お子さんの英語教育はネイティブ講師?

それとも、ノンネイティブ講師?

 

 

まだ我が子が0歳だった頃、マサチューセッツ大学卒、イェール大学&カーネギーメロン大学Ph.dの、認知科学者の方が書いた本を読んだ事があります。

 

 

米ハーバード大学総合病院でも、脳機能の研究をされていた方だったと記憶しています。ご自身のお子さんもプリスクール出身とのこと。

 

 

 

脳科学者から見た、子育て全般について書かれてある本でしたが、特に英語教育については大変興味深い内容で印象に残っていたので、当時読んだ内容を思い出しながらブログに書きます。

 

 

 

英語教育① 幼児期に2つの言語を同様に教えるのは、どちらも中途半端になる?

→ 平行して教えるから中途半端になる。完全に分けて教えれば問題ない。

 

 

英語教育② 生まれてから2歳までは、ネイティブスピーカーでない限り話しかけない。理由は「発音が別物過ぎる」から。正しい英語を身につけさせるには、2歳まではネイティブの英語以外を聞かせないこと。中途半端な英語はかえって子どもの耳を混乱させ、壊す。    

→ 代わりに、英語ソフトやDVDなどでネイティブの話す“音”を聞かせる。

 

 

 

 

英語教育③ 特に、3歳以降の英語教育で決して英語と日本語を混ぜて教えないこと。ネイティブ講師のいるプリスクールに行かせる。

→ 無理なら、引き続きネイティブの“音”を聞かせる。年齢に合わせた3歳以上用のソフトを使うこと。

 

 

英語教育④ プリスクールに入れても、小学校を日本の学校に入れると、あっという間に英語を忘れる。      

→ 忘れても心配無用。何故なら、5歳までのクリティカル・エイジの期間に、しっかりとネイティブの発音に慣れさせて耳を作っておいたから。その後、本格的に英語を勉強する時に、驚異的なくらいにすぐ聞き取れるようになる。

 

 

 

というような内容です。

 

 

 

 

我が家では、息子が胎児の時からネイティブ英語の“音”を聞かせ、1歳~現在のインター小高学年になるまでネイティブ英語をベースにしつつ、現在は世界中のノンネイティブの英語も聞き取れるようになり、会話もできます。

 

 

これは恐らく、最初に正しい英語を聞かせていたからだと思っています。基本の音が身についているから、変化球にも対応できているのだと思います。

 

 

ネイティブに英語を学ぶメリットは、アクセントだけでなく、ネイティブにしか解りえない『言葉の微妙なニュアンス』や『言い回し』などを学べる事でもあると思います。

 

 

これは、日本語を学ぶ時も、『日本人にしか解りえない日本語の奥深さ』があるのと同じだと思います。

 

 

息子は、英語母語話者以外に、アジア全般、中東、アフリカ、非英語圏ヨーロッパ、非英語圏オセアニア、南米などの、ノンネイティブとも英語で会話します。

 

それぞれお国柄の特徴があり、世界の人々との会話は、最高に楽しいようです。

 

 

ただ、その中にはどうやら、単語や文法を簡略化するノンネイティブもいたりと、英語力に個人差があるというのです。

 

 

※ もちろん、ネイティブと遜色ない方もたくさんいらっしゃると思います。ノンネイティブの方を否定するものではありません。ネイティブでも、個人差があります。

 

 

簡略化するので英語自体は簡単だけれども、フォーマルな英語を学ぶにはやはりネイティブがいいと、小学生の息子が言うのです。

 

しかも、美しい発音となめらかな英語を身に付ける事で、英語に自信を持ち、積極的に発言するようになります。

 

 

ノンネイティブの方の英語は、国ごとのアクセントや癖があり、それは日本人も例外ではありません。

 

 

※ ネイティブでも地域によりアクセントの違いがあります。

 

 

しかし、例えばフィリピン人講師などは、ノンネイティブとして英語を習得されてきたので、日本人が英語を学ぶ上でどこでつまづくかをよく理解されていて、すでに日本語優位の人や初心者が学ぶには、非常に安心感があります。

 

 

それに、世界的には、ノンネイティブの英語話者の方が多いので、そこまで完璧な発音でなくても、個人的には良いのではないかと思います。

 

 

ただ、どうせなら正しい発音で、どんな場所でも自信を持って話せる英語を身に付けて欲しい、というのも親心。

 

 

 

イギリスなどは、階級によりアクセントの幅があると聞いた事がありますし、実際、ベッカム夫妻はアクセントを矯正し、上流階級へと階級をあげているようなのです。

 

 

キャサリン妃もアクセントを変えているようですし、マドンナも米アクセントから英アクセントに変わっているようです。

 

 

 

我が家の結論

 

 

 

0歳~小学校に上がるまでは、できるだけネイティブの英語を聞かせる。

 

 

小学校以降は、ネイティブ英語とノンネイティブ英語の、両方に触れる。

 

         

ネイティブの場合、イギリス英語でも、アメリカ英語でもどちらでも良いけれど、単語の違いやスペリングの違いなどはしっかり教える。

 

 

 

という結果に、たどり着きました!!

 

 

 

皆さんの英語教育は、いかがですか?