私はいつも「ありがとう」をちゃんと言おうと

心掛けていました。


それは、ミャンマーに移住しても同じ。

ミャンマー人にはいつも親切にしてもらっていたので、

よく「チェーズティンバーデー(ありがとう)」と言っていました。

 

しかしある日

「そんなにたくさん "ありがとう"って言わないで」

と旦那に言われました。

まさかの

「ありがとう」拒否

 

日本では「ありがとう」って言うのが礼儀ですよね。

私「なんで?」

旦那に聞いても「言い過ぎだから」としか答えてくれずもやもや。

 

ある時、日本に長く住んでいたミャンマー人がその理由を教えてくれました。

ミャンマー人は「ありがとう」とあまり言わない。

他人に何かしてあげることは当たり前だから。

困っている人を助けるのは当たり前だから。

そこにいちいち「ありがとう」のお礼の必要はない。ということだそうです。

なるほど〜。


「ありがとう」って、

わざわざしてくれて「ありがとう」ってニュアンスが含まれているようなかんじ。

見返りなんて求めず、

ただ他人に親切にするのが当たり前であるこの国の人たち。

 

バスでお年寄りが席を探していたら、譲るのが当たり前。

お年寄りのおじいちゃんおばあちゃんは「ありがとう」を言わないこともある。

むしろ譲った側が、「良いことをさせてくれてありがとう」と考えるそうです。

 

困っている人を助けることは当たり前。

そんな当たり前のことが今までできていただろうか?

と自分に問いかけてみました。

本当は、困っている人を助けることが当たり前でない世界がちょっと悲しいんですよね。

 

ミャンマーにいても、まだ「ありがとう」を言いたくなってしまうけど、

もっと当たり前に他人に親切にしていこう。

日々ミャンマー人から学ぶことがたくさんあります。

 

 

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