いつも訪問、ありがとうございます
明日から4月。
今日は、みそか参りの日。
日頃の感謝を込めて・・・
今日は、お遍路の記事になります。
2012年秋から2014年春にかけて、
四国八十八ヶ所の札所めぐりをしました。
目的は、主人の「42歳の厄落とし」
その目的も一ヶ寺一ヶ寺まわるごとに少しずつ変わっていきました。
お四国を回って変わった「人生観」
そのひとつひとつの経験が貴重なものとなりました。
そして、今のわたしにつながっています。
少しずつ、お遍路の話を書いていこうと思います。
前回の記事はこちら。
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そもそも、私がお遍路に行きたいと思ったきっかけは・・・。
2012年、夏・・・。
偶然本屋さんで見つけたこの本でした。
前々から行きたい気持ちはあったのですが、
四国って遠いよね・・・とか、
行ったことない場所なので、まったくの未知の世界だし。
とか、普通お遍路って歩きだよね・・・とか。
いろいろ、思考がじゃまをしてきます。
そんなときにこの本に出会いました。
この本の巻頭特集には・・・。
「週末にはクルマ遍路」
となんだか興味津々なワードが。
週末・・・、クルマ遍路。
これが、私をお遍路へ向かわせたきっかけでした。
週末だけ・・・、クルマで周れる・・・。
この特集ページには、平日は仕事の若い女子たちが
休日に区切ってお遍路をするという内容で書かれていました。
まさに、お遍路ブームのさなかの特集でした。
このように、区切り区切りで行ける時に、クルマで周るスタイル・・・。
なんか、ピーンときました
突然、ワクワクしてきて・・・、すぐに本を購入。
本屋さんから帰ってすぐ母に、
「お母さん、お遍路いこー」
と、言うと。
母は、
「行けるの 本当に。」
と言っていました。
「これ、みてー。」
と、買ってきた本を見せて、
「ね、これなら私たちにも行けるでしょ。」
と言うと。
「そうだね。 行きたいね。」
と、いうことになり、妹も誘ってみることに。
クルマで行くとなると、一人で運転は少し不安なので
妹と運転を交代しながら行けるといいなぁと思って。
妹も、いいよ〜
ということで、トントンと決まりました。
そして、すぐに旅行会社にバスツアーを申し込みました。
初回は、日帰りバスツアーでお遍路の作法など
いろいろと教えていただきたかったのです。
それから、お遍路グッズを揃えることに・・・。
白衣、袈裟、納経帳、数珠、お経本、納め札など・・・。
菅笠と金剛杖は今回は買いませんでした・・・。
金剛杖は、本州の最寄り駅まで新幹線なので、ちょっと恥ずかしい・・・
と思いましたので・・・。
家からクルマだったら、買っていました
いちおうのお遍路スタイルにはなりました・・・。
先達さんから、袈裟は、食事をする時とトイレに行く時ははずしてください・・・と言われ、
袈裟をつけるのは、仏教では正装しているという意味になるからだそう・・・。
あと、お参りしてから鐘楼の鐘をつくのは、「戻り鐘」といって、
よくないのだそうです。
山門をくぐり、手水をした後、仏さまに「来ましたよ」という
合図で鳴らすそうなので、帰りには鳴らさないとのこと。
他人に家に行く時に、初めにチャイムを鳴らすけど帰る時には鳴らさないよね・・・、
ということで、お寺でもそういう意味で鳴らすのだそうです。
こういうことも、やっぱり教えていただかないとわからないので、
本当に初回はバスツアーに参加してよかったと思いました。
写経の意味とかも、教えていただきました。
昔は、お堂の前で読経をするという習慣はなく
みな、お経を書いて納めていたのだそうです。
なので、正式には写経を納めるのがよいのだそう。
行けない家族や知り合いの方がいたら、
写経を書いて代わりに持っていって、納めるということも。
お四国八十八ヶ所の各お寺には、本堂と大師堂に写経を納める箱が設置されています。
今は、簡略スタイルなのだそうです。
時代ですね、今はお堂の前で読経するのもなかなか見かけなくなりましたよね。
お堂の前での読経も、とても丁寧な感じがしたのですが
写経を納めるのが本来・・・と聞いて、少し驚きました。
とても勉強になります。
そして、ここから私、母、妹の3人、それぞれの思いで
四国八十八ヶ所を周ります。
次回からは2回目に私たちが初めて自分たちで周った時のことを書きたいと思います。
上の写真は、75番札所、
弘法大師さまの生まれた場所、
善通寺の写真。
写っているのは、わたしです
いつも写真では笑顔でした・・・
なんか、空気が気持ちよかった・・・とても
時間のあるときに、順番に書いていきますね
今日もすてきな一日をお過ごしくださいませ