尚食(しょうしょく)~美味なる恋は紫禁城で~ #1 飲食の道 あらすじ

 

 

 

永楽20年(1422年)、宮中では掌膳しょうぜん選びが行われていた。

 

皇太子・朱高熾しゅこうしの所に親征軍がアルクタイを破り皇帝陛下が凱旋するという報せが届いた。

報せを受けた皇太子妃は、すぐに皇太孫朱瞻基しゅせんきの居場所を調べるよう命じた。

 

その頃朱瞻基しゅせんきは都に向かっていたが、あいにくの悪路で思うように進むことできなかった。

 

蘇月華そげっか殷紫萍いんしへい姚子衿ようしきんの3名は掌膳しょうぜん選びの場から追い出されそうになっていた。

しかし皇帝陛下が帰還し宴が開かれ忙しくなることから、宮中に留まり手伝うことになった。

 

宮中では重陽の宴が始まった。

皇帝陛下のところには次々と料理が運ばれていくが、陛下は1口も口にせず料理を下げさせる。

 

陛下がこのまま料理を口にしなけらば、尚食しょうしょく局で働く者は皆罰を受ける。尚食しょうしょく局の者達が途方に暮れていると、兵営で開かれている慰労の宴に人員を回すようにとの要請が入った。

 

蘇月華そげっか殷紫萍いんしへいは慰労の宴の手伝いに回り、姚子衿ようしきんは宮中に残ることになった。

 

慰労の宴では鍋が足りず、料理ができない。腹を空かせた兵士たちは料理を急かしている。

 

鍋が足りないのは、光禄寺こうろくじ(皇室における膳食に関する事務を管轄)が嫌がらせをしているからであった。

 

もともと、尚食しょうしょく局は皇帝へ配膳をする係だったが、現在の尚食である孟紫澐もうしうんが配膳だけでなく調理も担当する部署にした。

 

そのことを光禄寺こうろくじは快く思っていなかった。

 

蘇月華そげっか包児飯ほうじはん(肉、生姜、ニンニクを刻み白飯に混ぜて葉で包む)を作りいち早く兵士に食事を届けた。

 

殷紫萍いんしへいは乾果店から甘栗を焼くのに使う大鍋を借りてきた。

 

どんなものならば、皇帝陛下が口にするか。宮中に残った尚食しょうしょく局の者達は頭を悩ませ、皇帝の行軍中の食事禄にも目を通したが改善策が見当たらなかった。

 

姚子衿ようしきんは、思い切って自分の考えを提案した。

 

姚子衿ようしきんの策を取り入れ料理を作ると、皇帝は次々料理を口にした。

 

 

 

感想

今日から新しくWOWOWで始まった「尚食(しょうしょく)~美味なる恋は紫禁城で~」見始めました。

 

 

 

 

まだ1話しか見ていませんが、”このドラマは危険なドラマである”ということを1話を見て実感しています。

 

何が危険かと言いますと、危険な人間関係とか危険な恋とかそういうのではなくて(そういうのも後々あるのかもしれませんが)私の食欲が危険!ということです。

 

主人公が宮中の食事を作る部署で働いているので、すっごくおいしそうな料理がてんこ盛りです。皇帝陛下も召し上がる物なので出来上がった料理の盛り付けもすごくきれいで…。

 

このドラマは毎週木曜日の20時から2話放送されることになっているのですが、我が家では20時21時台と言うと、ご飯を食べ終わってまったりしている頃です。

 

寝る時間までにはまだ時間があるので、お腹がすいたらワンチャン何か食べられてしまう時間です。

そしてこれから秋。

天高く馬肥える秋、と申します。

どういう訳か私も秋になると食欲が増進します。

そんな時間&季節に、こんな美味しそうなドラマを放送するとは…。なんと罪深い。

 

 

ドラマの内容はと申しますと、正直まだ分かりません。

 

とりあえず、物語は…。

めちゃくちゃ怖い(厳格な?)皇帝陛下がいらっしゃっいます。

そして温和な皇太子殿下がいらっしゃいます。

 

皇帝陛下は今、出征中のため宮中におらず皇太子殿下はぬくぬくと平和な生活を送っていました。

そこに皇帝陛下が戦で勝利し帰ってきました。

 

皇太子殿下は皇帝陛下が苦手。

息子(皇太孫=ヒーロー)に早く帰ってきてほしいのですが、息子は悪路のため帰ってこれず。

 

皇帝陛下は皇太子殿下が出迎えに来なかったことにご立腹。

そこに皇太子殿下の弟(たぶん、皇太子の地位を狙っている)が現れる。

 

陛下は宴に出てくる料理が気に食わず、一口も食べず下げさせる。機嫌が悪い。

皇太子殿下は気が気ではなくて冷や汗が…ネガティブ

 

そんな中、主人公が皇帝陛下の心中を察し皇帝陛下の食べられる料理を作ることに成功するのでした。

 

という感じです。

 

WOWOWの公式説明動画によりますと、「宮廷ロマンス×美食×サクセスストーリー」とのことなので、きっとこれから素敵なことがたくさん起こるのではないかと期待しております!