
産婦人科での話です


予約して行ったんですが、何事かあったみたいで凄い時間待たされてました




待合室には『お腹の大きな妊婦さん』『流産が告げられたような泣いてる妊婦さん』『避妊治療でご夫婦できてるみたいな方』『妊娠確認で来てるっぽい妊婦さん』…もぉ待ち時間長すぎて、ソファーもギューギューで色んな会話が聞こえてきました


そんな中で気になる会話が


失礼ながら、真横の会話だったのでハッキリ聞こえてきました




金髪若者2人組。成人になるかならないかぐらいのギャルでした


A子『また出来ちゃった~




B子『いいじゃん





私はこの日、流産したてで子宮の中をキレイにしてもらう為の診察に来てたので…耳を疑う会話でした

続けて書きますと…
A子『父親の名前だれにしようかなあ~





B子『いいよ



って2人組はトイレに向かい、用紙をピラピラさせながら戻ってきまして、また私の隣に座りました




A子『ここに居る人って母親とかになりたいのかな~。頭おかしいんじゃないの


B子『子ども欲しくてHしてんのかな~


って笑いながら言い放ったのです










前日に流産し、体の水分が無くなるほど泣いた翌日の事で頭がボーーーっとしておりましたが、腹立たしいというか、同じ女と思うと情けなく、苛立ちを覚えました

そして2人組が笑いながら話してると、前に座っていた20代の女性が急に立ち上がり2人組に向かって『あなたたちが死ねばいいのよ





2人組は
『なにすんの







20代の女性は2人組が去った後座り込んでいっぱい泣いてました






ギューギューの待合室だったので沢山の方々が2人組の会話を聞いてたみたいで、女性に拍手が起こりました


女性の一番近くにいた私にご主人が『何があったんでしょう』と聞いてこられたので、そのまんま話しました

奥様は勇敢な誠実な方だと話をしました。
ご主人がおっしゃるには、とてつもなく赤ちゃんが欲しくて何回もチャレンジしたけど出来なくて、妊娠出来ても流産を繰り返し、この日『切迫流産』を言われたばかりだったらしいのです

それを聞くと更に、2人組が許せなくなり、奥様の気持ちがチクチクしました


改めて『産婦人科』って所は、色んな思いがいっぱい詰まったところだと思いました

『赤ちゃんがいて幸せ



改めて感じた『貴重過ぎる命

まだ産まれてませんが…ベビ子の事は、人生かけて守らなきゃって思いました

妊娠出来た事…
無事に後期を迎えようとしてる事…
ジワジワジワジワ有り難さが湧いてきます
