雪~!でも、早春のお話「アネモネの密かな悩み」(三話) | 春夏秋冬~自然と共に生きる幸せ♪

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雪の舞い~~!


またしてもの開幕ですね~♪


雪ん子たちは、「自分が大地のどこに落ちるのかな~?」


と思うのかしら・・( ´艸`)


などと、いろいろ想像して楽しみながら朝から「雪見」タイムを過ごしました。


でも・・・眺めているうちに、気がついちゃった。(遅い気づき~^^;)


雪ん子たちは、自分の落ちる場所を「風任せ」だってこと!


すべてを「風に任せて」、地上に降りてきてるねぇ。


そういえば、私達も赤ちゃんのときは似たようなものだった。( ´艸`)


何も思い煩わず・・いわば「風任せ」とも言えるかも。。


そんなことを考えながら「雪見」を楽しんでいたら、時間が過ぎちゃった(^-^)/


雪の日でも、立春は過ぎているので・・やはり、早春のお話を続けちゃいますね。(^人^)



tanpopo

本「アネモネの密かな悩み」(三話)本


しばらくして菜の花が


「皆さ~ん!いい考えがあります。
ここが壊されないために、原っぱの美しさを
市長さんに認めてもらいましょう。


明日は思いっきり
命がけで一斉に咲いて見せませんか~?」


と呼びかけます。


菜の花の呼びかけに原っぱの仲間たちは
全員うなずきます。

「明日は頑張るわ!生死の分かれ目ですものね」


と、まだ固い蕾のタンポポがアネモネに話しかけながら
眠ってしまいました。


アネモネは花を閉じ白い三角帽子になったものの
なかなか眠れません。


『どうしよう~お日様に向かってしっかり咲くと
首の葉っぱが目立ってしまう。
きっと皆に笑われるわ。

でもこの原っぱがなくなったら皆死んじゃう。


そうだわ、
私一人がしっかり咲かなくても大したことではないわ。
どうせ市長さんの目に私は留まらないから・・・』


とあれこれ考えて夜が更(ふ)けました。

翌朝、
驚いたことに固い蕾だったタンポポが
たくさん花を咲かせているではありませんか。


あちらにもこちらにも

まるで原っぱに明かりが灯(とも)ったように
輝いています。


すみれも落ち着いた紫色で原っぱを飾っています。


遠く離れた所には真っ赤なポピーの姿も見えます。


でもアネモネはやっぱり首を垂(た)れて
今朝も咲き始めます。


(続く~(≡^∇^≡))



hamu by ゆうゆ


では~今日も、雪ん子に負けない楽天主義で~


ケセラセラ♪の微笑み~


笑顔絶えない一日をルンルンとスタートしちゃいましょう~音譜


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