大型で猛烈な台風14号(ナンマドル)が非常に危険なコースで接近しています。沖縄・九州地方は元よりこちら中部地方でも十分な警戒が必要です。どうかご安全に。
気象庁
さてまだ台風14号が遥か南海上にあった15日(木)から知多の海へ行ってきました。すでに反時計回りの台風に引き込まれる形で南東からの湿った風が強く吹く予報が出ておりキャロロッドを用意しての釣行です。
知多アジング釣行
2022年9月15日(木)~
満潮20:21、干潮03:00、月の出20:48の中潮。
第1ポイント
釣行前夜、久しぶりにN君からコラボの誘い。強風予報の関係でポイントが限られることを納得してもらった上で彼を拾ってから知多へと車を走らせると煙突から流れる煙は予報通りに真横に流れてます。
ポイントに到着したのは21時。入りたいポイントに先行者はなし。体感風速4~7m/sで風が舞う感じの強風。
(N君が見た天気予報では2m/sの風だったらしいのだけれどどのホームページを見たのでしょうね?)
アプリに迷ったらこれ!M田推奨─SurfTideΔ
この強風ならジグ単なら1gくらいは必要かな?キャロも4gくらいのを用意して…。まずはキャロの近距離戦からスタート──遠投したら糸ふけが出るだけですしね。
ぽいっ…ポチャン
ぽよん、ぽよん…スゥー
ぽよん、ぽよん…スゥー
単調になりがちなキャロですけれど数投目で気持ちよく釣れました!
フロートに駆逐された感のあるキャロですけれど慣れもあってか自分は今でもよく使います。(21:14)
ぽよんとロッドをあおって一直線になったキャロとJHが、その直後にキャロがバックスライドしてJHに接近する事でJHがふらりフリーフォール、そしてすぐにキャロと一緒にカーブフォール。
キャロではロッドを引き込むようなアタリもよく出ますよね。ジグ単とはまた違う釣趣がキャロにはあります。(21:35)
ずっとキャロだと飽きるのでジグ単に持ち替えて。
ジグ単でも反応はあるけれど合わせが決まらずポロリ連発ッ!(21:44)
JHを0.8gにするともう何をやっているか分からない。1gなら操作できるのだけれど今度は十分に吸い込んでくれない?のか合わせがなかなか決まらない。(22:21)
こういうジレンマにまみれた状況はむしろ大好物。手を替え品を替えアレンジするのが楽しいです。
reinsぺらリンガー。テールがネクタイ状でハイアピールなもの。なかなか見かけないけど欲しい。(23:13)
潮が下がってくるにつれて魚影がどんどん薄くなってきた。
水深がなくなってきた事もあってキャロ、ジグ単ともにレンジが入り過ぎ。たまにあるアタリは強めに跳ね上げた直後のみで難度Max(00:35)
──そして25時。ここでN君がギブアップ…場所を移動したいと言うので他はもっと風が強いよと何度か念押ししてポイントを移動することにします。
第2ポイント
移動するにしても今日のこの強風下でどこへ行ったら良いのやら?最悪、このまま帰ることになっても仕方ないなぁ…と到着した第2ポイント。
ヴォォォォーーー!!!!!
会話がままならない程の暴風。先行者はもちろんなし!
キャロを目と鼻の先に投げる。構えた6フィート台のロッドが風で暴れてじっとしていられない…体感15m/sの風。参ったね、こりゃ。
それでもキャロを足元に投げてカーブフォールさせていたら何かしらの反応はあるもので…
何とか釣れました。楽しさとは別次元の変な充足感(02:26)
身を低くして安全だけは確保して。どうやらN君にも反応があったみたい(03:40)
今日の締めの1匹。ほんの足元の明暗から拾いました。(04:03)
4時に納竿と出かける前から決めていたので、本日の釣行はこれにて終了です。
釣行を終えて
いかにも知多のハイシーズンという感じ。気象条件次第では数も出せそうです
今回は潮が高かった前半では好反応。ポロリ連発で数が伸ばせなかったのは痛かったです。潮が下がってからはめっきり魚影が薄くなりましたがレンジが上ずっていて探りきれなかっただけのような気もします。
釣れたアジはサイズ・厚み・脂のりも順調。台風通過後しばらくして落ち着きを取り戻した頃が楽しみです。
──備えあれば憂いなし。お互い気をつけて過ごしましょう。