いつも訪問、ありがとうございます
今日は「春分の日」です。
昼と夜の長さが同じとされている日(実際には昼の方が少し長いようです・・・)
また、太陽が真西に沈むため、
「西の浄土」
といわれている、極楽にいらっしゃるご先祖さまと一番近づける・・・
とされているようです。
ですので、お彼岸はご先祖さまに感謝をし、
お墓参りにいかれるとよい、といわれているのでしょうね。
そして、「生きていることへの感謝」
ご先祖様の誰一人がかけても、私はこの世に存在していなかった・・・
と考えるなら、今、わたしがここに生きていることを感謝するのは
ご先祖さまなのでしょうね。
そんな毎日に・・・ありがとう
この下は、四国八十八ヶ所のお遍路をした際の記事になります。
ご興味あれば、ぜひ
2012年秋から2014年春にかけて、
四国八十八ヶ所の札所めぐりをしました。
目的は、主人の「42歳の厄落とし」
その目的も一ヶ寺一ヶ寺まわるごとに少しずつ変わっていきました。
お四国を回って変わった「人生観」
そのひとつひとつの経験が貴重なものとなりました。
そして、今のわたしにつながっています。
少しずつ、お遍路の話を書いていこうと思います。
2012年10月の記事を加筆修正してアップしています。
やっぱり最初は、「発心」の記事から。
ここからスタートを切ったので・・・。
3年間で、88の礼所を打つ。
私たちは、区切り打ちという何回かにわけて回る予定でスタート。
1回目はバスツアーで。
というのも、いろいろ本などで巡礼のマナーが書かれていますが、やはり実際に行ってみないとわからないこともたくさんあるので、初回は教えていただきながら作法を学ぼうと思い、
バスツアーを選びました。
お遍路のプロといわれている「先達(せんだつ)さん」と言われる方と共に、今回はお参りさせていただくことができました。
9月吉日。
初の四国上陸。
明石海峡大橋。
少し雲も多い日でしたが、晴れていて暑い一日でしたので、景色は最高でした
このあと、この橋を何回渡ったことだろう・・・。
渡るたびに私たちの心は少しずつ変化していきました・・・。
この橋を渡り、大鳴門橋を渡るといよいよ四国。
お遍路の旅、スタートです
1番札所「霊山寺(りょうぜんじ)」
まずは、山門で一礼。
身の引き締まる思い・・・。
本堂、大師堂とお参りを済ませ、納経所で墨書とご朱印をいただきます。
ここまで済ませると、かなり心がスーッとしていました。
1番札所だけに、「発心」の文字が。
「発心」とは、菩提を求める心、仏教に帰依しようとする心を起こすこと。
ここからが始まりという意味を込めての言葉ですね。
四国88箇所のお遍路道は四国の4つの県にまたがっていて、それぞれ徳島県が「発心」、高知県が「修行」、愛媛県が「菩提」、香川県が「涅槃」の道場と言われています。
これは、弘法大師が密教の曼荼羅の世界を投影したという思想からつけられたそうです。
今回は、3番札所「金泉寺(こんせんじ)」まで。
日帰りのツアーでしたので、一ヶ寺一ヶ寺をゆっくりお参りするというよりは淡々と回っていくという感じでした。
それでも、参拝のマナーをしっかり教えていただき、
これから自分たちだけで行く覚悟もできたので
とてもありがたかったです。
たった3ヶ寺ですが、先達さんからとてもよいお話を聞くことができました。
お札のお話しなど、また少しずつ加えていこうと思います。
次回からの旅も楽しみです
帰りは、すっかり暗くなり休日もあってか高速道路は混雑・・・。
距離が距離なので、あまり休憩もゆっくりすることができず、もう少しゆったり行きたいなぁ。
まだまだ心の修行が足りませんね・・・笑
それでは、また次回・・・。
最後に、御朱印です。
ところどころ、重ね印のお寺はお礼参りに行った際(一番札所へ)、
もう一度お参りして、押していただきました。
その際に2013年から2014年にかけて、開創1200年の記念スタンプも押していただけました。
一番札所 「霊山寺(りょうぜんじ)」
二番札所 「極楽寺(ごくらくじ)」
三番札所 「金泉寺(こんせんじ)」
次の更新は、お彼岸明けになると思います
また、お時間あればお立ち寄りいただけるとうれしいです
すてきな午後をお過ごしくださいませ