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国内インター小学校を卒業後、単身留学2年目に突入した我が家のひとり息子。現在、クリスマス休暇で一時帰国中。



息子は幼児期から、UFOや宇宙、宇宙人に強い関心を持っていました。小学校に上がるとサイエンスフィクションストーリーを読むようになり、特に『STEPHEN HAWKING』の作品に夢中になりました。

 

 

 

7歳頃になると、アメリカ/ネバダ州にある【エリア51】についてインターネットで調べたり、オンライン英会話でネバダ州に詳しいアメリカ人講師と会話するようになりました。

 

 

 

親子は似るのでしょうか。私も子ども時代、妖精や天使、妖怪、UFO、世界各地の伝承が好きで、それらに関する本をよく読んでいたものです。

 

 

そんな我が子が、渡航先で購入したという本を数冊持って帰ってきました。

 

 

 

そのうちの1冊がこちら

下矢印

 

 

 

 
 

 

 

【BEAUTIFUL STAR】

YUKIO MISHIMA

TRANSLATED BY STEPHEN DODD

【美しい星】

作者: 三島 由紀夫

翻訳: STEPHEN DODD

 

 

 

【美しい星】は以前、リリー・フランキーさん主演で映画化もされていたのですね。全く知りませんでした。

 


 三島由紀夫ご本人が、UFOに強い関心をお持ちだったようです。

 

 

日本文学は海外でも関心が高いようで、息子も学校のお友達に聞かれたりすることがあるようです。三島作品は、死を題材にしたものや性的描写もあり、12歳には早過ぎるし難解過ぎるのではないかと思っていましたが、この作品は息子が関心のあるUFOや宇宙人が登場し、ページも270ページ程度で英語で書かれている為、問題なく読めるようでお気に入りの1冊のようです。




とはいえ、日本文学を外国人が英語に訳したものってどうなんだろうと思っていたのですが、翻訳者のSTEPHEN DODD氏はロンドン大学SOAS(アフリカ、アジア、中東研究)の名誉教授であり、現在は京都在住で現代日本文学の翻訳や研究を続けている方のようで、申し分無い。

 

 

 

息子のように英語優位のケースでは、日本文学も先ずは英語で読んでみるのもいいかもしれません。それで日本文学への興味関心がより高まれば、きっと「原文で読んでみたい」となるでしょう。