東京からVIPなお客様がいらっしゃいまして、ご接待となりました。
とはいってもゴージャスなザ・京都料亭!とかいう雰囲気ではなくて肩肘張らなくていい。
ただ、そうはいってもお料理は美味しくて好きなお酒が揃っているお店にしたいところ。
そうなるとだいたい決まってくるものですね、ボクの選択肢の中では。
こんなとき安心で間違いないのが「秀」さん。
大将、ご無沙汰しちゃっててすみません。今日は日本酒いただきますよ~!
と、いいながら、カンパイはチューハイから。もちろんドライタイプ。
どうも一日ありがとうございました。ずっとお話いただいている状態で、おつかれさまでした。
そして第3部にあたる、夜の席もよろしくお願いします。
3人でうかがいましたので、お通しも3つ。
しっかりアツアツのところが出てきました。
やっぱり外せないのがポテトサラダ・・なのはボクの好みですが、
いや、この「秀」さんのポテサラが美味しいんですよ!
来ると必ず頼むマストアイテムです。飲めちゃうねぇ、チューハイが!
そしてこちらも必ず頼む一品。せせりのガーリックソテーです。
かしわ好きのボクにとってせせりは特に大好きな部位。焼鳥でもやっぱりここがうまい。
それをまた秀さんの手によりガーリックで炒められちゃった日にゃ、ねぇ?
レモンとネギでしつこくなく、それでいて味わい深く、歯ごたえばっちり。うまいっ!
今回の写真は失敗しちゃいましたね、この角度はないわなぁ、ごめんなさい。
これも秀さんにうかがうと必ず頼んでいるアツアツなんこつ入り月見つくね。
いわゆるつくねハンバーグの卵入りですよ、もうボクの大好きなヤツ。
それにしても写真が悔しい。これでは美味しさが伝わらない。
そんなわけで、ここまでほとんど同じメニューだけど前回のをご覧ください→クリック★★★
うん、こっちの方が全然おいしそうだ。
そしてお客様がいらしての今回の秀さんはここからが本番。
この日は日本酒ナイトです。生もとの純米酒縛りで初夏の和の食材を楽しみます。
まずは王道のお刺身です!名残のホタルイカが泣かせます。
そしてやっぱりこの季節はこれをいただきましょう!岩ガキ!
こちらはしかも舞鶴の天然モノだそうです!キャー!!
このお汁ごと一気にほおばれば、口の中はもう海!
先日、行きつけのアジトのお姉さんが言ってました「うみちち」って(笑)
そうですね、まさに海のミルク。「ちち」っていわんでも、ねぇ。
仙台や山形で営業をしていた頃は夏になると必ずいただいていましたね。
日本海側はやっぱり岩ガキの名産地ですからね。巨大だったなぁ。。
そして京都の夏の風物詩の一つといえば、このハモでしょう!
こちらは焼き霜造りといういただき方。もちろん梅肉につけていただきます。
あぁ、口の中に甦るギラギラとした夏!そして夏の夜。
いよいよですね、近づいてきましたね、あの季節が。
焼き魚を、と思ったのですが、この日はお目当てのが売れちゃってて、
おすすめだという豊浜のイワシの丸干しをいただきました!
いやぁ、これはこれでいいですね。ボク、いわしも大好き♪
基本的にサバ育ちですが、イワシやめざし、エボダイもよく並ぶ食卓でしたからね。
飲めちゃうねぇ、あぁ、飲めちゃう。しかし日本酒というのはどこまでも懐が深くていい。
どんな相棒がきてもやさしく包み込むように、ときにはそっと寄り添うように。
さすがは白ご飯です。やはり日本酒、とくに純米酒というのは白ご飯なんですね。
そんな白ご飯をいただくにはやっぱりお漬物も美味しい。
乳酸発酵との組み合わせです。あぁ、いいねぇ、日本人。。。
最後はご飯ものをいきましょうってことで三者三様に頼んでみました。
こちらがお客さんの方の「黒米の焼きオニ鮭茶漬け あっさり出汁で」
むむむっ!これは美味しそうです!
実は3人ともこれを狙っていたのですが、それはやっぱりお客さんに譲るわけで(笑)
そしてボクはなぜかチャーハン。
だってメニューに「秀での〆はやっぱりチャーハン」なんて書いてあるんですもん。
聞くところによるとシメでチャーハンを頼まれる方が多いんですって。
それはやっぱりボクとしては一番人気メニューを頼まないわけにいかないじゃないですか。
でも確かに美味しい。レタスも入ったあっさりしたチャーハンで
シメとしていただくには軽めでいいですね、これ。
そして最後の1品はHさんの「自家製ふっくらじゃこしそごはん」。
赤だしもつけてました。さすが(笑)一人だけゴージャス仕様じゃん!
他にもご飯ものとしては塩やきそばとかカレーうどんとかあって、
ボクはむしろそちらの方が好きなのですが、一人でいただくのもなんなので今回はパス。
次回はまたチャレンジしてみたいですね。
でも秀さんはおいしそうなメニューがたくさんで困っちゃうんですよね。
新しいの頼みたいけど、定番のヤツは外せないし。。
ボクの場合はポテサラ、せせりガーリック、月見つくね。この3つはマストだもん。
うーん、そんな悩ましいところもまた秀さんの魅力の一つ。
というわけで、ごちそうさまでしたー!!
大将、いつもありがとうございます。
また気軽な時に気軽にうかがいますね~
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旬肴家 秀(ひで)
京都府京都市下京区新釜座町719
075-352-2205
http://r.tabelog.com/kyoto/A2602/A260201/26009410/