ある日、旦那が「今日しかない。」と言って、外に出かけて行きました。
早々に帰ってきたその手には…
バリカン。
バリカンなんて単語として忘れてしまいそうなくらい
私の人生で関係ないと思っていたモノ。
それがまさか自分の娘に向けられているなんて。
というのもミャンマーでは、
赤ちゃんが産まれて1ヶ月、遅くとも生後3ヶ月までには坊主するのが当たり前。
それは産まれた時の髪の毛を全部剃ることで、
新しく生えてくる髪はもっと強くてキレイな髪になると言われているから。
娘は生後3ヶ月まで日本にいたので、そのタイミングを逃していました。
ミャンマーに帰国した途端、
「髪の毛剃らないの?」と何度聞かれたことか。
たぶん30回以上。
そしてついに、暑くなってきた昨今。
旦那が決心したのです。
バリカンを買ってきたは良いものの、
旦那は「怖くてできない」とのことで
私がやることに。
安全なバリカンだったので、間違って頭を切ってしまうことはないけど
はらりと落ちていく娘の柔らかい髪の毛がとっても恋しかったです。
というわけで、娘は坊主になりました。
涼しそうで、髪の毛がなくて生まれたてみたいで可愛いので
結果オーライです。
キレイな髪の毛が生えてくるといいね。