先日の土曜日はイベントフルな日だった。週末はなるべくふたりで出かけ、できるだけあまり行ったことのない場所に行こうとするのだが、この土曜日もそんな日だった。ランチのあとにウォーキングをしようと、とあるビーチへ向かった。


閑静な住宅地に路上駐車して、ビーチへのアクセスを探したのだがなかなか見つからず、また風もけっこう冷たかったので、その小さなビーチコミュニティをぶらぶらした。


そしたら、偶然にも、ここで 3番目に書いたパン屋さんの本部があった。こじんまりとした店舗だった。


中に入ると、小さくて、わりと殺風景な店内に、ローカーボパンを含むここで焼かれたパンや、お菓子やジャムが売っていた。その中に、Zero Cookiesというのがあり、よく読んでみると「Zero Net Carbs」と書いてあった。つまり、糖質ゼロのクッキーだ。ついでに、デンプンなし、砂糖なし、グルテンなし。甘味料にはエリスリトールが使われていた。どんな味か興味があったので、ローカーボのアーモンドチョコと一緒に買ってみた。クッキーは$8.50でチョコレートは$3.50。クッキーはこの手のパッケージの普通の市販のものの2倍以上で、チョコレートはゴディバレベルの高さ。高い買い物になったが、どんなものかと買ってみた。写真はコレ↓ (写真は家で撮ったので、クッキーのパッケージはすでに開いている)


まい すぴりちゅある じゃーにぃ-LowCarbSweets1


まい すぴりちゅある じゃーにぃ-LowCarbSweets2


向かいにあるスターバックスには目もくれず、ベーカリーの隣の隣にあるコーヒーショップでソイ・カプチーノを注文し、店内でこっそりゼロクッキーを試食。うーん、ジンジャースパイスが効いた程よい甘さだけど、不思議な食感。なんと言って表現したらよいかわからない。中身がもさもさしていて、甘食みたい? (でもそんなに甘くない。) 美味しくないわけじゃないだけど、なんとなくへんな後味が・・・。素敵なレシピで自作したこのマフィン のほうがずっと美味しい。というわけで、低糖質のスイーツはほとんどの場合、自作に限ると実感した瞬間であった。


原材料は何だろうと、このベーカリーのウェブサイトをチェックしたみた(→ここ )。原材料は


Ingredients: Erythritol (natural sweetener), Cereal Fiber Psyllium*, Butter, Inulin, Egg, Whey Protein Isolate, Psyllium Husk, Organic Gum Acacia, Natural Flavors, Cellulose, Sodium Bicarbonate, Natural sweeteners Red A (stevia), Reg G (stevia) and Luo Han Guo in varying proportions and Salt.


とのことで、ローカーボ食でよく使われるサイリウム(Psyllium)が入っている。あと、イヌリン、セルロース、重曹など。甘味料にはステビアも入っている。


ちなみに、チョコレートの原材料は:


Ingredients: Dry Cocoa Solids 60%, Roasted Almonds, Oligofructose*, Erythritol*, Cocoa Butter, soy Lecithin, Natural Flavors. No MSG, No Maltitol. No Sorbitol.

(ウェブサイトはここ )。


チョコレートの味は・・・甘さが足りなくていまいちだった。


というわけで、今回は話のネタに市販のローカーボ菓子を買ってみたが、結論としては、やっぱり自分で作るほうが美味しいし、安い。でも、お菓子作りをまったくしない人にとっては重宝する商品かも。ローカーボのお菓子は一般的にあまり見かけないので、この日の出会いはおもしろい出会いだった。