今日は、プログレスチャートの太陽について。
プログレスチャートについて
プログレスチャートは「体内時計」と言われ、個人的な内面の変化を表す。
プログレスチャートの出し方は、とっても簡単。
ホロスコープソフトでプログレスを選び、生年月日などの必要事項を入力するだけ。
プログレスの太陽が示すのは、何のために生きているかという目的意識。
プログレスの太陽は、約30年間1つのサインに滞在する。
プログレスの月が表すのは、具体的な生活状況や興味の対象。
月は2年半ほどでサインを移動する。
太陽も月も、サインによって性格や興味の方向が変わる。
私は現在、たまたまプログレス太陽と月が同じ牡牛座に滞在中。
その影響で、かなり牡牛座っぽい性格になっている。
以前私のプログレス月について書いたから、よかったらチェックしてね↓
プログレス太陽が牡羊座にあった30年間の出来事
今日は、プログレス太陽の話をしたいと思う。
私のプログレス太陽を見たら、とてもわかりやすい転換点になっていた。
最初の夫と結婚した年に、プログレス太陽が牡羊座入り。
牡羊座は12星座の最初にあって、スタートを意味している。
現実的にも内面的にも人生の大きな転換点で、再出発のタイミングだった。
牡羊座のプログレス太陽は、前半の15年間が自分探しの旅と言われる。
牡羊座は、この世に生まれたばかりで手探りの状態。
直感を頼りに、あれこれチャレンジしていく特徴がある。
私もまさにその通りで、自分が今世何に取り組むべきか気になることを片っ端から試してみた。
通信教育で語学の勉強をしてみたり、手軽にできる投資にチャレンジしたり。
専業主婦だったけど、なぜか専門的なスキルを身につけたいと思っていた。
雇われて仕事をするのは、性格的に合わないとわかっていたし。
もしかしたら当時すでに、将来離婚する予感があったのかもしれない。
牡羊座のプログレス太陽は、後半の15年間で自分の可能性を現実社会の中で生かしていく。
後半に入った頃、子供たちもちょうど中高生になり手が離れ始めた。
それを機に、時々単発のアルバイトに行っていた。
アルバイトというお手軽な手段で、少しづつ社会に慣れていった気がする。
また同時期には、スピリチュアルに出会ってどっぷりはまり込んだ。
仕事にするつもりはなかったけど、私の人生には不可欠なものだと感じていた。
この期間中に、亡き夫とも再婚している。
再び新たな人生が始まって、主婦として家族と共に暮らしていくつもりだった。
衝撃的なことが起こったのは、プログレス太陽が次の牡牛座に移動する前年。
再婚した夫と思いがけず死別して、途方に暮れた。
夫が亡くなった年のサビアンシンボルは、牡羊座の最終度数30度「アヒルの池とその雛」。
自分が本来あるべき場所に戻ることを意味する。
急なお別れを惜しむ間もなく、再び自分らしい生き方を模索し始めた。
プログレス太陽が牡牛座に移動した
翌年にプログレス太陽が牡牛座にイングレスして、目指す方向性がだいぶ変わった。
牡牛座は物質的な豊かさや才能、五感を司るサイン。
プログレス太陽がある2ハウスも牡牛座に対応する場所で、財産や才能を表している。
牡牛座にある30年間は、持って生まれた才能や資質を生かして収入を得ていくことを目指す。
今私のプログレス太陽があるのは、前半の15年間。
この期間は、自分の感覚を現実世界に結びつけるのがテーマ。
私の場合プログレス月も牡牛座にあり、五感を含む感覚がとても鋭くなっている。
もともとネイタル太陽と月が、目に見えないものを司る魚座だし。
直感をよく受け取るし、私にしてはおいしいものや心地良さなどにこだわっている時期。
もちろん占いの仕事にも、共感力などの生まれ持った資質を生かしていきたいと試行錯誤中。
感覚を大切にしながら、自分らしい豊かさとは何か模索しているところ。
後半の15年間で、自分の個性を確立していく流れ。
プログレス天体のサイン移動による変化は、前後数年間かけて徐々に起こりやすい。
私のように、プログレス太陽がサイン移動する前年に夫と死別したりする。
ちょうどイングレスした年も、わかりやすいことが起こる可能性が高いけど。
自分の内面でどんな動きがあるか知りたかったら、プログレスはうってつけ。
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