甥と姪 | 菊と斧

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土曜日に筑波山に登り、日曜日にジョギングをして疲れが溜まっていたので昨日は走らなかった。

今日は走りたいが、

 

 

危険かも。

例年のことながらお盆の時期は暑さが厳しい。

 

今年のお盆は帰省を控える人が多いようだ。

田舎の親や親戚、友人などに会えないのも仕方ない。

 

さて、甥と姪だが、漢詩を読むときには気をつけていないと勘違いしてしまう。

なぜかというと、この漢字が「おい」と「めい」ではないからである。

甥が娘の夫、つまり婿、また自分と同じ世代の親族、つまり従兄弟や妻の兄弟などを表す。

一方の姪が「おい」と「めい」を表す。つまり、姪は男女双方に使われる。

 

日本人はそれを知ってか知らずか、偏と旁にそれぞれ男女が含まれているので「おい」と「めい」にあてたのかと想像される。

 

しかし、逆に考えると、女偏の姪がなぜ男女双方に使われるのか、空の虹にさえオスとメス(虹と蜺)を区別してそれぞれに漢字を作り出した中国人がなぜ「おい」と「めい」をひとつの漢字で済ませるのか、不思議といえば不思議な話である。