思い出してしまう。。。息が止まりそうになった日 | りんこのブログ

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8月初旬から、

東方神起のことがニュースに上がるたびに、

気になっちゃって、

振り回されてばっかりだなぁ。。。


どうしても、いい話はちょこっとで、

またか。。。とか、う~ん、、と唸ってしまう話ばかり。




うら若き乙女じゃあるまいし、

いい加減にしろって、言われそう。。。(^o^;)



芸能人と事務所の摩擦の話は、

何も今始まったことじゃないし、東方神起だけの話でもない。

韓国でもあるけど、

日本でもやっぱりある。


今日は、直接にはトンの話じゃないから、

トンペンさんは興味ないかもね。


でも、私の中では、

トンと密接に関わってて、、、、


5年以上前のことで、、、

私の記憶で書くから、

少し、、、ニュアンスとか、時期が違っているかもしれない。

大体の話として読んでね。



トンにハマる前から好きだった、

私の大事な彼、米倉利紀さん=ヨネも、

順調に活動しているかと思ったら、

2003年の10月に突然事務所から解雇された。

確か、ヨネの誕生日直前のことだったから、

10月で間違っていないと思う。




あの時も、胸が痛かったなぁ。

まぁ、私たちファンにしてみれば「突然」のことであって、

本人にしてみれば、ある程度の期間悩んだ話だったのだろうと思う。



今以上に情報がなくて、

ファンクラブのHPにも文面が載った気がするけど、

当時は、PCを触れない人も今よりたくさんいたから、

たしか、事務所からは郵送でも通知が届いて、

解雇に至る経緯を説明されたよ。


だけど、

そのときヨネは特に反論しなくて、、、

どのくらいの日にちが経ったか、、、新しいHPが立ち上がって、

「誰のどんな話を信じるかは人それぞれだ」、っていうような感じのことが、

書かれていたって記憶してる。

それが歯がゆくて、むしゃくしゃした。



彼は、どうにもならないものには執着しない人だから、

そこに至るまでの間、すごく、すごく悩んで、

譲れるところまでは譲ったんだろうと思うけど、

決定的な考えの違いで、結局事務所から去ることになったんだ。


事務所側の意見としては、

「働かない者に対してお金は支払えない」ってかんじで、

ヨネの主張としては、

「一年の半分はNYで過ごす」っていういう条件を出したみたいだった。


彼にとっては、創作活動をするのに必要な環境と時間だったから、

それを主張したみたいだったけど、

事務所側は、爆発的に売れるわけでもない彼の主張を

簡単には聞き入れられなかったのかも。。。。

ここは、私の解釈だからね。

私も、イチイチ、情報にかぶりついたり、

出待ち入待ちするほどの追っかけファンではなかったから、

本当に寝耳に水状態で、何がなんだかわからなかったんだけど、

解雇される2ヶ月前、

ちょうど、今ぐらいの時期に、夏のライブがあったんだ。



私が大好きになって、追いかけるようになってから、

それより前からかもしれないけど、

その頃の彼の一年は、まるで判で押したようにきっちりしてて、

春のホールツアー、夏のライブハウスツアーという大きな軸があって、、、

レコーティングはNYで行うから、一年の半分はNY暮らし。

ツアー中にファンの集いをやって、

夏のライブツアーが終わるとフラッと旅に出る。

勿論家族サービスで、ご両親やお姉さん家族なんかも旅行に連れて行く。


日本にいるときは、時間があれば、たまには実家に帰るときもあるし、

日本でもNYでも、CDやDVDはまとめて買って、ものすごい量を鑑賞する。

ルックスからして、モテそうで、、、、スゴイ遊び人か?

と思いきや、そうでもないみたいだし、

生活もちゃんとしてるようだし、

Diaryもかなり頻繁に更新するマメ男くんな一面も。


いつでもどこでも、出先で何も持っていないときに

フワッとメロディーが浮かんじゃったら、

自分のウチに電話をかけて、留守録に鼻歌を入れちゃって、

あとで曲に仕上げる。

そんな人だった。


今は、、、ちょっと変わったかな?


普通は、アルバムを出してからツアーをするでしょ~?

彼も春のホールツアーはそうだった。

夏は、いろいろコンセプトを考えてやってた。



2003年の夏のライブは、

前代未聞ともいえるライブだったんだよ。


なぜって、スタンディングライブで、、、

しかも、披露される曲は、

すべて未発表音源のものばかり。

ものすごい冒険だったと思う。



だって、来ているファンも、

ほとんどの曲が、一度も聴いたことのない曲ばかりなんだもの!

中には、他の歌手に提供した曲なんかもあって、それを歌ったりもしたけどね。


でも、思い切って彼はやっちゃった。

そして、ライブの後半あたりでこう言った。

「今日はどうなることかと思ったけど、ど~ですか、楽しんでますか~?

 今日歌ってる曲たちは、リリース予定は全くないんですけどね~。」



そのときは「へぇ??? そうなんだ」ぐらいで、

それ以上、なんとも思わなかった。

曲作りにスランプを感じたことがないって言ってたから、

彼の場合は、いつでもどこでも思いつくから、

ストックが有り余ってるのかと思ってた。



そのときのライブは、私が参加できる範囲で、名古屋で3日間。

すべて通ったよ。

最初の2日は一人で行って、最後の日は、

一度もヨネの曲を聴いたことがない、

ヨネのことを名前すらもほとんど知らない、

職友オンニと、

今も仲良しのユノペンオンニと3人で一緒に行った。



実は、すごく心配だった。

誰でも、万人にウケるタイプの歌手じゃないから。



幸いというか、名古屋最終日は、

異常な盛り上がりで、

トンのコンサートでは考えられないけど、

ライブハウスだと規模が小さくなるから、

ファンともすごく近いし、

ヨネは、ファンをすごくいじるんだよ。

ファンもまた、友達のように話しかけるんだ~。

そのときも、ファン側の一人、、、、

名前はクロカワさんだったか、クロダさんだったか、

ものすごくいじられて、

おなかがよじれるほど笑ったんだ~。


あれは、あの楽しさは、あの日あの時、

名古屋最終日に参加してた人でないとわからない。



ファンをどういじったのか、内容は忘れちゃったけど、

すっごく楽しかったことだけは記憶してる。


家に帰って、すぐにその当時のHPの掲示板に

ハプニングがあって、

ものすごく面白かったってことだけは書き込んだもん。


セトリは絶対掲載不可。

そんなの常識。

そんなことしたら、退会させられちゃうし。

ま、初めて聴く未発表音源だから、

メモでも取らない限り、

すべての曲のタイトルを覚えて帰ることは無理だったしね。



で、あまりに楽しい3日間だったし、

さすがに3日も立て続けに通うと、

初めての曲も記憶として定着していって、、、

ずっと余韻に酔いしれてて、

メディアが手元にないからこそ、

何度も記憶の中の彼の歌を忘れまいと思ってた。


その後、FCから発売されたDVDは、

当然入手したよ。

だって、正式リリースは無いって言ってたんだもん。



そして、、、10月に解雇の知らせを知るまで、

これっぽっちも、ヨネがそんなに苦しい状況にいただなんて

思わなかったの。



見慣れたファンクラブ事務局からの封筒。

何かまたイベントかなぁなんて気軽に開封して、、、

通知を見たら、、、


息ができなくなって、、、

私のなかの時間が止まったよ。



信じられなかった。

信じたくなかった。



それまでも、デビュー当初から在籍していたレコード会社を

10年目を迎えるころに去らなければならなくて、

愛着があったから、なんか淋しくて、、、

だけど、このときはまだよかった。


彼の活動のスタイルは変わらなかったから。




でも、2003年の10月は、

それこそ彼の活動をぜ~んぶひっくり返されるくらいの衝撃。


一度に、なんにもなくなったんだもん。


すごく悲しくて、心が騒いで、

何とかならないかと思ったりしたけど、

もう私たちの手元に通知が来たときは、

すべてが終わった後。

The End.



誠意を持って対応しますってことで、

ファンクラブ会費を、それぞれの加入月に応じて返金します

ってことになってて、、、

郵便小為替が送られてきたかな。


私は、年明け更新だったから、

本当に大した額でもなかったし、

納得できなくて、信じたくなかったしで、

結局、換金せずに終わったよ。



ポッカリ胸に開いてしまった穴。


でも、、、、

私が見込んだ彼だから、

大丈夫。

もし、また再び這い上がってきて、

ステージに立てるようにならなかったら、

そのときは忘れてしまおう。。。。



そんなふうに思いながら過ごしていて、、、、

そんなときにちょうど入り込んできたのが、

東方神起だったんだ。


今は、元通りの感じじゃないけど、

彼らしく復活してて、

やっぱり、ただでは転ばない人だって思う。

何か、強さを身につけて立ち上がってくる。

気長に待っててよかった。



だから、今現在の東方神起の事態は、

あのときのヨネと同じ状況ってわけではないけど、

事務所ともめてるっていう一点で、

それが思い出されて、

万が一を憂慮させられて、、、



大丈夫、大丈夫。


って思うようにしていても、

自分の身の回りのことが上手く行かないときは、

彼らに関することまでも、否定的な気持ちになっちゃって、

一気に落ちて、すごく悲しい気持ちになるんだ。


信じてる、って言葉を使うときは、

本当はまだ信じてない。

信じきれてない。


いいことも、よくないことも

すべて知った上で、

彼らのことを見守っていたい。


6年前、ヨネの復活を願った時のように。