【大地震】民主党政権への八百万の神々の怒り | My Aim Is True

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とまあ、不謹慎なタイトルはともかく、皆さん、大変、ご無沙汰しております。

僕が何故、ブログから遠ざかっていたかという個人的事情は後述するとしまして(一言で言えば「多忙」です)、また、その間の民主党政権の体たらくぶりには記す気も起きませんが、何はともあれ今回の超弩級の大地震である。

これまた、皆さんからしてみたら、何を今さらということで、テレビでは連日連夜、その模様を報じているため、辟易されている方も多いかと思いますが、ブログ復帰のきっかけとしたいと思います。


さて、その時、都内在住の僕は何をしていたかと言いますと、ちょうど新宿の高層ビル群の歩道を歩いていました(ちょうど有名な「LOVE」のオブジェのあるアイランド・タワーの横です)。


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歩いていると足元がふらついたので、「ん!?足元がふらついてしまうほど、疲れが溜まっているのか!?」と一瞬、思ったのも束の間、すぐに地震だと気づきました。

もの凄い横揺れに周りは騒然とし、しかも10秒以上に渡る長い地震だったため、個人的に周りの高層ビルのどれかが倒れてくるんじゃないかと、上空への注意を怠れませんでした。

周りの立っていられずにしゃがみこむ人、バランスを取りながら必死に立っている人たちから「うわー!」「大きい!」と言った声が聞こえる。

その間、僕はどの辺に行けば、どのビルが倒れてきても逃げ切れるのか考えながら、激しい横揺れが続く中、ヨタヨタしながら上を向いて歩いていると、街路樹にしがみついた年配の女性から、


「あなた、死んじゃうわよ!!!!!」


と有難い警告を受けました(笑)。

揺れが収まった後も周りは皆、呆然と立ち尽くしていました。


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ただ、車を運転したドライバーはそれほど大きな地震が起きているとは気づいていなかったでしょうから(?)、何で歩行者が皆、立ち尽くしているのかしばらく理解できなかったのではないでしょうか。

「こりゃ、他人事(ひとごと)じゃないな」(ニュージーランドで起きた地震を心配していたけど、明日はわが身だな)という声も聞かれた。


そうこうしている内に高層ビル群から人々が続々と地上に下りてきて(エレベーターは止まっているため階段で)、歩道が人で溢れてきて、ちょっとしたパニック状態でした(高層階にいた人は建築物の構造上、地上にいた人よりも何倍もの揺れを感じたことでしょう。実際、僕の職場の人も「絶対、柱が折れると思った」と言っていました)。

そして、その後は都庁裏の新宿中央公園に民族大移動でした。


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しばらくして、会社近辺に向かうと同僚の何人かも歩道に出てきているのを目にして声をかけ、、「建物内は安全かなぁ!?」とちょっとビクつきながらオフィスに行きましたが、次の余震で「やっぱ生き埋めは嫌だな」と思って(笑)、余震が落ち着くまでは歩道に出ていました。

それにしても、比較的、安全な歩道を歩いているときに被災してラッキーだったなぁと思いました。地下鉄の駅間で緊急停止して、長時間、車内に閉じ込められたら最悪だったなぁと思っていました。


震源地が宮城県沖合いだったことは、比較的、早い段階でケータイのワンセグで知りました。

東京ですら、この揺れだから一体、宮城はどうなっているのかと心配になりつつも、震源地が宮城でも、こうしたちょっとしたパニック状態なので、都心部で直下型大地震が一体、どのくらいのパニックになるのか想像していました。

そして、自然を前にしては、人間なんていかにちっぽけな存在なのかを痛感しました(それはその後のテレビでの津波などによる様子を見ても、改めて思い至りました)。


その後、都内では電車が各路線で運休停止となったため、そのまま社内で一泊しようと思っていましたが、「京王線が動き出した」という情報があったため、夜11時頃、思い切って帰ることにしました(僕は普段、主にJRを使っていますが、京王線でも帰ることができます)。

「きっと大混雑でパニック状態だぞ」「行っても、乗れないぞ」とも言われましたが、「まあ、12時過ぎくらいには乗れるんじゃないですかね」と楽観的に返答すると、「気をつけろよ」の声を受けながら、京王線の新宿駅に向かいましたが、地下にある京王線の改札の手前で、シャッターが下りていて、それなりに人が溢れていました。

“これに並べば、いずれは乗れるかな”と思いながらも、JRのSUICAのチャージの残高がかなり減っていたことを思い出し、“せっかく改札に辿り着いても、チャージ不足で入れなかったら馬鹿みたいだし、それから京王線の切符を買う羽目には陥りたくない”と思って、とりあえずJRの改札に向かい、販売機でSUICAをチャージしようとするも販売機はすべてストップしていてチャージができませんでした(笑)。

そこで、“もうこうなったら(京王線の)改札で引っ掛かっても、シカトして乗り越えればいいや”と思って、京王線の改札に向かうと・・・。

さっきの正面改札口ではシャッターが閉じられていて入れないと思っていたのに、その脇のシャッターは空いていて、改札方面に向かうことができました!

そして、改札近辺も思ったほど、混雑していない。

“でも、電車は一体、いつになったら来るのかなぁ”と思っていると、それから5分もしないうちに到着し、皆、それほど慌てる様子もなくスムーズに乗車して、発車しました。

どれだけ混雑しているのかと心配していましたが、通勤ラッシュにすら遠く及ばないほど比較的、空いている状態。

“でも、(その先で乗り換える)井の頭線(渋谷~吉祥寺まで運行)はもっとひどい混雑だろうな”と思っていましたが、井の頭線に乗り換えたら、何と!


座れました(笑)。


そのようにして、想像もしていなかったほどスムーズに早く最寄り駅に到着できましたが、非常に心配していたことがありました。

僕が住んでいるところは、それほど古い建築物ではないにしろ、基本的に木造建築で、しかも、僕のリビングが中2階にあって、その下に駐車場があるというちょっと変わった構造なのです。

そして、僕の部屋は角部屋ですが、本棚の多くとCDラックが部屋の建物の中央部側にかなり集中しているため、常日頃の平時においても床が抜けるんじゃないかと心配していたのです。

そのため、あのような大きな長い横揺れの地震が起きたからには、床が抜け落ちている可能性は十分あると心配していました。


しかし!

幸い、床は抜け落ちていませんでした。

ただ、本棚やCDラックが崩れ落ちて、部屋の中はメチャクチャだろうなと思って、部屋の鍵を開けると・・・。


驚くべきことに、本棚が崩れ落ちるどころか、本1冊、CD1枚すら棚から落ちていませんでした!

いや、正確に言いますと、一つの本棚の最上部に収納しているDVDボックスの2,3セットが棚から落ちていましたが、幸い、ソファーの上に落下していたため、部屋はほぼ完全に無傷の状態でした。


さて、連日連夜、テレビでは被災地の悲惨な様子が映っています。

自衛隊も大活躍です。

おい、日頃、「自衛隊は違憲だ!!」「自衛隊は殺人部隊だ!」「自衛隊は暴力装置!」などという左翼はこの様子を見て、どう思っているのだろうか!?

「武器を持っていないから、ただの消防隊に過ぎないから問題ない」とでも言うのでしょうかねぇ。

そして、福島原発の事故である。

それ見たことかと、かねてから原子力発電の批判を展開してきた左翼は鬼の首でも取ってきたかのように大騒ぎである。

いや、もちろん、原発の事故は深刻な問題で、今後の推移を注視していかなければならないことは言うまでもありませんが、左翼のトーンは明らかにそれを逸脱しているのです。

左翼色の強い某民放テレビ局の局アナもヒステリックになって原発の危険性を訴えていました。

いや、原発の危険性は憂慮すべきではありますが、明らかに「原発なんて人類にとって不要だ!」というばかりである。

では、原発なしで日本の電力を供給することができるのであろうか!?

そういう輩に限って、日頃は電力の供給なんて全く念頭にないまま、好き勝手に電力を消費しているのであろう。

おまけに、この民放アナ反国家イデオロギーの左翼の本質を垣間見せ、これでもかと政府の対応を批判していました。

まあ、左翼政権の民主党政権を批判してくれるのは結構なんですけど、明らかにトーンが反国家主義を軸にしているのです。

そのくせ、取り残された人たちを「あそこに人が残されています!」なんて、ヘリコプターに乗って報じながらも、助けようとは露とも思わないのである。

日頃は、「人一人の命は地球よりも重い」などと人権イデオロギーを振りまいているくせに!!


「自分は何もしようとしないくせに、必死で何とかしようとしている人たちの批判ばかりする」


これ、最近の駄目ニホン人の典型である。

後述する予定ですが、実は僕自身も最近、職場において、そうした「自分は何もしようとしないくせに、必死で何とかしようとしている人たちの批判ばかりする」腐ったニホン人の批判に晒されているのです(極一部の人たちからですが)。


それはさておき、地震後、近所のコンビニやスーパーからミネラル・ウォーターや食料がごっそりと無くなりました

きっと、コンビニやスーパーは水や食料の支援を渇望している被災地域に自主的に供給を優先しているのだろう・・・と思いたい。

もしくは、大地震の影響で都内においても物資の配送が困難になっている、と。


まさか、地震の恐怖を身近に感じて、慌てて、そうした物資を買占めしている輩どもはいないでしょうね!?


僕は別に天災時の備蓄のためではなく、普段からミネラル・ウォーターやシャンプーや洗剤などのスペアをいくつか用意しているんですけど、さすがにミネラル・ウォーターの「備蓄」がなくなりつつあります。

まあ、最近の東京の水は以前と違って、臭みのない飲める水なんですけど(逆にろ過が十分すぎるため味わいがありませんが)、日頃の習慣として、僕はミネラル・ウォーターを使用しているのです。

もちろん、国産のミネラル・ウォーターですよ。

たかが水ごとき(?)でフランスなどに金を払うのは馬鹿らしいからです。

それにしても、ミネラル・ウォーターはさておき、納豆すらもごっそりと無くなっているのはどうしたことか。

こんなことは「納豆ダイエット」騒動以来のことです。

その他、おにぎりやパン類だけでなく、肉や魚などもごっそりと無くなっているのですが、備蓄するにしても、備蓄できる類いのものじゃないでしょう!(笑)

いや、やはり、食糧支援を渇望している被災地に供給しているのでしょう。


ただ、スーパーでインスタント食品を大量に買い込んでいる人も見かけたし、「あと、他に何が必要だっけ?」と言っている夫婦も見かけたし、100円ショップでは必死の形相で「乾電池はもう置いてないの!???」と店員に詰め寄っているオバサンも見かけた・・・。


<ヨドバシカメラもこのような状況>


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日頃、危機感の欠片もないくせに何とまあ移り気な人たちなんだろうと呆れていましたが、帰宅して気づいたことは、関東近辺は明日14日から、「計画停電」が実施されるようですねぇ。

(それが発表される前から、飲食物資がごっそりとなくなっていたため、それだけが理由ではないでしょうが)


僕の住んでいる地区では①「朝6時20分~10時まで」と、電力供給状況次第で②「午後4時50分~8時30分」の2度、「計画停電」が行われて、その間、電力が供給されないようです。

明日は急遽、仕事が休みになり、昼頃まで寝ていようと思っているので、①は問題ないですけど、②はちょっと困りますね。

まあ、ガスや水道は供給されるので、食事を作ることはできますけど、炊飯ジャーでご飯は炊けませんね。

ただ、ラッキーなことに、何故だか僕の住んでいる地域はかなり細かく「計画停電」がグループ分けされているので、ちょっと歩けば、普通に電力が供給されている飲食店があるので、飯粒を食べたければ、そうした飲食店に行けば済みそうですね。

(面倒なので、ガス調理器で作れる料理をするつもりですが)


さてさて、日頃、危機意識の欠片もない人たちが多少なりとも危機意識を持ってくれたり、自衛隊の必要性、そして何より「国家権力」の必要性を痛感してくれるのは良いことだと思いますが、極点に振れ過ぎますねぇ・・・。

納豆まで買い占めることないだろ!(こだわる:笑)

まるで、明日にでも関東で大地震が起きると言わんばかりの備蓄ぶりである。


いや、現実問題として、明日にでも、いや、今この瞬間にも関東で大地震が起きる可能性は十分あります。

遅くとも、この先、10年以内に首都東京で巨大な大地震が起きることは、ほぼ間違いがないでしょう。

関東大震災からおよそ100年間、積もりに積もったプレートの爆発(あるいはそれらによる断層のずれ)によって、我々の想像を超える震災に見舞われることになるのではないでしょうか。

現在の宮城の被災者の方々には申し訳ないのですが、首都東京でこうした事態になれば、日本という国家においても、世界の国々に対する影響においても、壊滅的なダメージを与えることになるでしょう。

幸い、大半の日本国民は、テレビ映像を通して、「宮城の人たちは大変だなぁ」と呑気に(?)眺めていますし、政府が対応が遅れながらも、一応、対応を指示していますが(笑)、首都東京でこうした大震災が起これば、無政府状態になる可能性があります


もちろん、無政府状態は反国家主義の左翼からしてみたら、「自然に帰る」理想の状態であると夢想しているのでしょうが、それがどれだけ悲惨なことなのか一度、考え直してもらいたい。

今回の事態に対して、世界各国のメディア(中国メディアでさえ)は、「日本人はこんな状況におかれても何て冷静なんだ」「日本人はこんな状況においてもモラルを保っている。日本人には先天的にモラルが植え付けられているようだ」という賞賛の声を送っています。

しかし、首都東京においては「先天的にモラルが植えつけられている日本人」以外に、あまりにも多くの外国人が在留しているため、それらが暴徒になってしまう可能性もあります。

いや、ハッキリと言いましょう。

個人的に、「先天的にモラルが植えつけられている日本人」は一体、どれだけいるのか!?

モラル・ハザードを起こしたニホン人が大量増殖していないか?

正直、身近にいる腐ったニホン人どもと比べたら、身近にいる中国人や韓国人の方がよほどモラルを有しています

もちろん、そうした腐ったニホン人どもからしてみたら、慣習の違いから、「やっぱりあいつらは違う」とそうした諸外国人を批判したいようですが、慣習の違いを抜きにした、人間としての本質的なモラルは、そうした腐ったニホン人どもよりも諸外国人の方が遥かに信用できます。

昨今、そうした腐ったニホン人どもに差別される諸外国人に対して、「あいつはモラル・ハザードを起こした日本の恥でしかないから、無視してくれ。あれは日本人じゃない」などといったフォローに躍起になってしまうほどです。


戦後日教組教育(日本人総左翼化教育)を受けて日本という国家、日本の歴史、日本人の民族性に対する忌避感情を刷り込まれてきた日本国民には、そうした自虐意識から脱却するために(あるいはその反動から)、「日本は凄い」「日本人は凄い」という意識の涵養は必要ですが、それが行き過ぎて、まるで朝鮮人のような民族主義的排他的ナショナリズムを爆発させているウヨクホシュが特にネットで跋扈しているように思います。

しかし、当ブログを読んでくださる皆さんは、既にそうした自虐意識から脱却しているはずですから、もはや「日本は凄い」「日本人は凄い」なんて、改めて鼓舞する必要はないと思います。

いや、ここで必要以上に鼓舞して、ウヨク化&ホシュ化させてはならないと思います。


そのため、あえて、ここで言いたいと思います。

諸外国人よりも、傾斜して、人間として本質的なモラルをも喪失したニホン人の方が厄介だ、と。

「自分は何もしようとしないくせに、必死で何とかしようとしている人たちの批判ばかりする」という腐ったニホン人になるのではなく、まずは自分にできること、言ってみれば、自分の心身を磨くこと、そして自分の近辺の人たちにそうした影響を与えることに精進し、それが日本国内全土に広がって(究極的には世界中に)、日本という世界、人類史上に誇るべき国家、文明を復活させましょう


※ダラダラと書き綴ってしまいましたので、僕個人の近況に関しては、後日、記します。震災の影響もあって、ようやく時間的余裕が多少、生じました。


※※民主党政権に対して、巷では「こんなはずじゃなかった」「裏切られた」「自民党政権の方がマシだった」と批判的な声が上がっていますが、個人的には、民主党政権が酷いのは当たり前で、もっと酷いと思っていただけに、思っていたよりもマシだったとすら思っています。

というのも、もっと急進的に日本を滅ぼしていう危機感さえ抱いていましたから、思っていたよりは現実的に、あるいは(良い意味で)官僚主導で政権運営しているようにすら思っています。

それこそ、数年前に大江康弘議員(民主党・当時)が、「民主党に政権交代したら3ヶ月で日本が滅びる」と言っていたほどでしたから。

もちろん、民主党政権が誕生してから、日々刻々と、日本が、日本人が溶解しつつあり、国益が損なわれ続けていますが、思っていたよりもマシだったとも思っているのです。

もちろん、一刻も早く民主党は政権を下野してもらいたいと思っていますが、今回の天災によって、「解散総選挙をしている場合ではない」というジレンマが生じています。

そして、民主党政権が酷いのではなく(酷いのは当たり前)、「こんなはずじゃなかった」「裏切られた」「自民党政権の方がマシだった」と今さら後悔しながらも、先の総選挙で「政権交代。」のスローガンに乗せられて、民主党に投票した有権者の方たちは、「民主党は酷い」と責任転嫁しないで、「民主党に『政権交代。』させてしまった私たちは酷い」と猛省して頂きたい。


それができない輩どもは、


「自分は何もしようとしないくせに、必死で何とかしようとしている人たちの批判ばかりする」


腐ったニホン人に過ぎません。