MBC月火ドラマ『ミス・リプリー』 第12話。
佳境に入ってきたわ。。。。
毎回、このドラマを見た後に思うのだけど、、、、
私は私として生まれてきてよかった~~~。
嘘つけない性格でよかった。
嘘をついたら、病気になるような人間でよかったわ。。。。
このドラマのミリを見ていてつくづくそう思う。
ま、それだけに、融通が利かないってこともあるんだけど……
10話までは、見ていても、
ミリの言動は嘘で固まっていたにも関わらず、
なぜかトントン拍子に、彼女の都合のいい方へ進んでいくのがイライラした。
彼女が人間らしい感情というか迷いと言うか、
彼女の中の純粋で善良な部分を見せた途端、
ガタガタと崩れ落ちて、坂道を転がり落ちるように急速に、
すべての歯車がかみ合わなくなってきている。
自業自得という言葉がピッタリなんだけれど、
そもそも、そういうふうにしか生きられなくなった原因はどこにあるかを考えると、
彼女の幼少期に問題があるようなんだよね。
幼少期は、自分自身より、
親の存在や影響が大きい。
すべての鍵は、ユタカの義母イファが握っているのかも。
さて、見たまま&推測を含むネタバレ。。。。
婚約式の打ち合わせの席に、
ユタカとミリが予想していなかったミョンフンが現れた。
ユタカの義母イファは、ミョンフンのプライベートな話をさせるよう仕向ける。
ミョンフンは具体的な名前を挙げずに、
愛していた人とは別れてしまったことを話す。
ミリは、いつ、何を言われるか、ハラハラな状態だ。
ユタカもまた、すでにいぶかしげな顔を担っている。
この時点で、ユタカはミリとミョンフンの仲をうっすらと疑っている様子。
急に、ユタカの父が激しく咳き込む。
苦しそうな様子に、ユタカとユタカの義母は、
両側から父の体を支えながら、
横になれるように寝室に連れて行く。
その間、ミョンフンとミリは2人きりになる。
ユタカの父はミリを気遣って、
「大丈夫だ。」と言って、ユタカに戻るよう促す。
イファも同じように言って、先にユタカを2人の居るところに戻らせる。
ミョンフンとミリは話している。
ミリはミョンフンにどういうつもりかを訊いており、
ミョンフンが自分とよりを戻したい意向があると勘違いしている。
しかし、ミョンフンは冷淡に言う。
「私が君を愛したことで、君が今のようになった。全部私の責任だ。」
ミョンフンは、元から正そうとしている。
ミリは、とにかくユタカにはミョンフンとの過去を知られたくない。
決して言わないでと頼む。
ユタカはその様子を見て、話を聞いてしまっていた。

そのユタカの後ろから、イファはユタカの様子を観察していた。
その頃、ミョンフンの母の容態が急変。
ユタカ、ミリを車で送る。
車の中でミリが明るく話しかけるが、ユタカは無反応。
ミリの家の前に到着する。
今までは車から降りて見送っていたユタカ。
この日は車を降りることなく、
名残惜しそうな顔も態度も見せず、ただ、
「おやすみ。」を言ってミリを車から降ろす。
ユタカの態度にミリは不安になる。

ミョンフンが病院に駆けつける。
医者が「長くありません。心の準備をしてください。」と言う。
ミョンフンの母、死亡。
葬儀の準備。
ミョンフンは、在りし日の母を思い出している。
ユタカの父は、イファに、
結婚の意思をマスコミに知らせた後でもあるので、
記者たちの手前、ユタカとミリを一緒に葬儀に参列させなさいと言う。
ミリは、ミョンフン母に会ったときのことを思い出している。
ユタカ、ミョンフン母の通夜に出席。
遺影を見てハッとする。
先日、ミリが会っていて、逃げるように去った後、
倒れた老女であることに気づく。
葬儀場からヒジュはミリに電話。
「どうなってるの? なんで来ないの? 知り合いじゃないの?」
ミョンフンとユタカ。
「どうして(何が原因で)亡くなったんですか?」
もともと調子が悪かったことを告げるミョンフン。
ユタカはミリから、ミョンフンの悪口を聞かされていたが、
自分も幼い頃に母を亡くした経験があり、
その悲しみを思いやって、ミョンフンを元気付けようとする。

ミリと恋愛関係にあったことを知ったはずなのに、
あからさまに嫉妬するでもなく、不思議な行動だ。。。。
ミョンフン母の葬儀場に、なぜかヒラヤマがやってくる。
その様子を見たユタカ。
以前にミリが逃げていたことを思い出す。
ヒラヤマの弔問に驚いている様子のミョンフン。
しかし、黙ったまま、見つめている。
ヒラヤマは形式どおりのお悔やみの挨拶をし、
焼香と礼を済ませ、帰りがけに、
弔問受付に、白い封筒を渡す。
「チャン・ミリから返してもらうはずのものを、
あの人(ミョンフン)からもらった。これは、返す。」
ミョンフンが動く。
「あんたの来るところじゃない。」
ヒラヤマは意外なことを言う。
ミリを愛していた。
韓国に来たのもミリのためだ。
ミョンフンのスーツの内ポケットに封筒を差し入れるヒラヤマ。
ミリはユタカに電話する。
出ない。
メッセージを残す。
ユタカはビルの屋上に一人。
ミリとミョンフン。
ミリとミョンフンの母。
そしてミリとヒラヤマ。
いろいろな場面を回想し、混乱している。
秘書から、報告を受け、白い封筒を受け取るユタカ。
封筒には、「平山武」と書いてある。
サングラスの男が空港に到着。
ユタカが店で待っている。
ミリが到着。
明るく話しかけるミリ。
以前のようにキラキラした笑顔になれないユタカ。
ミリの言うことに好意的に反応できない。
やはり信じることができない様子。
「チャン代表のお母様が亡くなったんだ。」
「一緒に弔問に行きましょう。」
「いや、もう行ってきたんだ。ごめん。」
会話が続かない。
ユタカの義母イファ、男と対面。空港でのサングラスの男のようだ。
「おひさしぶりです、奥様。
ユヒョン坊ちゃまがご結婚なさるようですね?」
イファが頼りにしている人のようだ。
そこで、イファにとってよくない報告を聞く。
イファの過去を調べている人がいる、というのだ。
それはゼッタイに知られてはならないというイファ。
ユタカとミリ。
「結婚の準備が、、、、」
「ごめん。仕事が忙しくて、今までのようには会えないんだ。」
「わかりました。大丈夫。仕事なんでしょ?」
ユタカは、ミリに疑いを感じているため、
ホテルの女性従業員2人。
話の中でミリの名前が出てくる。
たまたまミリがこれを聞いてしまう。
積まれたダンボールが何箱か外においてある。
中身はミリが表紙のホテルのパンフレット。
実は捨てられていたのだ。
ミリは、慌てて駆け出す。
ユタカ義母、とある場所に車で到着。
そこは、かつて住んでいた場所だった。
階段を上っていく。
幼い自分の子が話しかけてくる幻想。
「おかあさん、どこに行っちゃったの?」
「アメリカで、、、、、」
女の子は納得したのか奥のほうへ去っていく。
イファは、その子の名前を呼びながら追う。
すっと幻が消える。
まだ、気づいていない。
ミリとヒジュ、カフェで話す。
ミリは、ヒジュの話を聞きうろたえる。
ヒジュは、ミリに会社を辞めたことをつげ、勉強するつもりだという。
それに、あんたとはもう一緒に暮らせないと言う。

どうやら、度重なるミリの嘘、自分を陥れた好意、
つじつまが合わない行動などに愛想をつかした様子。
ユタカとチョルジンが話す。
ユタカ、ミリの幼少期の写真を持っている。
どうやら、ミリが会いたがっている母親を探しているようだ。
ミリはミョンフンの母の葬儀場にやってきた。
遺影の前に一人座るミョンフン。
申し訳なさ過ぎて、入れないミリ。
ユタカ、部屋で一人考える。

ミョンフン母の出棺の日、ユタカは出席する。
ミョンフンと近しい親戚、埋葬する。
墓の前で、生前最後の母の言葉を思い出す。
ミリ、赤いバラの花束を持ってユタカの会社を訪ねる。
ユタカはミョンフンの母の葬儀に行っていて不在。
チョルジンが応対するが、連絡を取りましょうかというと、
「いいえ、大丈夫よ。」と言う。
ミョンフンが待っている。
ユタカがやってくる。
ユタカ、思い切ってミョンフンに話す。
「お母様が亡くなる前、ミリさんと会っていました。
亡くなられたのは、それと関係がありそうです。
本当のことを教えてください。
あなたとミリさんの間には、私が思っているような関係があったんでしょうか?」
ミョンフン、一瞬ためらうと、
「知ることが重要なので…。」とユタカ。
ミョンフンが語りだす。
「私が、彼女を愛していました。とても愛していました。」
ミリとの出会いの経緯から話すミョンフン。
疑わしいことがあっても、目をつぶったり、
大学講師の話が出てきたときは、一緒に勉強したりしたこと、
思い出を話すミョンフン。
ユタカは、婚約者である自分に対して、
あまりに堂々と隠さず話すミョンフンに呆然とする。

車を停めて、海を見つめながら考え込むユタカ。
ヒジュ、育った修道院へ。
御世話になったシスターと話している最中、
お客様がきたという知らせに、シスターが応対。
ヒジュは待たされる。
やってきた“客”をヒジュは目撃する。
実は、イファが頼りにしている男だ。
ミリのところにホテルの受付女性がやってくる。
「ミリさん、会社辞めるの?」
PCで辞令が出ていることを確認すると、
ミリは怒ったように部屋を出ようとする。
その時女性上司とぶつかるが、
謝る様子は全くない。
ミリが訪れたのはミョンフンの執務室。
電話中のミョンフンに、話しかける。
ミョンフンは電話の主にことわって電話を切る。
人払いをしてミリと2人で話す。
ミリは、突然の辞令?解雇処分に文句を言う。
しかし、ミョンフンは、
ミリが何を言っても聞かない。
「理由を教えてください。」
「これは、本部長の指示なんだ。」
ミリは、ユタカが自分とミョンフンの間のことを察知したことに気づく。
呆然とホテルのプールサイドを歩くミリ。
そこに同僚の従業員がミリを探しにやってくる。

顔色を変えて、タクシーを捕まえるミリ。
最近ユタカの言動がおかしかったことを思い出す。
ユタカ、車で到着。
ミリ、カラオケBOX? クラブ?に到着。
訪ねた相手はヒラヤマ。
2人で話す。
ミリは泣きながら、膝をついてヒラヤマに哀願する。
「ユヒョンさんを愛してるの。本心よ。
お願い、過去は秘密にして。」
「愛だって?」

ヒラヤマに急を要する報告する部下。
他の部下たちは殴られ、抑えられる。
一緒にいたのはユタカの秘書。

だだっ広いところにユタカが待っている。
ヒラヤマは秘書に案内され、ユタカと対面。

ユタカ、、、、暴力団まがいの人たちまで使って、
何するの???
ミリは、東大卒業というひとつの嘘をついた。
その嘘を裏付けるためにまた嘘をつき、さらに嘘を重ねていく。
そこから、今まで得られなかった仕事、地位、名誉、お金、愛、
すべてを手に入れたかのように見えた。
でも、嘘の始まりの部分が明らかになると、
大学講師の話もなくなり、職場も辞めることになり、
かつての恋人も去り、友人も去り、、、、
手元に何も残らなくなりそうな展開。
このままミリを見放すにしては、
ユタカがヒラヤマと対面するのがおかしい気がする。
既に疑念のために笑顔になれない状態になっているのに、
すべてを知ってもユタカはミリを愛せるのか!?
ドラマだから台本どおりとはいえ、チャン・ミリめ!
私のみっきぃをこんなに暗い顔ばかりにさせおって!!!
苦悩する顔もチョアヨ~~~~。
色気が増すわ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
(ひとりごと。)
どうもドラマ視聴者は、
今までのミリがあまりにも感情が氷のようで、虚偽の姿が憎らしく、
ミリが没落するのを望んでいるようだし、
ユタカ、早く目を覚ませ~って私も思っていたんだけど、
ミリがミョンフンを切り捨てることに本当は胸を痛め、
ユタカの深い愛情に目覚めていく姿を見ると、
過去の過ちをすべてを知った上でも、
その根源はなんだったのかまでを考えて、
ミリを愛する寛大な男になって欲しいと思うようになってきた。
だって、本当のみっきぃも、
一度好きになった人を、簡単には忘れられない、捨てられない人な気がするもん。。。。。