今年も無病息災を願って。
小さい頃は苦手だった野草たち。
漢方と出会い、その意味を知って初めて食べるようになりました。
年末年始の疲れた胃腸を労わってくれる春の七草。
・せり
独特の香りが食欲をそそりますね。
消化促進に良いとされ、解熱効果もあるといわれています。
・なずな
「ぺんぺん草」と呼ばれ、胃腸の不調やむくみによいといわれています。
昔は冬の貴重な青菜として、よく食べられていたそうです。
・ごぎょう
「ハハコグサ(母子草)」と呼ばれ、のどの不調や咳を和らげてくれると知られている薬草です。
・はこべら
「はこべ」と呼ばれ、昔から腹痛薬として使われていました。
乾燥させて塩と混ぜて歯磨き粉にすると、歯槽膿漏にも良いといわれています。
・ほとけのざ
胃腸を整えてくれます。
・すずな
カブの別名で、胃腸の消化を助けてくれます。
・すずしろ
ダイコンの別名で、豊富な食物繊維や消化酵素で胃腸の調子を良くしてくれます。
今年はシンプルに、たくあんと梅干しで。
新春の若草からいただいたエネルギーで、冬の寒さを乗り越えましょう。