The real life of Australia



たくさんの人生を知ることで

多くの選択肢を得ることが出来る。


オーストラリアで暮らす人たちへのインタビューブログ。

ほらね、少し近くに感じれる。


ねっ!おいでよ、オーストラリア。


空がすごくキレイだよ。




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Mami ☆ 28歳 ❷



砂央里

じゃあ、恋バナを終えたところで、オーストラリアに留学しようと思ったキッカケから聞いてもいい?

なんでオーストラリアを選んだの?



MAMI

オーストラリアは安全な国だよって色んな人から聞いて留学に対して安心感を持てたんだよね。

英語が話せないならアメリカよりもオーストラリアに行ったほうがいいよとも言われたの。

留学エージェントの人からの強いススメもあってオーストラリア(以下AU)に決めたの。



砂央里

AUに来たのは26歳だよね?

いつ頃から留学は考えてた?



MAMI

留学したいなぁって思ったのは20歳の頃。

海外に対しての好奇心が旺盛だったし、英語話せたらカッコイイなぁって感じで思ったんだよね。

でも、すぐには実現できなかった。

仕事も始めたばかりで、簡単に辞めることはできなかったから。



砂央里

日本ではどんな仕事をしてたの?



MAMI

ホスピタリティの仕事をやってたの。

ホテルの受付や事務。サービス業だね。

でも、海外に行きたい気持ちが強くなって辞めたんだ。

その収入だけじゃ時間がかかるって思って、水商売をするようになったの。



砂央里

もしも、答えたくなかったら答えないでいいし、書かれたら嫌だったら書かないからね。

ねぇ、水商売ってどんなこと?どんな仕事?



MAMI

大丈夫だよ。

その仕事にも誇りを持ってやってたから。

あのね、ホステスの仕事ね。

キャバクラとかクラブ、あとは外国人クラブでも働いてたよ。



砂央里

外国人クラブって何?



MAMI

台湾人の女の子しか居ないクラブ。

フィリピンパブの台湾版みたいな感じ。



砂央里

そうなんだ~。そういう場所があるの知らなかった。

私は外国人のクラブには行ったことないなぁ。

キャバクラとクラブは男の子の友達とよく行ってた時期がある。

楽しいんだよね、キレイな女の人に囲まれて。

それに話も上手な人多いじゃない?

男の子っていいなぁ~って思う(笑)



MAMI

あはは。

そうなんだよね。さおみたいな女の子のお客さんも来るんだよ。

会社の上司と来ましたとか、男の子の友達に連れて来てもらったよとか。



砂央里

楽しんだよね!

私は付き合ってた昔の彼にも言ったことあるもん。

彼に「今から、友達とみんなでクラブ行ってくるね」って言われて「どっちのクラブ?」「銀座のクラブだよ」って。

「それなら私も行きたい」って言ったの。

彼も「うん。行きたいならいいけど。友達に聞いてみるね」って、その場で友達に電話して聞いてくれたのね。

そしたら彼の友達に断られたの!

「なんで?」って聞いたら「俺はお前らと違って、オープンじゃないんだ!彼女に内緒で行くから、さおりが居てバレたらヤバいんだよ」って言われたから「なんだよソレ~!じゃあ、行くなよ~」って言い返したけど。



MAMI

それおかしいってば(笑)

普通はクラブやキャバクラに付き合ってる彼と一緒に行かないよ!



砂央里

そうなの?

でも、別に他の女の子と話してるところが見たいわけじゃないんだよ(笑)

なんか、恋人には私とも男の子友達みたいな感じで遊んで欲しいわけ。

兄弟みたいな、親友みたいな感じな関係で居たいの。

それに私自身が男の子の遊びの方が好きなんだよね。

車とかの話も好きだし…ってごめん、話ずれちゃった!!



MAMI

いいよいいよ(笑)



砂央里

すみません、インタビュアーとして失格だわ!!

じゃ、話戻しまして(笑)

最初の仕事を辞めるときは不安はなかった?



MAMI

全く無かった。

むしろ、この先、日本にずっと居るって考えた方が不安だったの。

日本に居ても何も見つからない気がして。

それなら海外に行ったほうがいいと思ったのね。

何も見つからなくてもいい、外出たほうがいい。

じゃあ、出ちゃおう!って。

そう決めてからは、水商売の仕事もメリハリつけてできたね。

目標があったから頑張れたし、お客さんも良い人ばかりで応援してくれたの。



砂央里

うんうん。目標があるときって人は強いよね。

まっすぐに進んでるときって色んなことがクリアに見える力がある気がする。

まーちゃんは、オーストラリアには何のビザで来たの?



MAMI

学生ビザを1年取ってきたの。

最初はジェネラルコース。

働くことは考えてなかったのね。

1年で英語をマスターしようっ!って決めて来たから。




※1

ジェネラルコースとは通常、語学学校で学ぶ英語のことを言います。

日本のシステムに例えると、国語のような感じかな?

その中で、アクティビティと言って”ヨガしながら英語覚えましょう”とか”サーフィンしながら~”とかもある。

楽しんで英語を学ぶコース。

でも、そのクラスの中でも、細かく英語のレベル分けがされています。


※2

私の場合は”エレメンタリー”と言って、英語が何も分からないクラスからスタート。

3か月通って”インターミディエート”という中級クラスで卒業しました。

英語の基礎もできてて話せる子は”アッパー””アドバンス”というクラスになります。

語学学校のシステムによっても変わるけど、通常はこういう形を取ってる学校が多いです。





砂央里

1年経って英語はどうだった?



MAMI

マスターどころじゃないよ~!

未だに英語分からないし、今のクラスではヒヨコみたいな感じだよ~!!

それに、最初来たばかりの頃は遊びに走っちゃったからね。あはは(笑)



砂央里

らしいですねぇ。

でも、まーちゃんが遊びに走ってる時代知らないんだよね、私。



MAMI

そうだろうね。

私、さおに知り合って落ち着いたんだもん。



砂央里

えっ!?そうなの?なんで(笑)?



MAMI

いやぁ、さおと友達になって色んなこと話すようになって、夜遊びよりも将来のことを考えるようになったの。

例えば、AUで永住権取ろうって思ったりとかね。



砂央里

わぁお!すごいいいこと言うね。

これ書いたらヤラセだと思っちゃうかもね、読んでる人が。

でも、書いちゃうけど(笑)



MAMI

あはは。でも、本当にそうなの。



砂央里

いやぁ、どうもありがとうございます。

さおも、まーちゃんと出会えてよかったよ。

最初は感じ悪かったけどってしつこいね(笑)

ねぇ、クラブはもともと好きだったの?



MAMI

うん。日本に居るときからクラブには行ってたし、踊るのも華やかなところも好きだからね。

で、こっち来てからAUのクラブってどうなのよ?って感じで行き始めたんだよね。



砂央里

うんうん。

私もAUのクラブへ行ったことはあるけど…苦手なんだよね。

まず、うるさいところや人が多いところが苦手だから、今は。

前はパーティよく行ってたし、夜行性だったけど、今は夜は静かにしてたい(笑)



MAMI

そうだよね。

さおはこっちが心配するくらい家に居るよね(笑)



砂央里

そう。家、大好き。

たまに出かけると一緒に住んでる家のオーナーのJOは驚くよ。

「どこ行くの!?」って(笑)

だから、まーちゃんに聞きたい!

ねぇ、AUのクラブの音楽ってどうなの?



MAMI

うーん。クラブによるね。

でも、基本的に日本の音楽レベルの方が高いかもしれない。

AUでイチニを争う音響が良いクラブだよ~って所にも行ったけど、う~んって感じだったかなぁ?

でも、ブラジリアンやコロンビアンの子のイベントは楽しい!!



砂央里

それは分かる気がする。

ブラジリアンの子たちとかコロンビアンの子たちは踊るの大好きだもんね。

彼らのイベントはお祭りみたいな感じだよね。

色んな人種の人が居るぶん、色んな音楽の形があるよね。



MAMI

そうだね。

たまに、アメリカの流行ってる曲かかってトランスかかってHIPHOPとかあるもん。

いやいやいや、ありすぎでしょって(笑)



砂央里

あはは。

AUは文化的にもそうだけど、ヒップホップはそんなに多くないよね。

そういうフライヤーやBーBOYスタイルの人とかも見ない気がするなぁ。



MAMI

うん。そうだね。アメリカのトップチャートに入ってる音楽流してる所が多いかもね。

逆にHIPHOPのイベント探すほうが難しいかもね。

私が今クラブ行くとしたら、トランスのイベントをリサーチして行くなぁ。



砂央里

トランスかぁ…よく分からない世界だわぁ…(途方にくれる)

でも、まーちゃん、最近落ち着いたよね。

今の彼が出来てすっごい落ち着いてる。

よかったぁ。安心です。



MAMI

そうだね(ニヤニヤ)

今、本当にしあせなの❤落ち着いてるしね。全然、違うもん、前と。

クラブ通いしてた頃はすべてが新鮮で、新しい友達もできてるしノリノリなのね(笑)

それに、留学したいと言って来たものの、淋しいっていうのもあったからね。



砂央里

うんうん。

今はさ学生ビザ延長したわけじゃない?

ジェネラルコースよりも難しい専門コースに行ってるよね。

オージーの子も通うようなクラス(日本で言う専門学校)

それって、本当に難しいよね?

だって、日本の専門学校に他の国の留学生が入るのはすごく難しいでしょ?

まずは専門学校の授業を受けれるレベルの日本語が無いと無理なわけで。

それって、すごいことだよね。

最初は1年のジェネラルコースって決めて来て、今はAUに1年ちょっと居るよね。

今に至るまではにはどういう道のりがあったの?



MAMI

うん。コースに通いながらも進路は漠然としてたのね。

さっきも言った通り、遊んでたしね。

3~4か月すると慣れてくるじゃない?それで、このままでいいのかなぁ?って思ったの。

それで、さおから永住権の話を聞いて考えるようになったんだよね。



砂央里

うんうん。永住権の話をしたね。懐かしい!

私は逆に最初に永住権のことを考えてAUに来ようとしてたの。

今は永住権のことは考えてないけれど、その時は永住権のことしか頭になくてワーホリのこと知らなかった。

他の人から”ワーキングホリデービザ”って聞いたときの衝撃はそりゃ大きかったよ。

何?働けて学校も行けるの!?ふえっ!?みたいな(笑)



MAMI

あはは。逆でしょ、普通。

でも、その”永住権”って言葉をさおから聞いて、考えたんだよね。

「私、日本に居たい?」って自分に問いかけたの。



砂央里

うんうん。それで?



MAMI

「居たくない」って答えのあとには「AUに住もう!」ってなってた。

日本に帰っても居場所が無い気がしたのね。

なんていうんだろ?居場所はあるけど、居たい場所は無いっていうのかな?

それならAUで見つけよう。うん!住もう!じゃ、永住権ってなった。



砂央里

うんうん。

そういう答えが出せるのはしあわせなことだよね。

できない人も居るし、やっぱり簡単なことでは無いね。

もちろん、まーちゃんの努力はすごいと思う。

ジェネラルコース卒業してからはどんなコースに行ったの?



MAMI

それからは専門コースに入るための予備クラスに2つ通ったの。

専門コースに通えるためには…

1・IELTS 5・5ポイントを取る

2・予備クラスに入ってビジネス用語を勉強し、そのクラスの基礎を勉強する

(テストに受からなくては専門クラスには上がれない)



砂央里

出たー!IELTS!!

一回テスト受けなくちゃいけないってなって1日10時間勉強してた。

結局は受けないことになったんだけど…もう、その時には戻れないよぉ。

あの生活、一か月くらいだけだったけど、キャーってなる(笑)



MAMI

あはは。

そうだよね。

「なにしてるの?」「勉強」「なにしてるの?」「勉強」の繰り返しだったもんね。



砂央里

そうそう。

携帯は電源切ってたし、MSNもSKYPEもオフラインにしてた。



MAMI

そうだったね。

いやぁ、それにしても専門予備コースは本当に大変だったよ。



砂央里

そうだろうね。

だってIELTS5・5って、日本のシステムと違うから比べるのは難しいけれど、必要と言われてるのは、英検 1級・準1級ぐらいのレベルって言うよね。



MAMI

そうなんだぁ。

それにしても大変だった(笑)



砂央里

うん。そうだったね。すっごい大変そうだった。

そのときのまーちゃんを見てて受験生を思い出したもん。



MAMI

人生で一番勉強したかも。

そのおかげで、今はシェフの専門コースに入れたんだけどね。



砂央里

そうだよね。

すごいことだよ!

ねぇ、何で、シェフのコースにしたの?



MAMI

永住権取るためにはシェフって職業はポイントが高いんだよね。



砂央里

そうだよね。

他には美容師さんとかもそうだよね。


※AUの永住権についての詳細サイト



googleで”オーストラリア 永住権”での検索結果


MAMI

そうそう。

色々あるんだけど、私は料理するのが好きだし、自分が作った何かを誰かが

「美味しい!」って食べてくれるのが嬉しいと思ったの。

そういう仕事は素敵だなぁって。



砂央里

確かに、まーちゃんに向いてることかもね。

普段から彼や友達によくご飯を作ったりしてるもんね。

私もまーちゃのご飯、大好きだよ。

シェフコースはどぉ?楽しい?



MAMI

うん。実習とかすごく楽しいよ!!

授業で色んなことを覚えて、家に帰って自分で作れるようになってるのが嬉しい。



砂央里

すごく濃い時間をAUで過ごしてるよね、まーちゃんも。

次はそんなまーちゃんだからAUについて言えることってことを聞いてもいい?

留学生や海外生活したい人にはとても力になる言葉があると思うの。



MAMI

そうやって思ってくれたらいいなぁ。



砂央里

うん。絶対思うと思う。

だって、まーちゃんのAUライフは濃いもん(笑)!!



MAMI

あはは~。そうだね~それに、まだブッちゃけ足りないから次で話しちゃいます(笑)





❸へ続く…



Mami ☆ 28歳 ➊



・・☆オーストラリアからあなたへ☆・・ 


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


   まーちゃん

   28歳

   台湾国籍

   2007年1月26日 渡豪

   学生ビザ


゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:

 


第二回目”AUからあなたへ”のゲストはまーちゃん。

今では良い思い出だけど、語学学校にて初対面で彼女の第一声は「ねぇ、モデルなんでしょ?」

(しかも、付け加えてなんかすげー偉そうな態度だった・笑)

それに対して「なんて失礼な!」とカチンときた私はそれを無視。

でも、その後、一人公園でランチをしていた私のところへ再登場!!

『うわぁ、また来たよ。もう中学生じゃないんだからカラまれるのヤダよ』と見ないフリ。

すると「今、大丈夫?さっきはごめんね。実は友達になりたかったの。」

と意外にイイ奴だったので和解(笑)

そんな第一印象が最悪だったこの方、実はとても繊細で大事なひとたちには惜しみなく時間を使う人。

AUでの永住権を目指して今は専門学校へ通っているまーちゃん、オージーの彼が居るまーちゃん。

どうして、AUに住みたいと思ったの?今の彼とはどう?

サービス精神旺盛な彼女のインタビューはブログUP禁止事項が多いこと間違いナシ(笑)

さぁ、ぶっちゃけインタビュー始まります!

画像・・・左はまーちゃんの彼。右はまーちゃん。






砂央里

よろしくお願いします(すでに笑ってる)



MAMI

はい。よろしくお願いします(笑)


砂央里

まーちゃんのことはいろいろともう知りすぎるくらい知ってるから、なんか聞くの恥ずかしいけど…。


MAMI

そうだよね、さおは全部知ってるもんね。


砂央里

そうなんですねぇ。ふふふふふ(思い出し笑い)

じゅあ、さっそくですが、まーちゃんの場合は恋バナからいきたいと思います。


MAMI

ええ、ええ。いいですよ(照)

(しあわせそうに微笑む)


砂央里

最近、まーちゃん彼氏できましたね(知ってるからニヤニヤ)

でも、本当しあわせそうだから嬉しいよ。

落ち着いた雰囲気があって、さおも落ち着く。見てて安心。

今までで一番いいです(笑)


MAMI

あはは。そうだね。私もそう思う。

さおは彼のことも知ってるもんね。


砂央里

うん。よーく知ってる(笑)

3人でよく遊んでた時期もあったね。

まーちゃんの彼のまわりとも知り合いだしね。

なんかみんなでワイワイな感じ。


MAMI

そうだね。私たちはむしろ、友達期間の方が長いからね。

今、付き合って1か月。友達期間は約1年だから。


砂央里

うんうん。でも、まーちゃんの彼からは随分前から相談されたよ。

「まみのこと好きかもしれないけど、どう思う?」って。

「いいじゃん!」って言った。

そしたら「でも、僕は仕事で色んな場所に行くからいつもそばに居てあげられない…」って。

いつも物腰柔らかいし、穏やかだけどナヨナヨはしてないじゃない、まーちゃんの彼。

でも、そのときはなーんか「どうしよう…」って乙女になってた(笑)

だから「付き合う前からそんなこと言ってたら、どうしようもないでしょ!」って。

どっちが男だよ~みたいな(笑)

でもさ、私は2人は一緒にいるだろうなぁて思ってたのね。

なんだろ。一緒に居ると2人は…相乗効果っていうのかなぁ?

2人とも一緒に居ることで落ち着いて、良くなる気がするっていうか…。

なんか一緒に居て自然な2人な感じ。


MAMI

うん。ふふふ(照)

実際、今はそうだね。

すごい落ち着いてるよ(微笑み)


砂央里

彼が告白するかと思いきや…お付き合いしようと言ったのはまーちゃんからだったね。

それは、彼がまーちゃんを待ってたっていうのもあるけどさ。

(友達期間の頃、まーちゃんには他の彼が居た)

友達期間が長くて、改めて言うのはどうだった?


MAMI

そうだね、やっぱりキドキしたよ~。



砂央里

うんうん。友達から恋人になるときって、こうなんか自分で気づいてなるじゃない?

一目ぼれみたいに「あっ!」っていう瞬間的なものではなくて「この人のこと好き」って。

まーちゃんはどういうときにそれに気づいた?


MAMI

友達として毎日2人で一緒に居たけど、全然飽きなかった。

会話がなくても、無言でもその空間が嫌じゃなかったし、心地よかったんだよね。

それに、2人で居るとすごく安心した

前の彼と別れて、そういう話も全部して色々聞いてくれたりして…。

とにかく、どんなときも私に対して親身なの。

前向きにさせてくれたんだよね。




砂央里

私のまわりの人でオージーの人と付き合ってる人や結婚してる人ってみんなそういう風に言う。

とにかく話を聞いてくれるって。

「うんうん。そうなんだ」ってうなずいてくれる。

そして、そこには絶対な信頼関係があるからパートナーには何でも言えるって。

まーちゃんも彼には自分を見せれたってことだね。



MAMI

うん。

色々と話しているうちに、彼と恋人として付き合ってゆきたいと思ったんだよね。

あの…これインタビューだけど…言ってもいいかな(恥)



砂央里

うん??



MAMI

あのね、キメ手はオナラなの。。。。(赤面)



砂央里

オナラ!?



MAMI

一緒に2人で車に乗ってるときに、オナラしちゃったのね(笑)



砂央里

あはははははっはは!!そうだったの!?知らなかった(笑)!!



MAMI

そうそう。その時に、彼は笑ってて(笑)

それが決め手なの~ああ、この人こんなときも笑ってくれる。

「ホントにキミは面白いね」って。

全然ロマンティックじゃないんだけど(笑)



砂央里

あははっは。まーちゃんの彼らしいね。

彼は何でも受け止めてくれると思う。

そういうこともねもね(笑)



MAMI

うん。でも、そのときすっごい嬉しかった(笑)



砂央里

あはっは。想像しちゃったよ(笑)!!

ありがとう、オナラだね(笑)

でも、ホント面白いエピソードです、ハイ。



MAMI

それくらい自然体で居られるってことで(笑)

でも、実際、今までは誰かと付き合っても気を使ってきた気がする。



砂央里

うんうん。特にまーちゃんは恋人でも友達でも好きだと人に気を使うもんね。

それって好きなときはいいけど、フッて気づいたら疲れたりしちゃうときもある。

無理してるときって、それに気がつかなかったりするもんね。



MAMI

うんうん。

でも、今はそれが全然ない。

むしろ、すっごい楽だし、安心する。

この人は何があっても私の味方で居てくれるって思える。




砂央里

う~ん、いいねぇ。そういう気持ちって一番大事な気がする。

一人よりも二人。自分の居場所は彼。

それは依存してるとかじゃなく、居心地が良い関係。

彼も同じ気持ちだったんだろうね。

今は友達じゃないから変わるのは当たり前だけど、どう変わった?

なんか、この質問2人を知ってるから聞くのが恥ずかしいケド(笑)



MAMI

あはは、そうだね…ベイビーって呼ばれたり…。



砂央里

ベイビーって、日本じゃ花輪くんしか言わないよね・笑(ちびまるこちゃん参照)

こっちの人は友達にも言うもんね。

「ハイ、ゴージャス!」とか「ダーリン、今日は元気?」「ありがとう、スウィーティ」とか。



MAMI

うんうん。なんか、そういう風に言われるとやっぱり違うよね。

特にベイビーは「あっ私、あなたのベイビーなのね」って思う(照)



砂央里

まーちゃんの彼、日本語話せるじゃない?

英語でももちろん話すけど、性格がオージーっぽくないというか…。

すっごい時間通りに行動するし、繊細だし、細かいことまで見る人だから…。

なんか、そのイメージが強いからたまに日本人だと錯覚するんだよね(笑)

まーちゃんの彼本人にも言ったけど「見た目が白人の中身日本人みたい」って。



MAMI

確かに。日本に2年留学してたから少しはそういうところがあるのかもね。

でも、言うときはハッキリ言うし、自分のペースはちゃんとある人だと思った。

英語の勉強教えてもらうときもフザけたりすると怒るの。

ちょっかい出したりすると「今、勉強中でしょ!後でね」って(笑)

それで、終わったあとは優しいんだけどね。



砂央里

で、勉強終わったら「ベイビー」って言うのね(笑)

うわ~なんか、想像つくような、つかないような…。

(友人時代の2人を長く知ってる私。彼は今、仕事で違う都市に行ってるため、付き合ってからの2人をまだ見てない私)

でも、メリハリは大事だよね。

真面目なこともフザけることもできる関係。

その方がいいね。いつもフザけてても、いつも真面目でも疲れるし。

バランスだね。



MAMI

うん。最近は使う言葉もメリハリついてきた。

前は日本語のほうが多かったけど、最近は英語のとき6割・日本語のとき4割で話してる。

疲れてるときは日本語しか話さない(笑)



砂央里

彼の英語だと分かりやすい?



MAMI

そうだね。毎日話してるし、他の人の英語より聞きやすい。



砂央里

うん。確かに。

慣れてる人だと英語でも分かる。

逆に初めて会う早口な人とか、宇宙人にしか見えないよね。



MAMI

そうだね。

彼が日本語ができるのはすごく大きかったかも。



砂央里

ねぇねぇ、これ興味ある人多いと思うんだけど…

オージーの人もいろんな人がいるから、オージーだからってくくりにするのはよくないけど…

まーちゃんの彼はオージーということで聞きます!

日本人の男性とオージーの男性ってどこが違う??



MAMI

そうだねぇ。甘いささやきがあるよね(笑)



砂央里

きゃーーーー!!何ソレ?甘いささやき?

うわー(なぜか興奮・笑)


MAMI

うん。例えば「今日も君のこと想ってるよ」とか。

「僕は君のものだよ」とか「どんなことがあっても味方だよ」とかね。



砂央里

うわーーーーーーーーーーーーーーーー。

映画みたい!!

ちょっと今、自分にあてはめてみたんだけど(笑)

恥ずかしすぎて倒れそうだけど、すっごい嬉しいね(笑)



MAMI

あはは。すっごいいいよ。安心する。

会話してても違うって思う。
例えば、話し合ってても「僕はこう思うけど、君はどう思う?」


「私はこう思うよ」って言うと「じゃあ、二人で納得がいくように話そうね」って。

お互いがベストな答えを出そうと心がけてる。



砂央里

うんうん。大事だよね。

話合いができないと、もう壊れていってしまうんだよね。

私もそれはとても必要だと思う。

自分は理解してるつもりでも、ひとりよがりなときってある。

言葉がいらない関係って本当に長い間居たり、濃い経験をした人たちだよね。



MAMI

そうだね。

今の彼はすごく良い関係を築いていける。

今までは彼が居ても不安だったり、少しイライラしたりしたときもあったのね。

でも、今は本当に安定してる。

そうすると、すべてが安定する。



砂央里

確かに。

すべては繋がってるから、恋愛が良い状態だと良いサイクルになるよね。

それに愛にあふれてる人って魅力的。

最近のまーちゃんは本当にいい表情だと思う。

バラパワーもあるんじゃないですか(ニヤニヤ)



MAMI

あはは。そうだね。

誕生日だったからね、この前。



砂央里

彼が仕事で違う都市に居るからね。



MAMI

そうそう。

一緒にお祝いできないからってバラを送ってくれた。



砂央里

とてもキレイなバラだったね。



MAMI

うん。すっごい嬉しかった!!



砂央里

こっちではバラは特別な人にしかあげないらしいです。

そういうのいいよね(ニヤニヤ)



MAMI

うん(照)

愛が深いと感じる。

だから、彼のこと軽く考えられないし、まじめに付き合いたいって思う。



砂央里

まーちゃんが落ち着いてくれて嬉しいです(笑)

ねぇ、AUに来た最初の頃からオージーの彼が欲しいと思ってた?



MAMI

ううん、全然。やっぱり言葉の壁があるじゃない?

だから、めんどくさいって思った。



砂央里

うんうん。

AUに来て一年とちょっと。

今はオージーの彼が居て、学校も楽しそう。

それにまーちゃんは永住権の夢もあるしね。



MAMI

そうだね。すごい充実してる。



砂央里

じゃあ、次はなぜAUに来たのかっていうことをお聞きしたいと思います。

私的には次の話はすごく興味深い。

安心してたくさん話して下さい。

激しすぎて書けないことは書かないからね(笑)


MAMI

あはは。

もう普段からブッちゃけてるけどね(笑)




❷に続く…





Yuki ☆ 25歳 ❸





砂央里

ゆきちゃんは6月にワーホリでAUに来たんだよね?



YUKI

うん。そう。6月1日にオーストラリアに着いたの。



砂央里

ゆきちゃんはワーホリだから今度の6月まで滞在できるじゃない?

1年間のワーホリビザを使いきらずに帰ることになるけど、それはどうして?



YUKI

うん。いろいろ試してみたいの。確かめたいというか…。

昔の自分と今の自分を比べてみたいのね。

家族や友達にも会いたいしね。



砂央里

ゆきちゃん、ホームシックになったりした?



YUKI

うん。なったよ~。すっごいなった。

ワーホリ来る前は家族や友達に会いたいとか淋しいとか思わないだろうなぁって思ってたの。

もともと、そんなに人恋しくなるタイプじゃなかったから。

でも実際にこっちに来たら淋しくて、最初の頃は家族や友達に毎日のように電話した。

どんなに楽しいことがあっても、友達ができても淋しい気持ちは無くならなかった。

だから、自分はそんなに強い人間じゃないんだなって分かった。



砂央里

うんうん。

離れてみて分かる人の大事さってあるよね。

人との距離って難しいよね。

近いと見えない。



YUKI

そうだね。



砂央里

でも、また海外で生活したいって思う?



YUKI

うん。思う思う。

ニュージーランドかカナダ、イギリスもいいなぁって思う。

英語をマスターしたいなぁ。やっぱり言葉の壁があるのは辛い。

話したい・伝えたいって思ってもなかなか伝えられない。

深い話も含めて、色んなことが話せるようになりたい。

もちろん、またAUにも戻ってきたいって思うよ。



砂央里

ゆきちゃんは本当に勉強家だよね。

実際に暮らしてみてオーストラリアのよかったところってどんなところ?



YUKI

生活するならオーストラリアの方が絶対にいいと思う!

みんなせかせかしてないじゃない?

働いてる人もギラギラしてないし、楽しく生活してて時間がゆっくり。



砂央里

そうだね。仕事も楽しんでる感じがする。

もちろんバリバリ仕事してる人も多く居るけれど、根本が違う気がする。

今でも印象に残ってるんだけど、ある州の州知事さんが辞任するときに言った言葉。

「家族との時間を大切にしたいんです」って言って辞めたのね。

忙しすぎて家族と一緒に居られなかったんだって。

日本でそんなこと言ったらブーイング起きる発言だよね。



YUKI

日本とは大きく違うなぁって思うよね。



砂央里

逆にAUの悪いところは?



YUKI

バスが時間通りに来ない(笑)

こっちに来て日本の交通機関の的確さに改めて気づいたよ。

今はもう慣れてきたけど、最初は本当に嫌だった。



砂央里

確かにAUの交通事情は日本と全く違う。

公共機関を使って時間通りに目的地に行くにはさらに余裕を持って家を出ないとね。

バス来ないときとかあるからね(笑)



YUKI

あと、お店が閉まるのが早いのも嫌。

バイト終わったあとに買い物しようとしてもやってないからね。

何も買えない(笑)



砂央里

あはは。何も買えないって日本では無いもんね。

24時間スーパー・ファミレスって便利なものばかり。

そう考えると日本はすごいなぁって思う。

ワーホリする前としてからって変わった?



YUKI

うん。すっごい変わったよ~!!

来る前は海外生活って大変なんだろうなぁ…って思ってたのね。

住むところ、働くところって実際に大変だったけど、なんとかなるんだよね。

まず、日本に居るときと行動力が違う。

全部、自分でやらなくちゃいけないじゃない?

日本だったら誰かがやってくれることも全部、自分自身でやらないとダメだからね。



砂央里

そうそう。なんかフッとしたときに「あれ!?こんなことまで自分で出来るの!?」って。

気付いたら私すごくなってる!!みたいな(笑)



YUKI

うんうん。

英語以外でも身につくことが多い。

分からないことは何でも聞かなくちゃいけないしね。

とにかく、行動した。



砂央里

ワーホリ行く前ってまわりから何か言われたりした?



YUKI

うん。言われたよ。

「今、行ってどうするの?」って。

お母さんは大丈夫だったけど、お父さんは心配してたね。

でもさ、そんなこと考えてたら何もできないじゃない?

やれるうちにやっておかなくちゃって思ったのね。



砂央里

うんうん。ワーホリのビザは年齢制限あるしね。

ゆきちゃんは日本では何の仕事してたの?



YUKI

カフェで働いてた(私も知ってる某有名カフェでした)

副店長やってたんだけど、すっごい忙しかったんだ。



砂央里

責任ある職に就いてたんだね。

辞めたキッカケはなんだったの?



YUKI

店長が妊娠してお店を辞めるってことになって、そうすると私が店長になる。

お店のいろんなことを考えなくちゃいけないし、私が指揮しなくちゃいけない。

責任が重すぎるって感じたのね。



砂央里

色々考えたり悩んだりしてた?



YUKI

うん。したよ。

考え込むと夜眠れないんだよね。

疲れちゃうし、精神が病んでくる。

まだ起こってないことでストレスを抱えたりして。

身体を壊したの。



砂央里

それはどんなことで考えたり悩んだりしてたの?



YUKI

人生と仕事のこと。

すっごい考えすぎてた。

こんなんだったら外に出た方がよくない?って思ったのね。

実際に今のほうが全然楽。

もっと色んなこと調べてから来ればよかったっていうのもあるけどね(笑)



砂央里

仕事辞めてからどのくらいでAUに渡ったの?



YUKI

すぐだったよ。

2~3か月くらいかな?



砂央里

もうすぐゆきちゃんのワーホリ期間は終わるけど、ワーホリどうだった?



YUKI

本当に良い人生経験だった。

来てよかったって本当に思う。

もちろん、良いことだけじゃないよ。

でも、たまにはその場の勢いも大事だって思う。

行ってみて考えるっていう選択肢もある。



砂央里

じゃあ、海外生活は身近になった?



YUKI

うん。敷居がすごく高い感じだったけど、今はそう感じない。

やろうと思えば何でもできる!

そうやって思える。

今しかないしね。



砂央里

ゆきちゃん、素敵な言葉を持ってるね(感動)

そうだよね。

この先、何かやりたいことある?



YUKI

これからはデザインの勉強をしてみたいなぁって思う。

もともと何がやりたいのか分からなかったのね。

昔から何かを作ることは大好きだから、調理師の専門学校へ行って免許取ったりしたけど。

今は、帽子やアクセサリーを作ったりしたいな。



砂央里

うんうん。素敵!

私は昔のゆきちゃんを知らないけど、AUに来てすっごい変わったんだね。

今日は色んなゆきちゃんを知れて嬉しかった!!

本当にどうもありがとう。



YUKI

いえいえ。こちらこそ楽しかったよ。ありがとう。








YUKIちゃんのAU生活3箇条


・ときには考えることよりも先に行動力!!


・留学エージェントや語学学校は念入りな下調べを!!

(学校見学は行ったほうがよい)


・今しかできないことをやる