このような理由 で、今夏はドイツとイギリスに行くことになった。夫が参加する種目はフィールドホッケー。アメリカではどちらかというと女子高校生のスポーツと思われているが、ヨーロッパやアジアの一部では男性の間で盛んなスポーツ。


結局、3週間も家を空けることになった。10年近く前にフリーランスになってからは、長期の旅行にはほとんどラップトップを持っていっている。旅先では通常、仕事はしないが、メールのチェックは必要。電子メールという便利なツールが出現してからは、メールチェックはフリーランスの宿命となった得意げ


で、今回も手持ちの古いラップトップを持っていこうと考えていたが、調子があまり良くなく、ついにバッテリーが充電できなくなった。新しいバッテリーを買ってもよかったが、OSも旧バージョンなので、これ以上これに投資する気にはなれなかった。このラップトップは小さいほうだけど、それでもかさばるから、空港セキュリティでの出し入れも面倒だし。


というわけで、ネットブックかタブレットPCを新しく買うことを検討した。ネットブックでもよかったが、夫がネットブックを持っているし(夫もそれを旅に持っていくし)、どうせならもっと小型化しようということで、タブレットPCを買うことにした。


タブレットPCといえば、iPadが発表されたとき、「私には必要ないな~。一生買わないだろうなぁ~」と思った。


が、結果的には私はiPadを買った。私がiPadを買ったということが、今でも信じられない(笑)。


自分でアップルの製品を買ったのは実に15年ぶりぐらい(普段ウォーキングで音楽を聴いているiPodはもらいもの)。初めて買ったパソコンはMacのPowerBook 150だった。こちらの学校で論文を書くためにパソコンが必要だったのだ。確かメモリは4MBとか8MBとかだった(笑)。というふうに、私はもともとMacユーザーだったのだが、紆余曲折があってWindowsベースのマシンに切り替えることに。この話は長くなるので、またの機会に。


今回、タブレットPCを買うにあたって、自分のニーズをリストし、それをもっとも多く満たすものを購入することにした。ニーズとは、「既存のすべてのメールアカウントでメールの送受信」、「日本語の入力・表示」、「デジカメからの写真の転送」、「なるべく小型」、「標準のファイル形式の表示、できれば編集」、「3Gとか4GとかじゃなくてWi-fiだけのワイヤレス」など。


それで最後まで、iPadにするか、OSはWindowsに近いAndroidが入っているサムスンのGalaxy Tabにするか迷った。サイズ的にはGalaxy Tabの8.9インチというのが欲しかったのだが、それがもう廃盤になるとのことで、どこのお店にも普通には置いてなかった。置いてあっても、値段が吊り上げられていたり、中古品だったりで、買う気が失せた。また、Androidでは日本語表示はできても、日本語入力はアプリを入れなくてはならないということで(でもさすがサムスン、韓国語入力は標準で入っていた)、最初から入っているiPadのほうが面倒くさくなくていいなと思った。


というわけで、予算もサイズもオーバーしてしまったが、いろいろ見て回って、聞いて回って、迷いに迷ってiPadを買った。


前置きが非常に長くなったが、持ち運びのためのケースに気に入ったものがなかったので、自作することにした。市販のものは、値段も驚くほど高いし。


昨日、よく行く近所の生地屋さんにキルティングの生地を買いに行った。驚いたことに、キルティング生地のセレクションは少なく、めぼしいものは光沢のある黒か、赤の柄物ぐらいしかなかったが、私のその他のガジェットのケースは黒ばかりなので、赤にすることにした。日本での学生時代に好きだったPINK HOUSEの柄にちょっと似ているからいいかな、と思った。


まい すぴりちゅある じゃーにぃ-MakingiPadCase1


iPadのケースを、旅行までに必ず作る! 今日の記事は、この宣言のために書いた。にひひ これから、制作の様子をちょこちょことアップしていこうと思う。