周りの人々から「どうせ無理」と言われながらも、民間で宇宙開発をすすめる植松努さんという方がいます。

下町ロケットのモデルとして有名になった人でもあります。

 

植松さんの考え方から学ぶことがとっても多くて、ブログなどをフォローしているのですが

その中でもなるほどなぁと思ったものを、ここにも書き残しておきたいと思います。

 

***下記引用です

 

消費型社会の売り上げを増やすのは簡単です。
(1)わざと壊れるモノをつくる。
(2)家族や仲間をばらばらにする。(世帯数を極限に増やす)
(3)不安やコンプレックスをあおる。自信を売る。
(4)無能にする。自分には何もできないと思い込ませる。

これをやると、間違いなく消費は増えます。

で、僕の目から見て、今の日本は、まさにこれをやってるように見えます。

対抗策は
(1)壊れたらなおす。長持ちするものを買う。時間あたりの価値低下の低いものを買う。
(2)みんなで楽しむ。みんなで分け合う。ちょっと不便だけどいろんなことをシェアする。
(3)本当の自信を増やす。自分で価値を考える。
(4)自分でできることを増やす。やったことが無いことをやる。

です。
これができると、おそらく、支出が減ります。

日本経済は成長し続けている、という報道がなされていますが、
実感してる人は少ないと思います。
まもなく、消費税も増えるみたいだしね。
ロボットの普及で、仕事も減るしね。
そうなると、みんな必死でお金を稼ごうとして、
無理矢理消費を押しつけてきます。
だから、ますます生活にお金がかかり、苦しくなります。

経済は、収入と支出の足し算引き算です。
収入を増やすのと、支出を減らすのは同じです。
収入を増やすと所得税が増えます。
支出を減らすと消費税が減ります。
どう考えても、所得を1万円増やすより、支出を1万円減らした方が得です。

僕は、節約した方が豊かになる社会っっz、は不可能ではないと思っています。

第二次世界大戦で異常にふくれあがったアメリカの生産能力を
ソフトランディングさせるための強制消費経済は、人口が増えていた日本では成り立ったけど、
人口が減少したとたんに、そこら中で破綻し始めました。

対策としては、
(1)人口を増やす
おそらく、大学を無料にして、保育所や幼稚園も無料にすれば、もうちょっと子ども作ってもいいかな、と思える人は、いるような気がします。
(2)個々人の能力を伸ばす。(子どもの夢と希望をうばわず、あきらめ方を教えない。)
(3)強制消費に依存しない経済システムを構築する

かな、と思っています。
どれも、実際にやろうとしたら、既得権益の人達との戦いで大変だと思います。
だから、小さくやればいいです。めだだなく、こっそり。

かつて、巨大恐竜がうごめいていた時代に、小さなほ乳類たちは、こっそり進化し続けました。
それと似たような感じで。

だからこそ、そういう新しいアクションは、光が当たらない方がいいです。
だって、ばれたらやられちゃうでしょ。
公的な補助や助成を受けない方がいいです。だって、ばれるもん。

だから、植松電機の宇宙開発などは、ぜんぜん情報公開してません。
出資を求めていないから、アピールする必要もないし。
こそこそで充分です。

大事なのは、自分の力で、小さいことから積み重ね、実力を蓄えることです。

どんな夢も、させてもらおう、とおもっていたら、できないです。
できたときは、奴隷になっています。生殺与奪を他人に握られています。
でも、するとできるようになります。力になります。

だから、最初は、他人にわかってもらう必要は無いのです。
自分でやるのです。
それが、本当の第一歩です。

 

***

 

お金を奪い合う社会は、結局誰も幸せにならないと思うのです。

旦那とは、ゆくゆく自給自足と周りの人との分け合い(シェア)で暮らしていければいいよね。って話したりしてます。

でもこれって周りがいないとできないかなぁ。

 

ミャンマーはそうやって自給自足で分かち合いの暮らしている農村部もまだまだあります。
発展といい人間らしさが調和できたらいいのにな。

奪い合う社会から、少しずつ分かち合いの社会を作っていきたいとこっそり思っているのです。

 

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