今年も金刀比羅宮詣で、しまなみ海道サイクリング、熊本へと行ってきました。
自分にとって春の恒例となった旅行。
【1日目】
この日の予定:金刀比羅宮(こんぴらさん)詣で→今治泊
香川県の高松空港行きの便が羽田空港朝7時45分発なので自分としては少し遅めに家を出ることが出来た。
この日は低気圧襲来で西へ行くほど荒れた天気となっていた。
下の写真で搭乗している乗客は出雲空港行きだったんだけど、引き返すかもしれないってアナウンスされていました。
後で調べたら引き返すことなく出雲空港に着いていたけど。
自分が飛行機に乗るときは可能な限り窓側に座る。
何故なら外が見られるから。
今回は雪をかぶった富士山が見たかったので進行方向左側の席を取ったんだけど、朝は日が射し込んで眩しかったりする。
尚、富士山は行き先によっては進行方向右側になるので事前確認が必要。
海ほたるを眼下に眺めながら飛行機は旋回、上昇していきます。
下の写真は江の島が見えているので神奈川県の湘南辺りか。
下の写真は小田原辺り。
右側に見えているのは箱根の山々。
富士山は箱根から近いので直ぐに見えてくるだろうと思ったけど一向に見えてこない。
なんでだ?と思ってよく見てみると眼下に怪しい雲の塊が...
富士山が雲に覆われてしまっていました。
少しだけ雪を被った富士山が確認できるね。
この雲は地上から見たらどんな感じに見えているんだ?と思ってライブカメラを検索したら下の画像の様な感じになっていた。
機内Wi-Fiってホント便利。
箱根を過ぎた辺りからは一面の雲で陸地が見えなくなってしまった。
飛行機とすれ違ったので撮ってみました。
赤丸のところを飛行機が飛んでるよ。
この直前に近い距離を飛んでいる飛行機とすれ違ったんだけど撮れなかった
外を見ていると物凄いスピードですれ違ってるのがたまにだけど見られる。
少し雲が切れたところで眼下に琵琶湖を視認。
この後は再び眼下は雲に覆われ瀬戸内海に出るまで雲が晴れなかった。
瀬戸内海を飛んでいるときに動画も撮ってみたので貼っておきます。
雲を見ているだけで楽しい。
東かがわ市辺りから四国へ入り…
高松空港に無事着陸も強風の影響でちょっと遅延。
高松空港からは琴平にある金刀比羅宮へ向かう。
空港から琴平へ直通バスが出ているが運賃2,000円だった。
以前は1,500円だった記憶があるが値上げした様だった。
急ぎという訳ではないので琴電の綾川駅経由で琴平へ向かうことにした。
綾川経由で琴平へ行けば1,000円程度で行けるからね。
お昼に食べようと思っていた讃岐うどん代をこれで節約できた笑
綾川行きのバスは成田から来るジェットスターの乗客を待ってから出発ということだった。
ジェットスターも強風の影響かLCCによくある遅延なのか分からないが10分ほど遅延して着陸。でもジェットスターの乗客は誰もこのバスには乗ってこなかったので待ち損だったよ
バスの遅延で綾川駅から当初乗る予定だった列車に乗れなくなってしまったので暫し電車を待つことになった。
綾川駅で電車を待っている間はとても寒かった
風が唸っているし雨も降りだしそうだったし。
高松空港に着いたときは日が差していたんだけどな。
琴電琴平駅に着くと雨の降りが強くなっていた。
琴電琴平駅の隣にある高灯篭。
完成は1860年で海上の船が高灯篭をこんぴらさんの目印にしていたとのこと。
琴平って10㎞くらい内陸なのにこの灯篭が海上から見えていたことに驚き。
1860年といえばジョン万次郎が咸臨丸に乗って福沢諭吉らと米国へ行った年だね。
こんぴらさんへ行く前に腹ごしらえと思っていつも立ち寄る讃岐うどん屋へ行ったら定休日だった。
定休日は火曜だろ。今日は水曜だぞ!と思って確認したらいつからか不明だが火水定休になってた
なので腹ごしらえの前に参拝を済ませる為、こんぴらさんへ。
金刀比羅宮は本殿まで785段の石段を上らなくてはならない。
その1段目がここ。
下の写真の一之坂の鳥居から大門までの間は傾斜が急。
365段の石段を上ると大門へ。
この大門手前の石段と本殿手前の石段の傾斜がキツイけどそれ以外はどうということもないと思う。
大門を潜り桜馬場へ。
桜馬場は桜が開花するととても綺麗なんだけど今年は開花前だった。
<桜が咲いているときはこんな感じ 2019年春>
神馬の月琴も健在でした
今年で19歳とのこと。
自分の写真フォルダに残っていた月琴で最も古いのがこれ。
この1年くらい前にもこんぴらさんには来ていたと思うけど写真データを消失してしまった。
5歳の頃と比べると大分変ったな
隣に居るはずのルーチェは放牧中かな⁉
こんぴらさんは海の神様を祀っているので巨大なスクリューの像が奉納されています。
少し前に載せた高灯篭を作って海上からこんぴらさんの位置を確認できるようにしたのも海の神様が理由のはず。
また、こんぴらさんと言えば代参犬の話が有名。
参詣に行けない人が犬に参詣を任せたらしく、犬は立派に勤めを果たして戻ってきたらしい。
まぁ、代参犬の話は金刀比羅宮に限ったことではないと思うけど。
旭社は以前は金堂で薬師如来などの仏像があったそう。
明治の神仏分離令→廃仏毀釈でその後、仏像はどこへ行ったか不明に…
ここまで来ると本殿までもう少し。
こんぴらさんの石段は785段だが正確には786段-1段=785段。
786だと悩むだから避けた!?
大門までの石段も365段(365日)だし、意味もなく1段下げたりしないよね。
拝殿手前の最後の石段は結構な傾斜なので息が上がる。
途中に百度石がありました。
お百度参りのときはここから石段を上がってお参りするのか…相当タフだ。
本殿まで上ってきました。
今年もまたここへお参りに来ることが出来ました。
こんぴらさん参りはちょっとした登山みたいなものなので、眺望はなかなかなものがあります。
自分は年に1度だけおみくじを引くんだけど、その1回がこんぴらさんでのもの。
今年は狗みくじが復活していたのでおみくじを引いてみたが... 詳細は後程。
おみくじを引いた後はひたすら下っていきます。
参道にある灸まんのお店でお土産に買っていきました。
この後は讃岐うどんを食べに向かう。
釜玉うどん(大 うどん2玉)を注文。
出来上がりまで10分くらい掛かると聞いて琴平発の列車に間に合うかなぁとかなり焦ったよ。
焦ったけど、うどんなので数分で平らげ店を後にし琴平駅へ。
琴平からは列車を乗り継ぎ愛媛県今治市の波止浜駅へ。
琴平から波止浜まで4時間近くかかったよ笑
波止浜駅から宿泊するホテルまで徒歩30分程度。
ホテルへ向かう途中の道筋に水路に鳥居があるので立ち寄ってみた。
この鳥居は龍神社という神社の参道にある鳥居らしい。
そしてこの龍神社近くに造船所があってGoogle Mapには<今治造船の船観覧名所>となっていてこれは何だろうと思っていたら眼前に巨大な船が。
MANHASSET QUEEN号の大きさは写真では伝わらないと思うけど近くで見ると凄い迫力だった。
船の高さ・大きさは下の写真を見れば想像できるかな⁉
Marine Trafficみたいな船の現在位置を示すサイトがあるんだけど、それで確認するとこの船は瀬戸内海でテスト航海をしているのかもね。
瀬戸内海をグルグル回っている感じ。
下のリンク先で現在位置が分かります。
Marine Traffic MANHASSET QUEEN号
この後は本日の宿泊ホテルへ。
部屋からは来島海峡大橋が望めてこれが絶景でした。
少し前に、こんぴらさんでおみくじを引いたと書いていたが、ホテルで確認しようと思っていたのでそのまま持ってきた。
先ずは御朱印。
自分はこんぴらさんと熊本の加藤神社で毎年御朱印をいただいています。
思い入れが強いのでね
こんぴらさんはコロナ以降、御朱印に直接書いてもらうのではなく既に書かれたものを渡されるようになりました。
お守りと狗みくじ。
狗みくじの封を開けるとこんな感じのマスキングテープが。
運勢は吉とのこと。
この狗みくじは…正直残念。
1年に1度しかおみくじを引かない自分にはこの狗みくじはう~んという感じ。
以前の狗みくじを知っているだけにこの新しい狗みくじは酷い。
おみくじもそうだけど、こんぴらさんを参詣してきて思うことはここ1~2年で色々と良くない方へ変わってしまって魅力が薄れてしまった。
ブログを書いていたらもやもやが再燃してきた笑
こんな感じの1日目でした。
翌日はしまなみ海道サイクリング。