やはり記事がかなり遅れ気味な酒リーマンです。
飲んでる記事なのでその辺はご勘弁くださいね。
さてさて、この頃、やたらと東京、それも下町方面への出張が多かったもので
それだったら、仕事終わりに下町大衆酒場を訪ねない手はないでしょう。
だって、それこそが今やギターも弾かなくなってしまったボクの
最大にして一生ものの趣味なのですから(笑)
この日は土曜日でしたが両さんで有名な亀有へ出張。
亀有とくれば「関所」ともいわれる有名なモツ焼屋さんもありますが、
土曜日はお休みということで、こちらのお店へ!「大力(だいりき)」さんです!
これです、これこれ!!魅惑の金色のチューハイ!
これぞまさしく焼酎ハイボール!!大力さんでは「大力ハイボール」ですね。
強めの炭酸にキリっとした切れ味!そしてほのかに香るなんともいえない甘み。
あぁ、これが飲みたくてやってきたのです!
思えばこのブログを始める前だからもう5年以上前、
当然まだ独身生活を謳歌していたあの輝かしき頃(笑)
ボクが初めて口にした焼酎ハイボールはこの大力さんの金町にある本店さんでした。
温かなご夫婦がやっていらっしゃるなごやかなお店でしたが、
あの焼酎ハイボールとの出会いは今でもわすれられません。
今回は亀有ですが、まさか数年たってまたこうして飲める日が来るとは。
感慨もひとしおというものです。
だっひゃーーっ!!!なんというキョーレツなビジュアル!!
これぞこの大力さんの数ある名物のひとつ、ハラミ刺しです!!
残念ながら勢いあまって卵をつぶしてしまいましたが、
これがまたたまらない程に飲みたくなる衝動を掻き立てる味付け!
もうね、わかりますかね。これだけでは食べられないんです。
必ず食べて飲んでが一セット。
大力さんでは目の前にコンロがありまして、
生系もおいしいのですが、やっぱり本家本元の名物はこのホルモン焼きです!
キャーーーーッ!!!なんというセクシーなその腰つき!
艶めかしい、あぁ、うっとり~っ!
ついつい興奮のあまり写真を取り忘れましたが、
このホルモンをいただくタレがまたとんでもないのです!
合いの手にもやしナムル。こういうのいいんですよね、大事です。
続いては一瞬「粉まみれ!?」と思ってしまうお肉が登場。
これもまたお酒飲みがほくそ笑んでしまうような名物です。
これ、「豚ピートロ」というのです!
白く見えるのはなんとこれ全部コショウです!コショウ好きにはたまらんビジュアル。
おっとここでタレが登場。なんだボク写真撮ってたじゃない。
いや、これはまたピートロ用のタレですかね。
このあたりでオジサンばっかりですが一同はもう少年のような大騒ぎ。
ずっと前に亀有に来た時に行きたいと思っていたのにお盆休みでやっていなかったので
ボクとしてはリベンジですが、連れてこられた彼らはそのうまさにわけがわからない状態。
しょっぱなからのお肉攻撃にすっかりハイテンションです。
でもまだまだここからですよ~
や、焼けた!!ピートロが焼けた!!!
そう、それでいいんだ、ピートロ君。
大力さんのタレの中にしっかりとその身をくゆらせてもらいなさい!
そして一口・・・・っくっはーーーーっ!!やばス!!これはやばいっす!
やっぱりボクは豚が好きなんだと思い知る一場面。
大力さんの後をひくようなタレと強烈なコショウ感が
また別の新たな魅惑の世界にボクらを誘う、いや一気に強制連行なのです。
ギャーーーーッ!!!もう勘弁して勘弁して堪忍してーーぇ!
こんなにピンボケしてしまった写真なのに隠しきれないこの情熱!
テラテラしたタレと染み出る肉汁。
そしてこれぞ自然のなせる究極の自然美ともいえるこのクルっとしたカーブ。
たまらない!たまらないのです、動物性たんぱく質!!
コショウを求めて戦争を起こした昔の人の気持ちもわかるような気がしますね。
段違いです、この組み合わせ。
いかん、いかん、つい昔の酒リーマンのように「!」を多投しがちでしたが、
ここはお酒飲みたちが集まる神聖な大衆酒場。
本当はこんな風に写真を撮るのもよくないですよね。
でもこちらの大力さんのご主人がすごくフランクな人で
「宣伝してくれるのー」なんていってOKしてくださりました。
この日は土曜日でまだ早い時間だったからかもしれませんが、
まだ空いていて関西から来たボクたちのお話相手にもなってくださりました。
いろいろ調べてみると本当はいつも満席のなかなか入れないお店なんですって。
そういう意味ではほんとラッキーでしたね。
本店さんより少し客層も若めのカジュアルjな雰囲気が、
逆にボクには入りやすくてうれしかったりもします。
わおーっ!!これなんだかわかります!!!
この赤いのはなんと牛スジ煮込み!!
辛いのも大好きなボクにはこれはたまりませんね。
煮込み系というのも本当にお店によって様々ですが、
こちらの大力さんのは韓国風!?
おおーっと来ましたね!これは確か・・・カルビだったっけ!?あれ!?
このあたりで同行のSさんはもう完全にツボに入ったご様子でお肉に一直線。
でもこの気持ちはボクもわかります。あのタレでいただいちゃうともうそうなりますもん。
もう何杯頼んだかわからなくなっちゃいましたが、この相性はお互いを進ませるのですから。
はははははっ!ひひひひっ!ふふふふっ!へへへへへっ!
ほーーーーっほっほっほっほ!!!
しかしこのタレはヤバイです。
なんど書いても書き足りないくらいの魅力。
自意識を超えて脳髄に飲めと命令されているそんな原始のうまさ。
あれあれ、またお代り頼んでるのね、ボク。
他のお客さんを写してしまうのはボクにはタブーとしてきましたが、
どうやらお店の雰囲気がボクの文章では伝えきれそうもなくて。。
な、なんですか、これ!!なーんなんですかー!!
た、卵焼きなんでししょうけど、この登場感はーーっ!
あぁぁ、このしたたる卵感!奥ゆかしいけど実は直接的なその誘惑!
メニューにあった「フカフカ」 という言葉にやられました。
そしてただフカフカなわけではなくて、やはりそこは焼酎ハイボール酒場のおつまみ。
もうどこをどう切ろうが飲めてしまう、この甘みと辛みの応酬が只者ではないのです。
大力さんの素晴らしいのはこのお鍋も一人用だということ。
今回ボクは3人でしたからシェアしましたが、やっぱり大衆酒場は一人が基本。
そんな一人でもお鍋をちょこっと食べたい日があるでしょう?
そう、ご覧のみなさんが、胸に手をあてて思い出した、あの日ですよ(笑)
そのあたりをしっかりとわかっているのが大力さん。
キムチやかしら、お豆腐、もやし等がふんだんに入った魅力の一鍋。
辛さの調整もしていただけるようです。
キャハッ!!これいいですね~!!!いわゆるキムチ鍋ですが、それだけじゃない。
うまみと甘みと辛みとの絶妙なハーモニーが、お酒と一体になってまた次の極みへ。。
野菜のうまみの効いたスープとトウガラシがまたいい塩梅。
さすが代々お酒飲みの大先輩方を魅了してきた老舗の味です。
いやぁ、それにしても本当に満喫しましたねぇ、大力さん。
金町の本店さんの歴史ある雰囲気とはまた違って、少しカジュアルな感じもいいですね。
こういうお店を学生の頃に知っていれば、ボクのお酒歴もだいぶ違ったのになぁ。
というわけで、やっぱり予想以上の感激のおいしさ、大力さんでした。
ごちそうさまでしたー!!
やっぱり大衆酒場は安くて美味しくて楽しいワンダーランド。
また少しずつ訪ねていきたいですね~
***********************************************************
大力
東京都葛飾区亀有5-27-14
03-3628-7743
http://homepage2.nifty.com/biz-c/noriboutei/page029.htmla