調子がおかしい日だったなぁ。
起きる時刻がちがうと、一日のリズムが狂っちゃう。
でもおかしかったのは私だけじゃなくて、
家族全員が揃って朝寝坊だったんだ~。
そういう日だったんだな~きっと。
だから、ブランチだったんだけど、
そんな時間になってしまったからこそ、
偶然見た日本のテレビ。
一見して昔の番組だとわかるんだけど、
ある意味新鮮で、このメンバーを揃えたのは
すごいなって思っちゃった。
見たのは、「源氏物語千年紀」。
あ~、懐かしい。
源氏物語って、日本で教育を受けたら、
中学、高校で必ず一度は勉強するよね?
千年以上前に書かれた紫式部作といわれる長編物語。
未だにこの物語の研究をしている国文学者も
相当数いるはずだから、
いかに素晴らしい出来だったかが窺える。
高校時代の国語の先生は、
漫画の「あさきゆめみし」を勧めてくれたよ。
よく出来てるって、そのときは言ってた。
はい、先生のおっしゃるとおり、
素直にその漫画を読みましたよ~。
友達に借りて!
おかげで、高校時代の源氏物語のあたりは、
高得点だった。
大和和紀さん作だったと記憶してるけど、
合ってる?
っていうか、今でも売ってる?
しかし、私は学生時代、
この源氏物語のゼミで単位を落としたさ!
だって、試験では、たったの2問しかなくて、
0点か50点か100点か、だったんだもん。
教授、ひどいよね。
落とすための試験だったんだな~、きっと。
ま、そんな話はさておき、、、
今日見たドラマは、豪華キャストだったなぁ。
途中から見たけど、確かこんなキャストだったよ。
光君……東山紀之
中宮(藤壺)……大原麗子
葵の上……竹下景子
六条御息所……長山藍子
朧月夜……岸本加世子
末摘花……泉ピン子
明石の君……古手川裕子
明石入道……藤岡琢也
入道の妻……香川京子
桐壺帝……丹波哲郎
朱雀帝……三田村邦彦
葵上の母……若尾文子
紫式部……三田佳子
名前の字は合ってるかなぁ?
役名はわからなかったけど、
赤木春恵、東てる美、山岡久乃も出てた。
みんなかなり若かった!
今ではお亡くなりになっている方も多いわね。
なるほど、適役!
っていう気もしたわ。
でも、それより、、、
この名前を眺めていると、
「渡る世間は鬼ばかり」が思い浮かぶ……。
あとで新聞の番組欄を見たら、
橋田壽賀子さんの名前が……。
プロデューサーも石井ふく子さんで。。。
どおりで!
メンツも、セリフが長いのも納得だわ。
明日、続きの放送をやる予定らしいわ。
紫の上が子供の状態だったので、
誰が演じるのかがちょっと知りたい。
今日の放送は、明石の君と契りを結んで幸せいっぱい……
そこへ帝のお許しが出て京に戻る。
ってところで終わったから、
これから、光君の全盛期になるところだね。
そうそう、道長が紫式部に、早く物語の続きを書けって感じで、
声の出演だけだったんだけど、
その道長は、石坂浩二だった。
やっぱり、橋田メンバー。
しかし、セットは当時はアレでよかったんか~?
みたいな、セットとあからさまにわかるもので、
予算がなかったんだな~って感じだった。
衣装にお金がかかっていそうだったから、
仕方が無いか。。。
番組の最後に字幕で出たの。
「1991年12月27日に放送されたものです」って。
はぁ~~~~、今の高校生の方が生まれたか、
生まれてないかってくらい昔の話だったのね~~。
トンのメンバーから光君を選ぶなら、
誰が適役かしらね?
そんなことを妄想したりしちゃったわ。