いつも訪問、ありがとうございます
高野山の話はまた後日するとして・・・
今日は箱根旅行の記事。
これまでの記事はこちら。
【春の箱根旅行】芦ノ湖をお守りする九頭龍神社の龍神さまと箱根の山の神さまが鎮座箱根神社
2日目の夜は、横浜へ移動し3日目。
みなとみらいから徒歩圏内で行ける神社やお寺はないか、調べて。
行ったのが・・・
横浜総鎮守。
伊勢山皇大神宮。
「関東のお伊勢さま」と親しまれている神社だそう。
ご祭神は、天照大御神。
なんとなく、「アマテラス」という言葉が心に引っかかっていたので、
なんともすごいタイミングでお参りに行くことができました
伊勢山皇大神宮の境内にある神社。
大神神社。
ご祭神は、大物主大神 (おおものぬしのおおかみ)。
奈良県の大神神社のご分霊をお祀りする神社。
杵築宮。子の大神。
ご祭神は、月讀尊(つきよみのみこと)、 須佐男命(すさのおのみこと)、 大国主命(おおくにぬしのみこと)、 住吉三柱大神(すみよしみはしらのおおかみ)。
この地区の氏神様だそう。
境内もそんなに大きくはないけれど、
街の中にひっそりとたたずむ神社で、
ふと立ち寄れる、この街の癒しスポットになっているのかもしれませんね
そして、伊勢山皇大神宮に来る途中に見つけた看板に、
「横浜成田山」の文字が
すぐそこ、という看板を頼りに行ってみることにしました。
これは完全に導かれました、私・・・。
フラフラ~っと足を進めて狭い道をくねくね。
着いたら大きなお堂が・・・
行った日は、仏教ではとても大切なお祭りの日。
「花まつり」。
お釈迦さまのご生誕をお祝いする日、ということで
各地のお寺では特別な読経もあげられるところが多い日です。
本堂の入り口外に、お釈迦さまの像が。
私の好きな言葉。
「天上天下、唯我独尊」
お釈迦さまは生まれてすぐ、東西南北にそれぞれ7歩ずつ歩き、
右手を上に、左手を下に向け、
「天上天下、唯我独尊」と言われたそうです。
意味は、
「天にも地にもただひとり、私として尊いのです」
意味を取り違えると、まったくニュアンスの違う受け取り方になりますが、
私は生まれ持ってたった一人のオンリーワンの存在。
地位、名誉、お金、生まれ育った環境など自分に何一つ加えることもなく、
このいのちこのままに尊いのだ、という意味。
人と比べて、とか何かを持っている、持っていないとかではなく、
生まれた命そのものがオンリーワンの存在であり、尊いのですよと言っているのです。
ここに、人間として生まれた
「私の幸せ」というのを見出せるのではないかと思っています。
本堂をお参りさせていただこうと中に入ると、
お寺の方から、
「もうすぐご祈祷が始まりますので、中で座ってください、どうぞ」と
案内されました。
お堂の中に椅子が並べてあり、
自由にご祈祷を見学させていただけるとのことで、
このタイミングでお参りに来たのも、何かのご縁・・・ということで、
ご祈祷を拝見させていただきました
私は、地元の愛知県犬山市にある
成田山大聖寺さんをよくお参りさせていただくのですが、
同じ宗派なので、ご祈祷のスタイルも一緒かなと思っていたのですが、
少し違っていて、それぞれのお寺のカラーがあるのだなぁと
興味深く拝見させていただきました。
少しだけ拝見して失礼しようかと思ったのですが、
護摩祈祷の炎に見とれて、結局最後まで拝見することになりました。
ご祈祷の炎って、なんだか見ていたくなる・・・。
パチパチっと時々燃える音がしたり、
炎が大きくなったり小さくなったりする姿・・・。
完全に見入ってしまいました。
時を忘れていました・・・完全に。
そして、終わったと思ったら導師の方とその周りの僧侶の方たちが本堂の外へ出て、
外のお釈迦さまの像の前で、また読経が始まりました。
きっと「花まつり」の今日だけ行われている読経なんでしょうね。
お寺の方が、
「どうぞ近くでご覧ください」
と、私たちに案内してくださりました。
私は遠くから見ていたのですが、
だんだん人が集まってきて、
最後にはこんなに多くの人が集まっていました。
こちらでも、般若心経が読まれていて、
遠くから私も一緒に、
般若心経を唱えさせていただきました
いやぁ・・・、すごい出会いでした
横浜で、お不動さんのお寺に行けたこと
偶然「花まつり」でお釈迦さまのご生誕を一緒にお祝いできたこと
横浜のお伊勢さんに行けたことだけでも、嬉しかったのに
さらにうれしい出会いがあり、感動的な一日となりました
今日はここまで。
読んでいただきありがとうございます。
今日もすてきな一日をお過ごしくださいませ