先日、お世話になっている方から手作りの柚子胡椒をいただきました。
柚子胡椒といえば、青柚子と青唐辛子で作られているイメージでしたが
こちらは熟して香りや果汁が豊富になった黄柚子と赤唐辛子で作った柚子胡椒です。
蓋を開けた瞬間に広がる柚子の香りが、たまりません♡
初めて柚子胡椒を知った時は「胡椒はどこ?」と思ったことを覚えていますが
九州の一部では唐辛子のことを“胡椒“と呼んでいるのだそうです。
九州発祥と言われている調味料なので、納得ですね!
カブ煮と一緒に食べようか
鶏肉を焼いて食べようか
それともカルパッチョ風にしたホタテと食べようか…
悩んだ末に、冷蔵庫に少し残っていた大根を煮込んでみました。
柚子胡椒がアクセントとなり、お箸が止まりません!
手作りの調味料を一つ取り入れただけで
とても丁寧な暮らしをしているようで幸せでした^^
(いただきものなのですが笑)
お世話になっている方が「お味噌汁に入れても美味しいよ」と教えてくださったので、さっそく実践。
唐辛子も入っているので身体が温まるし
美味しすぎて手放せなくなってしまいました笑
薬膳では
柚子の皮は身体を温めて、胃腸の働きをサポート&消化吸収を助けてくれる食材と考えられています。
(実の部分は身体を冷やします)
柚子の皮を調理するとき、香りに癒されてスーッと心地良い気分になりませんか?
私は毎回「いい香り~」と口元が緩んでしまいます。
このような香りがよいものは氣の流れを良くしてくれるので
寒さの影響で巡りが悪くなり、気持ちが悶々としてしまいがちな冬にぴったりです。
柚子胡椒が手元にあれば、手軽に冬の季節に合わせた贅沢な薬膳一品ができるので、ぜひ食卓に取り入れてみてくださいね。
きっと「薬膳ってなんだろう?」と思われた方もいらっしゃると思うので
薬膳についてはまた後日、改めてご紹介できたらと思います。
ここ数年は気候の変化がすごいですが
季節の特徴を知り、四季を感じながら毎日のお食事を楽しみましょう♪