さぁさぁ、西院の名店、串虎さん。
今夜は昨夜から続く記事の後半戦です。
コメントのお返しができていませんでごめんなさい。
女将さんの温かなお話をうかがいながら、
なされるがままに食べていくとりすき。
前半の鶏肉は正肉が中心でしたが、
ウワサの葱も入ってきて、もうなんじゃコリャ。
今までの理解を超えるうまさに、
もう男子たちの食欲は止まりません。
ホルモン系のお肉が投入されまして、
さらにはここでお豆腐の登場!
そこへエノキが花を添えます。
女将さんの手により成長するとりすき鍋は
まるで魔法を生み出しているかのよう。
このモツっぽいところもまたいいっ!!
お行儀は悪くないものの、美味しいものに目がない
ボクたちは、もうひたすら食べ進めてしまう。
いや、ガッついてるわけじゃないですよ。
止まらないんですよ、本当に。
美味しさの魔法にかけられました。
はーい!!エノキもくたくたになりました!
じゃぁ、さっそく・・・えっ!?まだダメ!?
まずはこの玉ひも?卵管?
これって結構、時間がかかるんですね。
はい、ここへ春菊が入るんですね。
春菊がしっとりすると、エノキも食べごろ(笑)
これがまたうまいんだ。
横で女将さんが、「これ美味しいのよ」と
毎回つぶやいてくださるんでホント美味しさ倍増です。
こういう、お店の人自らのウンチクって
いいですよね。聞く方もうれしいし。
食べ進める順番もさすがに老舗の歴史で
かなり考えられているんですね。
まずはやっぱりお肉に行きたい、そうですよね。
そして途中から野菜が入ってくるんだけど、
このタイミングがまたいい具合にできているんだなぁ。
かつこの野菜たちが素晴らしく美味しい
慣れていない人がつくると後半に野菜ばっかり
残っちゃったりして、残念なことありますよね。
そこは女将さんが見事なさばきで作ってくだって、
あれよあれよというまに、野菜もすべて終了。
戦いの後です。
少しだけ具もありますが見事な食べっぷり。
ここで一息入れて、しばらくお待ちします。
だって勝手にいろいろしちゃダメですから。
こちらの串虎さんは「ちゃんこ」の名前も
あるように「ちゃんこ」も名物だそうです。
奥の席ではちゃんこの宴会が開催中。
野菜たっぷりのちゃんこもすごく美味しそう。
あぁ、そっちも食べてみたいなぁ・・・
なんてやっていると、いよいよアレがやってきました!
じゃーーーんっ!!!シメのおそば!
どちらかというと、ほぼラーメンのようですね。
これを再度、火の入ったお鍋に投入。
具材のエキスがたっぷり染み出たおダシで煮込む!
グツグツ煮えたぎった火炎地獄です。
「わたしこれ大好きなの」と自らおっしゃる女将さん。
しっかりと面倒みてくれて、はい完成!!
この日、もう何個目かの卵を入れて、
これにからめまくって、いただきます!
ぬぉぉぉおーー!!これはヤバイっ!!
うますぎる!!
どこまでボクたちを攻めれば気が済むの?
あぁ、もうっ!おいしすぎ!!
太目のラーメン系のおそばは、
しっかりとした味付けの中で力強い存在感。
これぐらいでないとね。
うまみの染みたおダシと絡みまくり~
先を奪い合う男子たち(笑)
もう止まらないのです、ボクたちの箸は。
写真はないのですが黄身が箸でつまめる
ほどに濃厚なこの卵はオレンジ色。
強烈に美味しいおダシのしみこんだおそばが
こだわり卵のオーブをまとう。
こんなに贅沢な美味しいものが
あってよいのでしょうか。
聞けば芸能人やスポーツ選手も通うのだとか。
一度食べたら、その気持ちすごくわかります。
最後にはデザートをいただいて終了。
いやぁ、それにしても美味しかった。
もう途中で泣きそうになるくらいでした。
しばらく、ボクたちの話から、串虎さんの
話題が消えなかったのはいうまでもありません。
こんなにすごいお店が西院の裏路地に
ふとあるという京都の街の奥深さに改めて恐縮。
ぜひまたうかがいたいお店です。
ごちそうさまでしたー!
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串虎
京都市右京区西院北矢掛町39
075-314-5021