蒼蘭訣(そうらんけつ)~エターナル・ラブ~ #23 あらすじ

 

 

 

結黎けつれい觴闕しょうけつ曲水きょくすいと手分けして簫潤しょうじゅんが町中にばらまいた小蘭花しょうらんかの絵姿500枚を回収した。

結黎けつれい曲水きょくすいのことを面白がり、觴闕しょうけつは嫉妬した。

 

簫潤しょうじゅん小蘭花しょうらんかを諦めさせるため、ひどい姿で簫潤しょうじゅんと面会するという作戦を結黎けつれいは立てた。

 

東方青蒼とうほうせいそうは自らひどい化粧を小蘭花しょうらんかに施すと、とことん下品で粗暴に振る舞うよう命じた。

小蘭花しょうらんかは言われた通りにしたが、簫潤しょうじゅんは試されているのだと考え優しく振舞った。

見守っていた東方青蒼とうほうせいそうは我慢できなくなり、小蘭花しょうらんかのことを身重の妻だと言って2人の間に割り込んだ。

 

東方青蒼とうほうせいそう小蘭花しょうらんかと手をつなぎ その場を去った。

街では灯籠祭りの準備が行われていた。

小蘭花しょうらんかは化粧を直すと、東方青蒼とうほうせいそうと祭りに出かけた。

 

灯籠に願い事を書くことになり、小蘭花しょうらんかは何を書くのか東方青蒼とうほうせいそうに尋ねた。

自分の願いは水雲天すいうんてんの平定だが、それは天に願うことではなく自分で成すことだと東方青蒼とうほうせいそうは話した。

そして灯籠に書くより、自分に願いを話してみるよう言った。

 

小蘭花しょうらんかは戦をしないで欲しいと頼んだが、東方青蒼とうほうせいそう蒼鹽海そうえんかいの民のため戦は避けられないと話した。

2人はこの話をやめることにし、一緒に灯籠を空に飛ばした。

東方青蒼とうほうせいそう小蘭花しょうらんかにずっとそばにいて欲しいと願い、小蘭花しょうらんかはずっとそばにいられないけれど幸せであってほしいと願った。

 

謝惋卿しゃわんけいは、飛仙ひせん閣で10年間働き蓄えた財産で自分を身請けし、夢であった人の所に押し掛ける決意をした。

 

簫潤しょうじゅん東方青蒼とうほうせいそうを訪ね、鹿城ろくじょうを出て辺境の守りに就くと別れの挨拶をした。

 

簫潤しょうじゅん鹿城ろくじょうを出れば花朝かちょう(陰暦2月15日)に謝惋卿しゃわんけいと結婚できなくなる。

 

結黎けつれいは、簫潤しょうじゅんを引き止めるため、今までのことはテストだったのだと話した。

本当は小蘭花しょうらんか東方青蒼とうほうせいそうの妹で、簫潤しょうじゅんの対応を見て東方青蒼とうほうせいそう小蘭花しょうらんかとの婚姻を許可したと告げると、簫潤しょうじゅん鹿城ろくじょうに留まると決めた。

 

東方青蒼とうほうせいそう小蘭花しょうらんかとの結婚を喜ぶ簫潤しょうじゅんを見て謎の気持ちを味わい、これが愛なのかと考えた。

 

蒼鹽海そうえんかいとの境にいた容昊ようこう仙君は、かつて助けた仙族兵に会い陣地に招かれた。

容昊ようこう仙君は陣地にいる3000の兵を一人残らず殺させた。

 

簫潤しょうじゅん小蘭花しょうらんかと結婚しようとし、謝惋卿しゃわんけい東方青蒼とうほうせいそうに嫁ぐ気でいる。

歴劫れきごう(神仙が受ける懲罰や修行)が上手くいかないことを小蘭花しょうらんかたちが気に病んでいると、明るい様子で結黎けつれいが現れた。

 

結黎けつれいはこのまま2組の婚礼を花朝かちょうの日に挙げ、初夜にすり替えればいいのだと話した。

簫潤しょうじゅん謝惋卿しゃわんけいを殺せば、命格めいかく詩通りになる。

 

2人の歴劫れきごうを成功させるためなら何でもやると、小蘭花しょうらんか結黎けつれいの案に賛成した。

小蘭花しょうらんか謝惋卿しゃわんけいに求婚するよう東方青蒼とうほうせいそうに頼んだ。しかし東方青蒼とうほうせいそうは「偽でも本当でも私は愛した女子しか娶らぬ」と言って拒絶した。

 

 

 

 

感想

 

魔王様の施した小蘭花しょうらんかの化粧はひどかったですが、終始可愛くて口角上がりっぱなしで視聴してました。

 

簫潤しょうじゅんも可愛いですし、魔王様と小蘭花しょうらんかの恋模様も可愛いですし、曲水きょくすいのことで觴闕しょうけつは「三界一の馬鹿は私なんだろ?」と嫉妬しだすしで、みんな可愛かったです。どうなってるんですか!?

 

恐ろしい化粧をした小蘭花しょうらんかが、簫潤しょうじゅんの所に行く際、魔王様は「話すときは距離を置け、見つめるな、笑うな、人の多い所にいろ」と忠告しました。

この忠告は、裏を返すと魔王様がどっきりしてしまうシチュエーションと言うことでしょうか!?

魔王様を攻略するためには、これらのことをするのが効果的ということですか?

いいことを聞きました。

 

夫として小蘭花しょうらんか簫潤しょうじゅんの間に割って入った魔王様が、簫潤しょうじゅんには見えないのに表情も心配してそうな感じだったのが良かったです。

魔王様の後ろで膝から崩れ落ちる簫潤しょうじゅん、どや顔の魔王様。

笑いました。

 

その後の灯籠祭りデートも良かったです。

戦いは避けられないことを再確認する感じになってしまいましたが、でも最後の願い事は最高でした。

尊すぎました。

 

謎の感情に戸惑う魔王様は、”これが愛なのか”と心の中で自分に問いかけていました。

それがどの感情のことなのか定かではありませんが、大分前から魔王様の行動には愛が溢れすぎているので、それが愛だよ、と言ってあげたいです。

小蘭花しょうらんかを見つめる魔王様とか、今回も愛があふれ出ていました。

 

結黎けつれいは、花朝かちょうの日に小蘭花しょうらんか簫潤しょうじゅんと、魔王様が謝惋卿しゃわんけいとそれぞれ婚礼を挙げ初夜に入れ替えるという案を提示しました。

その後簫潤しょうじゅん謝惋卿しゃわんけいを●せば命格めいかく詩通りになると結黎けつれいは言っていますが、入れ替えが無事に済んだとして、簫潤しょうじゅんがなぜ謝惋卿しゃわんけいを殺すことになるのか、謎がいっぱいです。

 

簫潤しょうじゅんは普通にいい人だし、花嫁が入れ替わっていたからと偽の花嫁を●したりするでしょうか?

どんなサイコパス?

 

命格めいかく詩の最後の3行には「花朝に縁を結ぶも 華燭に光る剣 芳魂を断つ」と書かれており、誰が●すかは書かれていないような気がします。

だから入れ替えなどせず、普通に魔王様が謝惋卿しゃわんけいを●してもいいと思うのですが、それはダメなんでしょうか?

よくわかりません。

 

そして容昊ようこう仙君は何のために3000の兵を皆殺しにしたのか。

容昊ようこう仙君は息山神女しょくさんしんにょの命と引き換えに赤地女子せきちじょしを生き返らせようとしており、3万年かけてやっと息山神女しょくさんしんにょを見つけ出しました。

これが小蘭花しょうらんかの命を奪うための第一歩だったりするのでしょうか?

本当にやめてください。

 

最後魔王様が、偽でも本当でも小蘭花しょうらんか以外と結婚したくない と言って駄々をこねたのはきゅんとしました。

ありがとうございました。