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異常な暑さが続いていますが、皆さんお変わりありませんか?

 

 

私は、7月前半/後半と、全く異なる海外2ヵ国にそれぞれ短期間滞在していたのですが、はっきり言って、そのどちらの国よりも日本の方が暑く感じます。

 

 

さて。

 

 

息子の一時帰国中の、家庭教師による数学の指導も順調に進んでいます。

 

 

アメリカ育ち/→開成高校→帰国子女の現役東大生(今後はアメリカの大学院で学ぶ予定)の家庭教師に、息子の数学の指導は英語がいいのか日本語がいいのか聞いてみた所、

 

 

「彼(息子)の思考言語は、僕がみる限り間違いなく英語なので指導言語も英語がいいと思うけど、本人の意思があるだろうから、彼がこの先どこの国を拠点にしていきたいかによって決めてもいいと思う。ただ、深い思考が困難な言語でいくら教科を学んだ所で習得は期待できないし、それは僕が一番わかっている。既に彼は英語を自在に使いこなしているけど、今後も更に国語力(English)を高めていくべきだし、海外大学を目指すなら、彼の場合はなおさら英語での指導がいいと思う。海外大学は日本の大学のように簡単には卒業できないし相当勉強しないとならないので、今のうちに基礎学力をしっかり固め、先取りをしておきましょう。引き続き、日本語のサポートも忘れずに。」

 

 

との事でした。

 

 

はい。。。もう、説得力ありすぎです!!

 

 

我が家の場合、元々は認可保育園に落ちた事がきっかけで、ナーサリー/プリスクール→国内インター小学校→海外単身留学

 

 

となったのですが、就学前はともかく、日本の義務教育期間にインターや留学をさせることは慎重になるべきだと改めて感じました。

 

※ サタデーやアフター、シーズンスクールではなく、日常的に通う学校についてです。

 

 

 

インターという選択肢があるのは時代に合っていてとてもいいと思いますし、その子に合えば最高の環境になります。私立に行かせる経済的余裕があれば、最近は学費の良心的な学校も増えていますし、インターに挑戦してみるといいと思います。

 

 

 

ただ、大学まで海外に行かせる親の覚悟(結果として日本の学校に通う事になったとしても)がないのであれば、通わせることに慎重になった方がいいと思います。

 

 

義務教育期間の学習言語が英語の場合、どうしても日本の基礎学力は未熟になりますし、その逆もまた然り。義務教育期間の学習言語/思考言語は、子どもの生涯に影響を与え続けるからです。

 

 

【英語ができるようになって欲しいから】という理由だけでインターに入れるのは、かえってお子さんの可能性を狭めてしまう可能性があります。

 

 

英語だけなら、その気になれば日本で身に付けられますし、私自身、大人になってから日本で英語を学び、日常会話程度は問題なく話せるようになりました。

 

 

 

インターに入っても学校任せにするのではなく、自ら学び続けることが大切なのではないでしょうか。

 

 

息子は普段は海外の寄宿学校にいる為、留学先では塾には通っていないのですが、寮で外国人講師によるオンラインMathsを受けています。

 

 

息子の学校では多くの学生が世界中のトップ大学へ進学しますが、皆、自己管理能力に長けていて素晴らしいなと感心します。

 

 

大人でも、スマホが手元にあるとついつい触ってしまいますが、まだ学生の若者が自己管理能力など、一体どうしたら身に付ける事ができるのだろう。

 

 

息子の学校では、数年で帰国したり、転校する子が少ないです。

 

 

ネイティブでも不合格になる事も普通で、出願(試験)までに英語による主要教科の一定以上の学力が必要で、一度退学すると復学できない可能性があることも関係しているのかもしれません。

 

 

皆、苦労して入った学校なので、特に留学生は卒業目的の正規留学の為、最初から覚悟があるのでしょう。

 

 

寮では低学年のうちは4人部屋なのですが、自分で時間をやりくりして、オンライン学習の時間を確保しています。きっと、先輩たちの姿が模範となっているのでしょう。

 

 

 

学習に関して、私はもう口を出す事はありません。