そう簡単に信用できない。 | りんこのブログ

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午前中に、

入院していたパパが、

退院して、帰宅しました~。


経過も良好で、

問題がなかったようなので、

思ったより、早く退院できました。


実は、昨日の19時頃病院に行ったときに、

退院することは聞いたのですけど、

ここでのご報告は、

退院してからのほうがいいかな~と。



今回は、前回ほどの苦痛がなかったようですし、

動くとゼイゼイしちゃっていたのが、

自分でもなくなってると実感できているようで、

意味のある手術になってよかったです。



医師からも、心臓の動きはものすごくいいのに、

血管が狭くなっていることで、

寿命を縮めるのはもったいない、とまで言われていたものですから、

前回の苦痛が記憶に新しい時期に、決断していました。


2ヶ月間が空いたのは、

病院のベッドの空き状況と、

パパが、苦痛を忘れる時間が必要だったから。


余程の緊急事態じゃない限り、

2ヶ月は入院できない状況だってことですね。



本日、パパと同じ手術の方に、

「どんな感じでしたか?」

と聞かれたそうですけど、

「案外ラクですよ。」

と答えたそうです。


終わった人は、そうですよね?

術前に脅かしてもなんですし、

かえって、その方は安心できたかな?



ということで、ここまでは、

「パパが退院できて安心した」、というお知らせでした。








問題は、ここからです。



退院時は来なくていいよ、と言われていたので、

家で待機していましたが、

帰ってくるなり、精算についての説明が、

なんだかあやふやです。


前回の入院費が払ってなかった、と。


???


払っていなくて、よく今回入院させてもらえたなぁ?


パパにいろいろ聞いても、

2ヶ月前のことは、ハッキリ覚えてないようで、

前回と、今回の分をまとめて払ってきたとのこと。

入院時の預かり金がどうのこうの、と言うし、、、、

なんだか疑わしい。。。



「支払いは必要ないです」と言ってもらえれば有り難いけど、

やっぱり、お金のことは、うやむやになると

気分が悪いです。


前回は、私が入院時預かり金を事務員さんに渡して、

引き替えに預り証をもらい、

「コレを退院時に会計に出すんだよ」、と

パパに預り証を渡して、

退院当日、パパが自分で手続きしたはずなので、

私の記憶に「支払いは、ゼッタイ済ませた!」

というのがないのです。



一つ一つ確認していくと、


●今日は、前回と今回の入院費分をまとめて支払った。


●病院側は、前回、預かり金を受け取っているという記録があるが、

こちらが預り証を提出していないので、

そのお金との相殺ができないとのこと。


●今回の入院時には、入院準備金を予め渡していない。

(え~~~? 入院のしおりに書いてあったのに、

パパ、渡さなかったの?)


●よって、預り証があればそれがいちばん簡単に話が済むが、

紛失してしまって、手元にない場合は、

窓口にくる人が、身分証明書と印鑑を持って来い、と。


ようやく、話が飲み込めました。




はぁぁ。。。。

パパも頭がイイ人だったけど、

もう、面倒な話は無理なのかしら?



記憶を長く留めることが難しいのかしら?

……って、私も相当記憶力が落ちていますが。




計算が出来ないってことは、

いつ、どこで騙されても気づかないってことですよね。。。。


痴呆、認知証でないにしろ、

相手が悪い人ならば、

騙されかねない。。。。




早めに病院に行かなくては。


だって、病院と言えど、管理が雑な場合があって、

信用できませんもの。






グチついでに、

思い出したことを書いておきます。



ただのグチです。

長いグチです。


が、


案外、興味深いことかもしれませんよ。



でも、すごく細かいことを書くので、

文字は読みづらくしておきます。



クリニック・病院には無縁の、

超健康体の皆様、

さようなら~~~パー







別の病院のことですが、

昨年突然、ママが倒れて、

入院して、そのまま亡くなってしまった病院は、

高度先進医療が受けられる大きな病院でしたけど、

亡くなってしまったその日は、

曜日的、時間的に会計できないからというこで、

「支払いのために、窓口に来ることは可能ですか?」

と聞かれました。



そりゃ、可能かと言われたら、可能ですけど、

ママが亡くなってしまった病院に、

日にちが過ぎてから、わざわざ行く気になれません。


それに、足がないと不便なところなので、

郵送で請求書を送ってもらうよう頼みました。





すると、これがまた、

請求書が届くのが遅かった。

10日経っても来なかったんです。



平日に退院なら、

病院にいる間に計算して、金額がでますよね?

そして、支払って、退院してくると思います。


今は、電子カルテ化が進んでいるし、

日々打ち込んでいけば、

請求のほうも、

昔ほど、そう大変な作業ではないはずなんです。



私の考えでは、

ママが亡くなったのは月末最後の日。

病院は、会計をひと月ごとに区切って患者に治療費を請求する。

そして、レセプトは、月が変わって10日までの間に

計算されて、保険者に提出、医療費の請求がされる。


だから、


亡くなった翌日、

つまり1日から10日の間には、

算出がされるはず。



と、思っていました。


だから、10日経っても請求書が届かないというのは、

おかしいと思ったのです。


気づいてすぐ、

まだ、請求書が届かない、と病院に電話しました。



来なけりゃ支払わなくていいんですが、

そのときウチは、元気に退院してきたのではなくて、

亡くなってしまったので、

葬儀の費用やら、もろもろ、

支払うものがいろいろあったものですから、

金額も一体いかほどになったのか、

それによっては、どこからそれを支払うか、

頭がイタイところだったんですよね~。



一度目に電話で問い合わせたときは、

まだ、ということでした。


請求書郵送の件は、

看護師さんにお願いしたので、

そことの連絡がうまくいっていないのか、と思いました。


さらに、2日後。

二度目の問い合わせ。


やっぱりまだだということでした。



それから翌日、

「金額がお知りになりたいんですよね?

それなら、もう出ています。

○○○円です。」



ふうん。。。。

良かった。思ったよりかかってない。

助かったなぁ。


ママの死を悲しむ時間より、

こんなことばかり考えている時間。

申し訳なかったです。




でも、金額を聞いたからって、

請求書という正式なものを見るまでは、

支払うわけにはいきません。






さらに翌日また、

「請求書を請求する」電話をかけました。




「え~~~、もう請求書は出たんですが、

まだ、お宅に届いていませんか?」


「ええ、届いていません。」


「郵送の係の者に確認します。」


(???

 会計と、郵送手続きは、担当が別になってるのか!?

 それとも配達中か?)


「お願いします。患者番号は、○○○です。」





「え~、今、郵送担当のものが不在でして、、、」


あっそ。


とりあえず、郵送手続き手前までは進んでいることがわかったので、

1日2日には届くなぁって思いました。



案の定、翌日届きましたよ。





しかし、中身を見て、凍りつきました。


金額が、ビミョ~に違う。

そして、

記載されている患者名が、

ママの名前ではなく、別の人の名前になってる!!!



ど~ゆ~こと?






普段電話をかけてまで文句を言わない私ですが、

あの時は、別でした。


だって、別の患者の請求書を送るなんて、

大病院らしからぬ、

個人情報の流出ともいうべき、ありえない失態。


これを、どう問いただそうか、ものすごく憤慨していましたが、

電話では、淡々と、事態の説明を求めました。

そのほうが、この状況を重く受け止めてもらえると思って。



おそらく会計事務担当のおっちゃんが電話に出たのでしょう。


「あ~、間違えたんですよね~?

他でも連絡があったので……

送った請求書は、そちらで処分してください。」


こんな軽い言い方、ありえない!


ウチの請求書を受け取ってしまったもう一人の患者さんとご家族は、

この人のこの言い方で、

なにも疑問に思わなかったの?



しかも、請求書も原紙ではなく、コピーが入ってる。

普通は、病院の控えのほうにコピーを残すのでは?

コピーを処分しても、原紙があれば、

何度でも請求されてしまうじゃない!



原紙か否かの点を除外したとしても、

個人の良心に任せて、

こちらで処分しろと?



ウチは処分しても、

ウチに来るべき請求書が届いた別のお宅では

処分してもらったという確証が得られないじゃないか!?


(=`(∞)´=)DASH!



「処分? 回収して病院側でなんとかすべきでしょう!?」


「……、あ、それでは、お持ちいただけますか?」


「頻繁に行けないから、郵送してもらったんですけど。」


「……では、、、送ってください。」


「郵送でですか?」



冗談じゃない!

支払う義務は確かにあるけれど、

請求しているのは病院側、間違えて送ってきたのも病院側。


郵送費用なんて微々たるものだけど、

ど~して、コチラが郵送費用を負担して送らなくちゃならないの?



でも、、、ここは、ものすご~く声を低くして、



「わかりました。郵送すればいいんですね?

 相手方のものも、そうしてもらえるんですね?」


もう、おっちゃんはタジタジでした。




あとで、ダーリンからは、

「りんこ、怖ぁ~~~い!」

って言われましたけど、

当たり前です。



これでも、医療事務は一応勉強したんです。

仕事には結びついていないけど(;´▽`A``。


大きい病院ほど、仕事が分担化されているので、

計算する係、郵送する係、など分かれてて、

関連がわかっていないので、こういうことが起こるのです。


電話で話していて、

まるで、責任を他に転嫁したいようなおっちゃんの口ぶりに、

私はますます激怒したのでした。



別の人の請求書を取り違えて送付した、という単純ミスなのか、

受けた治療費の内容も間違っているのではないのか、

このままでは信用ならないと思ったので、

レセプト(診療報酬明細書)の開示も求めました。

なんなら、カルテも開示してくれないかと。


自分で解読してやる。

計算してやる。

方法は知ってるから。



レセプトやカルテの開示というキーワードにより、

おっちゃんは、責任者に代わると言い出しました。


すると、個人情報管理担当者に電話をつながれまして、

そちらの方は、私の説明を聞いて平謝りでした。


しかし、レセプトの開示については、

病院では行っていないので、社会保険庁のほうで見てくれと。

代わりに、日々の治療に使った注射・点滴などの詳細ならあるがそれでいいか、と。


とりあえず、病院側の誠意も見たかったので、

どんなのがくるかわからなかったけど、

治療に関する詳細を求めました。



まぁ、あのおっちゃんよりは、

事態を重く受け止めているようだし、

返信用封筒をすぐに送付するので、

間違えて送付した別の人宛ての請求書も、

それに入れてポストに投函してくれということだったので、


「当然、そうあるべき。」


と、私の目論見どおりになったので、

不問に処すことにしました。


ものすごく高飛車なようだけど、

こういうのは、やっぱり放置はいけません。



という感じで、

後日、返信用封筒が送られてきて、返信し、

正しい請求書の到着後、振込みで支払いました。



ママのことを最後までちゃんとお世話してくださった

医師の先生、看護師さんにはとても感謝していますが、

大病院であっても、

事務方はボロボロな点があったこと、

たぶんずっと忘れません。







病院での費用についても、

計算ミスってあるのです。



まず、医療保険のしくみはこうです。


被保険者(被保険者証の交付を受けている加入者)は、

保険者(医療保険を運営している団体)に、

保険料を支払うことで、保険証を交付して貰います。


病気になった時、医療機関で診療行為を受け、

それにかかった医療費に対する一部負担金を支払います。

一部負担金というのは、保険でまかなわれる以外の金額です。

サラリーマンなら大抵の場合、外来3割負担ですよね?

では、残りの7割はどうなっているのか?


これは、クリニックや病院など、保険医療を行っている医療機関の場合、

保険者に一部負担金を除いた医療費を請求するのです。


そして、保険者は、医療機関からの請求に対して、

その診療が正当なものであるかどうかチェックをして、

医療機関に支払います。



この流れのなかで、、

被保険者に対しての一部負担金の会計と、

保険者への請求をするのが、

医療機関の事務員なのです。



治療や検査の一つ一つに点数がついているので、

それを元に計算されますが、

患者本人がどんな健康保険に加入しているか、

あとは、病院が地方自治体にどのように登録・申告しているかによって、

同じ病気で同じ治療・手術を受けても、

病院の違いで金額が変わります。



そして、病気によっては、

いろいろな加算料とか、指導料があること、

初診・再診の別、

外来・入院の別、

医科か歯科か、

平日か休日か、

夜間扱いかどうか、

患者の年齢、

患部の面積などや、

保険がきくもの、きかないものetc。。。

とてもここでは説明できないくらいの

いろいろな条件を加味して、

治療費が算定されます。



そういった細かいところを事務の人が

カンペキに押さえているかどうかで

金額が変わってくるのです。


また、水増しなどの不当な請求もありうるので、

医療機関が請求したそのままを信じて、

保険者が医療費を支払うことはありません。

チェック機構があります。

したがって、患者の立場の被保険者が、

過不足なく一部負担金を支払うことになります。



金額が違ったという場合、

およそひと月の遅れでわかります。



金額の誤差が多ければ、

電話で自宅に電話が来たりします。

そうでなければ、次回のときに相殺されたりします。



しかし、これも、

細かいところは「法律」によっても変わりますし、

診療報酬点数の変更によっても変わります。




まぁ、勉強してみると面白いものです。

外来で診察を受けても、

入院しても、

一つ一つが価格に結びついていることを意識します。

(仕事でやるには、本当に面倒くさいと思います)



外来にかかった時に

薬だけもらって帰っても、

医師と面談して薬をもらって帰っても、

基本、料金は同じなのです。



待たされる時間は変わりますけど、

専門家の意見を聞くチャンスですので、

質問はどんどんしちゃいましょう。


その部分はタダです。


でも、一筆書いてもらうと料金が発生するかも知れません。

それも、保険がきかないこともあるかも。





事務の話からは反れますが、


患者の質問に対して、

きちんと説明をしてくれる医師は“いい医師”です。


いまや、インフォームドコンセントは当たり前。

セカンドオピニオンも定着しています。





生きている限り、

病院とは全く無縁で過ごせたら幸運ですが、

自分は縁がなくても、

家族は縁があるかもしれないですよね?


よくわからないので、言われるがままになりそうですが、

病気についても、治療費についても、ちゃんと調べましょう。



自力では無理なら、

病気のことは医師に、

治療費のことは事務の人に質問しましょう。


彼らには、説明責任があるので、

拒否されることは、まずありません。



もし拒否されるようなら、

そんな病院は、転院することをお勧めします。






ここまで、お付き合い下さった皆様、

お疲れさまでした。





ど~して、パパの退院報告をするつもりが、

こんなことを、ここまで詳しく書いてしまったのかしら?

あ、パパの支払い状況が???だったからね?




カラダの不調は少し改善されて、めでたしめでたしだけど、

細かいことを忘れてしまうあたりは、

パパが認知症になっていないかどうか、

そこを日々気をつけなくちゃいけないね(><;)。