こんにちは。

札幌 整理収納アドバイザー 寺嶋恭子です。


私の洋服の整理収納が進んでいるせいか、講座受講者の方から「洋服の枚数が少ない」というお話もいただくことがあります。

(私は、洋服の枚数が少ないことが良いと思っているのではなく、着る服を取り出しやすく しまいやすい収納を目指したら、結果的に枚数が少なくなったのです。)



でも、実は若い頃の「きもの」は、まだ残っています。

私のきものは、亡くなった母が買ってくれたものです。

ですから、私にとっては母の思い出のものでもあります。

そこで、手放す決心にはやや時間がかかっているのです。

今は、一つ一つ自分の自分の気持ちと向き合いながらゆっくり整理しています。



そんな中、今回思い切って 1枚の着物を手放すことにしました。

小紋のきものを1枚お嫁に出すのです
(他の方に着ていただくことにしました)

きもの青

 



そして更に、このきものは まだ一度も着ていません。

なぜって・・・合わせる帯がないのです。(あちゃ~)


皆さんの中にも思い当たる方 いませんか?

例えば、洋服も・・・ボトムスとトップスを別々に買っていたら上手くコーディネート出来ない➡着なくなった・・など。


私の母は、きものと帯をバラバラに買って・・・結局 〇〇年経っても しつけがついたまま・・まだ着ていない・・・(>_<) のです!


さらに私も、高価なきもを着て汚してしまうのがもったいないから・・・と、自分の子供が小さいうちはきものを着ていなかった・・・こんなことが重なって、しつけの付いたままのきものが残っているのです。

今になって、「何がもったいない?」・・本末転倒だった

きものを着て楽しめばよかったと 痛感しています。




今回、このきものにあう帯を持っていて、このきものを必ず着てくれる方に譲ることにしました。

「必ず着てくれる 」・・・こう 思えることはとても気持ちよくきものを手放す・・・いえいえ・・・今回は

「きものをお嫁に出す」 ことが出来ます。



決心して・・・実はホッとしました。

使わない罪悪感から逃れることができます。



そして、そして・・・

次に

今の自分の年齢にあったきものを買います


一つ手放して、一つ買う


「1つ買う時は、1つ手放す」

これが今の私のモノの買い方です。



いつまでも 昔の価値に縛られているより、

この先の未来を 

私はワクワクしながら過ごしたい ・・・こう思います。



最後まで読んでいただきありがとうございました。