所のホームセンターにて980円で購入。値段なりにみすぼらしい靴で、これを履いて外出しているとセレブママたちのヒソヒソ話が聞こえてきそうです。ですが、この靴は素晴らしい。買ってから7~8年経っているのに全く壊れる気配がない。冷気も完全遮断。すっかり真冬ツーリングのメインとして使用するようになってしまいました。
靴底に滑り止めのゴム等が付いていないので少し滑りますが、雪国での除雪作業などにも重宝しそうです。中に貼ってあるボアは不要かも。通気性がない分、ずっと履いていると湿ってきてしまいます。冬場はその湿り気を冷たく感じるのです。
③ホームセンターコメリの防寒ブーツです。こちらもアッパーと靴底がEVA素材のため軽量です。靴底には滑り止めのゴムパーツも付いています。靴紐で縛るので②よりも冷気を遮断してくれます。但し、防水性と着脱のしやすさは②に軍配が上がります。どうしても②を履いてしまうので出番が少ない靴です。
【手袋】
ホームセンターコーナンの防寒手袋。シープ革製の薄い手袋です。バイク専用ではないのでプロテクターは付いていません。冬場の手袋は他にもローソンで買ったシャカシャカする防寒手袋、本革の手袋、ウェットスーツ素材の手袋などいろいろ持っていますが、ほぼこのシープ革の手袋を使っているので紹介を省きます。
しかしなぜこんなに薄い手袋で冬場を乗り切れるのか。答えは次を見て下さい。
【ハンドルカバー】
2りんかんのハンドルカバー。ネオプレーン素材です。ウェットスーツのような素材ですね。これがあるのとないのとでは大違いです。手袋に凝る必要がない程冷気を遮断してくれます。手袋をせずにバイクの運転をするのはおすすめできませんが、12月上旬なら素手をハンドルカバーに突っ込んでもいけるでしょう。
このハンドルカバーは説明書きに防水と謳われていましたが、まとまった雨だと滲みてきてしまいます。
私のカブは旧式の鉄カブなので、ホントはハンドルカバーも昔ながらの革製が似合うでしょう。ヤママルトのハンドルカバーなんて憧れますね。2,000円ぐらいですが。
【マスク】
ジェットヘルメットを使用していると下からの巻き込み風が顎に当たります。真冬の時期ともなると口元までかじかんで、コンビニ休憩の際の買い物時に喋りづらいことがあります。そういえば高校生で原付に乗っていた同級生、いつもハーフヘルメットにマスクだったよなあ、などと思い出すことも。
そこでこれです。ホームセンターコーナンの防風マスク。ウェットスーツ素材でできています。写真の三角孔が鼻に当たる所、そこから顎まで覆ってくれます。真冬の顎や口元の冷えには効果てきめんでした。
上から見たところ。後ろをマジックテープで留めて固定します。
【サングラス】
防寒には関係ないですが紹介しておきます。ヘルメットのシールドがクリアのため、冬場の太陽が低い時の日差しが強烈に眩しいことがよくあります。夏場のほうがキツそうなのに不思議なものです。
下はZOFFのサングラスです。ジョギング時にも使っています。仕事で使う可能性はゼロだし、たまにはピンク色も良いでしょう。
これでカブツーリング時の朝陽・夕陽の刺すような眩しさから解放されました。信号が全然見えなくて、前の車の動向を目印に走ったことがあったんですよ。皆さんもリアボックスにサングラスを常備しておくといいですよ。
あと紹介していないのはインナーや靴下か。しまむらやユニクロの至って普通のものを使用しているので省略しますね。冬の防寒アイテムの紹介は以上で締めとします。