仙台・地雷也 | 酒リーマンのフードライフat京都

酒リーマンのフードライフat京都

京都のお酒&おつまみが大好き!お酒を愛する酒リーマン。青年よ、大酒をいただけ!


しばらく続いております仙台篇。もう少しだけおつきあいください。
だってやっぱり東北の食材とお酒たちは素晴らしいんですもん。

なんだかボクのブログも食べ物でつづる自分史みたいになってきましたね。
そういう一つ一つが血肉になってボクは形成されていくのです。

京都も長くなりましたけど、ボクの中ではまだ「at」の感覚なんです。
転勤族、出張族としてはいろんな土地土地があるうちの一つが京都というだけ。

そして食文化に大きくかかわるお酒というのは
その土地土地の人、食材、水、文化、そういったものなしには語れませんから。

あれあれ?なんだかカタクなってきちゃいました。
いやいや、今夜もぶっ飛ばしますよ~!!

翌日、仙台でのお仕事を終えたボクは各会社の方々と懇親会。
懐かしいお顔にもあえて、仙台プチ決起大会でもあります!



酒リーマンのフードライフat京都-ビール

はい、カンパイ~~っ!!!お店は地雷也さん!
仙台にいた頃からそのお名前はうかがっていましたが、おうかがいするのは初めて。

海産物を中心とした東北の食材がたっぷり堪能できるお店です。


酒リーマンのフードライフat京都-お通し

わおーーっ!!お通しからしてゴージャスですね~!!
大きめの器で二つでてきました。

酒リーマンのフードライフat京都-ガゼうに

っかーーーっ!!きたーーっ!!いきなりきちゃいました!!!
夏の風物詩でもあるウニ!それも仙台でいうところの「ガゼうに」です!!

ガゼというのは殻つきのこと。スプーンでしゃくっていただきます。
そーれーにーしてもデカイっ!!なんというデカさでしょう、ウニ!


酒リーマンのフードライフat京都-ガゼうに

日本三大珍味の一つですが、この造詣の美しさはゲージュツ的!
まさに自然が織り成す妙味。人智を超えた神の手業によナチュラルマジックです。

そしてこのガゼうにがまたうまいのなんの!!
もうそのままいただくだけで、いい具合の塩加減になっています。

口の中いっぱいに大いなる海のエキスをたっぷりと感じて。
とろとろとろりん~のクリーミーな舌触りがまたエロチック。


酒リーマンのフードライフat京都-お刺身

そしてやってきました、お刺身盛り合わせ!!

東北の居酒屋さんにうかがったら、まずこうやって人数分の7掛けくらいで
お刺身の盛り合わせを頼むのが定石。


酒リーマンのフードライフat京都-お刺身 酒リーマンのフードライフat京都-お刺身


ここ地雷也さんのお刺身盛り合わせは、お店の名前の印象もあるのでしょう、

東北ならではのワイルドさ、というか力強さを感じられる仕上がりです。



酒リーマンのフードライフat京都-お刺身 酒リーマンのフードライフat京都-お刺身


シメサバもあれば、こちらはサワラかな?それにタコ。



酒リーマンのフードライフat京都-お刺身


ボタンエビもダイナミック!


酒リーマンのフードライフat京都-お刺身 酒リーマンのフードライフat京都-お刺身


アワビもいましたね。ボタンエビの色彩が華やかさを加えます。



酒リーマンのフードライフat京都-お刺身 酒リーマンのフードライフat京都-お刺身


一緒に鯨も出てくるなんてところが凄い!



酒リーマンのフードライフat京都-お刺身


久々に写真撮りまくりの酒リーマンです。

手もとが震えてブレてしまいそうなほどのコーフン♪



酒リーマンのフードライフat京都-お刺身 酒リーマンのフードライフat京都-大トロ


この緑の肝みたいのはなんだろう、あれ?聞いておけばよかった。

本まぐろっていってましたけど、これて大トロですよねっ!?



酒リーマンのフードライフat京都-キンキ


そしていよいよ登場しました、この赤い彗星~っ!地雷也さんの名物・キンキの炭火焼きです!

このキンキをいただかないことには地雷也さんは始まらない。


昭和38年創業の老舗!

この「炭火焼山塞料理」って肩書きがまたステキじゃないですか!



酒リーマンのフードライフat京都-キンキ


それにしても見事なキンキです!吉次!でかい!

ボクがあえて文章にしなくても色めきたつ男たちの息遣いが聞こえてくるでしょう(笑)



酒リーマンのフードライフat京都-キンキ


ハッキシいって、酒リーマン、この日も最年少でしたけど、食べちゃいました!

遠慮しながらも隠れてこそっと、思いっきり食べてしまいました。


そんな時こそ写真は残っていないものです。えぇ、無理です。撮影はバレちゃいますもん。

この食指を動かされる赤い皮とプリプリほくほくの白身がもう、たまりません~!!


酒リーマンのフードライフat京都-スープ


さらにビックリなんおはこちらのスープ!

仙台に詳しい人は「あ、牛タンのテールスープでしょ」って見えますよね。


ノンノンノンノン!違うんですよ、これ。



酒リーマンのフードライフat京都-スープ


なんとさっきのキンキを骨までいただいた後に、残ったそのアラ。。

それをおダシにしてスープにしてくれるんです!!

すんごいでしょ!?



酒リーマンのフードライフat京都-スープ


キャーーーッ!!まっかっか~!!!

こうして骨の髄まで美味しくいただこう、という発想が素晴らしい!


高級魚ですもん、キンキ。


ボクは最初にちょこっと知らされてたのでこの日はやめましたが、

絶対に骨までしゃぶりついていただいていたはずです、上の人関係なく(笑)


それでもうしろ髪引かれながらなくなくあきらめたアラ。。

でもそのがんばりにはこうしてスープで応えてくれるのです、地雷也さんは!


このスープがまたすんごく上品な味つけですごく美味しくいただけます。

これはいいですね~。お客さんも2度うれし・おいしで二重の喜び。



酒リーマンのフードライフat京都-地雷也


まだ明るい入店前の写真です。正面から撮ってなくてゴメンなさい。


いや、それにしても聞きしに勝る予想以上の素晴らしさでしたね、地雷也さん。

あぁ、仙台にいた頃になんでもっと行っておかなかったのか、悔やまれます・・。


豪快な炭火焼きと確かな技。

いつかこういうお店が似合うオヤジになって、カウンターで一人いただきたいものです。


ごちそうさまでしたー!!!


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