赤い袖先 第7話 ときめく気持ち あらすじ
湯船に入ってしまったドギムは、着替えることにした。
浴場の棚には、宮女の衣が用意されているのだ。
サンはドギムの肩に「明」という文字が刻まれているのを見た。
ドギムが友人たちと栗を焼いているのを、サンはたまたま聞いていた。
自分のお慕いする方は世孫様だとドギムが話すのを聞いたサンは、駆け出し笑った。
ドギムは王妃のところでの仕事を終え、東宮に戻った。
王妃は 人の心をつかむドギムの才能を買い 残らないかと声をかけたが、ドギムは戻ることにした。
東宮に帰ってきたドギムは、庭の世話を任されることになった。
サンは庭で、ドギムに亡き父の話をした。この庭は、サンにとって亡き父との思い出の庭のようだ。
ドギムは先輩宮女のウォレと休みを取って街に出かけた。
しかしウォレは用事があると言って、ドギムを先に帰らせた。
見知らぬ男たちがウォレの後をつけていた。
ウォレは提調尚宮の姪で、翊衛司(東宮の護衛を担当する官庁)の裏切者を毒殺した実行犯であり、男たちは殺された男の親族だった。
ウォレは男たちを皆殺しにした。
ドギムは街で兄に助けられ、再会を喜んだ。
2人の父親は翊衛司の兵だったために、逆賊として亡くなっていた。
ドギムは必ず武官になるよう兄を励ました。
ドギムは提調尚宮に呼ばれ、700人の宮女のため世孫の側室になってほしいと打診された。
見習いの時、書庫に配属されたのも、解読筆写を頻繁に頼まれていたのもお妃教育の一環だった。
ドギムは宮女のままでいたいと、提調尚宮に話した。
サンは王宮の温室で採れた貴重なミカンをドギムに贈ったが、ドギムは受け取らなかった。
ドギムはサンの心を受け取らない決意を込めてミカンを受け取らず、サンにもそのことが伝わった。
サンは共にドギムたちの話を聞いた左翊衛に、ドギムが自分を慕っていると言っていたのは聞き間違いだったか確かめた。
左翊衛は、サンが去った後、ドギムの付け加えた話を教えてくれた。
ドギムは宮女の忠誠心として、世孫をお慕いしていると言っていたのだった。
王様は80歳を超え、記憶力が低下しているようであった。
提調尚宮は王様が不要と言った書を燃やすよう指示した。
その中にはドギムたちがサンの妹の郡主たちと書写した本も含まれていた。
ドギムの友・ヨンヒは、思い出の本を焼かれたくなくて燃やそうとする宮女と押し問答した。
そこにホン・ドンノが現れ、本をヨンヒに贈ってくれた。
王様はサンと魚釣りをしながら、自分が暎嬪に出会ったように、サンも心から慈しむことのできる女性を見つけるよう言った。
王様は暎嬪の子を殺し、暎嬪を生ける屍にした。
サンは王様のような愛し方はしないと心に誓った。
ドギムが兄と会っているのを、サンは目撃した。
夜、ドギムが書庫に行くとサンがいて、ドギムの全ては自分の物か尋ねた。
ドギムは“私のすべては世孫様のものではない”と答えた。
すると、サンが近づいてきて書棚に追い詰められ…?
感想
毎回、いいところで終わりますねー!引きがすごい!!
いいよっ!攻めてこう!攻めだ!!世孫様、やっちゃってー(せっぷん)!と声援を送っていたら、終わってしまいました。
前回の終わり、サンと湯船に入ってしまったドギムは、冷静に対応し、服を着替えました。
サンの方が冷静じゃなくて、外にソ尚宮一行が来た時、自分が湯船から出てドギムを湯船に浸けてたのには笑いました。
冷静に見えていたドギムも、サンの裸体が頭に焼き付いているようで、破壊力のすごさを感じました。
着替えたドギムの背中には「明」というタトゥー?が刻まれていました。
これはきっと何かの伏線ですね(当たり前)。
ソ尚宮は、障子に穴をあけて中をのぞき見し、ドギムが着替えているのを見てしまいました。
こんなの見てしまったら、事後だと思ってしまうのは私だけでしょうか?面白かったです。
ところで、この物語では、障子に穴をあけている人をよく見かけますが、これ、直すの結構大変なのでやめてください。
ピンポイントで張り替えると変になるから、結局全部張替ですよ!?
サンは「明」という文字が気になり、「明」という文字を書き続けていました。
そこにドギムたちの話が聞こえてきました。
栗を焼きながらのガールズトークで、ホン・ドンノが床上手だということや、ドギムが世孫様をお慕いしているということが明かされました。
サンの喜びようが微笑ましいです。
こんなに分かりやすく喜んでくれるといいですね。
ただ、和緩翁主をはじめとする政敵の皆さんには気づかれないようにお願いします。
それだけが、ひやひやします。
ドギムがサンの想い人だって知られたら嫌がらせの材料に使われちゃいそうで心配です。
先輩宮女のウォレさんが、かなり怖い人だと発覚。
ウォレさんに殺された兄の敵!と言って3人の男が襲い掛かってきましたが、3人と返り討ちにしました。
敵認定されたら、すぐに殺されちゃいそうで怖いです。
提調尚宮が焼くよう命じた本を、ヨンヒはもらいました。
証拠が残ってしまう!!!と、ちょっと心配です。
提調尚宮がドギムをサンの側室にしようとしていることと、これまでのウォレさんの働き考えると、今までドギムがサンと2人きりになれたのは偶然ではなくて、提調尚宮の意を受けたウォレさんがあえてやっていた、ということなんでしょうね。
ドギムが世孫様のお世話係になったのも、禁足命令を受けたサンの夜の番をドギムがしたのも、お風 呂のことも。
ドギムはサンの気持ちを分かっていて、気持ちを告げられた場合には断ることを決めていたようでした。
提調尚宮に側室になるよう言われた時も、すぐに断っていました。
宮女のままでいたいと。
何か理由があるんでしょうか?
ただ仕事が好きなだけ?
サンはドギムの気持ちを変えることができるのでしょうか?
次回が楽しみです!