しかし長いですね、この出張シリーズ・・・。
京都ファンの方には申し訳ありませんが、
そこは酒飲みのだらだらフードライフということで温かい目で見守ってください。
月曜日:静岡~金沢
火曜日:金沢~長野~宇都宮
水曜日:宇都宮~福島
木曜日:福島~青森
金曜日:青森~高松
というわけで、ついに東北は福島までやってまいりました!
東北は1県1県が大きいですから、移動もかなり長距離になりますよね。
それでも宇都宮~福島はそれほど遠くもなかったですので、
久々にホテルでPC開いてじっくりと内勤業務ができました。
そして日も暮れかかった頃にアポイントの時間。いざ出陣~っ!
みごと福島でもバリバリのトークを炸裂させて大成功でした!
特に福島のお客さんとは相性がよかったみたいで、
ズキューンとハートに届いたようです!!これはうれしい!
そんなこんなで、いよいよ福島の夜の始まりはじまり・・・。
すごくアットホームな感じがうれしいお店「きたのはな」さんです!
お通しとして出てきたこちら!実は福島の郷土料理なんですって!
その名もズバリ「いかにんじん」!って、そのままやん~っ(笑)
スルメと人参を和えたもので、一説によればあの松前漬けの原点という説もあるそうですが、
松前漬けのようなネバネバした感じはなくてさらっといただけます。
あぁ、これ、美味しい。ちょこっとつまみながら日本酒なんかがいいですね~
素朴だけどこういうのってほっこりしていいんです。
そしてカニ!生のカニもいいのでしょうが、ボクは結構、蒸した方が好きだったりして。
こうして一人に一人前ずつ出てくると遠慮せずにむさぼれますね(笑)
カニみその方もしっかりと!!
こちらは当然、全員でいただくもので、やっぱりみんな遠慮がち。
ボクは遠慮しているわけじゃなくて、チューハイで始まった場が
日本酒に移行するのを待っているだけですよ。
やっぱり日本酒と一緒にいただきたいじゃないですか。
宴席が徐々にヒートアップしてくる中、はい!この日の主役が登場です!
じゃーーんっ!!!なんとブタ!でもただの豚じゃないんです。
なんとこちらはその名も「エゴマ豚
」なんです!!わお~っ!ヒューヒュー!
えごま油としても有名な健康食品のエゴマ。福島の名産なんですね。
そのエゴマを餌に混ぜて育てた豚が「エゴマ豚」。
エゴマというのは方言で「じゅうねん」とも呼ばれていて、
「食べると十年長生きする」という謂れからきているんだそうです。
それだけ身体にいいってことですね。
コロコロと笑われる優しいお店のお姉さんがお鍋をこさえてくださいます。
こうしてお肉以外の具材を先に入れて火にかけるんですねぇ。
お鍋に火が通るまで、少し他のものもいただいておきましょう。
こちらはイカと奥のフライは・・・あぁ、なんだったっけ!?
すごく美味しかったのに思い出せない・・・。ごめんなさい。
「これ、ドライチューハイに相性ピッタリ~!」ってU氏と盛り上がったのに。。
お刺身もきらびやかに登場です。
この真ん中の青い花がなんともセクリーで、怖いくらいに魅力的。すみれかな?
基本的に「青」というのは食欲を減退させる色だと言われていますが、
こんな風にアレンジの一つとして使うと奥行きや深みを持たせられるんですね。
ここでワガママの一品が登場です。串カツ!!
話題がチューハイの話になって「ドライチューハイはソースに合う」という話。
基本的に関西のやきそば、お好み焼き、たこ焼きなんかは相性バツグン。
関東でいえばやっぱりハムカツ。ソースの揚げものとチューハイは素晴らしい相性です。
東京の下町の方でポテサラに見えなくなるくらいにソースをかける人もいますよ。
なーんてこんなブログをやっているだけに、酔っ払ってきた勢いもあって
いくらでも出てくるチューハイの話をご披露していると頼んでくださったのです、コレ。
実はこちらの「きたのはな」さんの名物でもあるそうです。
見事なまでにひとつ一つ大きなカツにソースをたっぷりかけていただきました!
これはいいっ!!やはりチューハイとの相性は恐ろしい程。
おおーーーっっと!!ここでお鍋の方に動きがあったようです。現場の酒リーマンさん?
はい、酒リーマンです(笑)福島「きたのはな」のお鍋前に来ています。
たった今、お店のお姉さんによって、うわさのエゴマ豚が惜しげもなく投入されました!
火もとおってややクタっときたお野菜の上一面にブタをのせてあります。
珍しいつくり方ですよね~、なーんてお姉さんに聞いたところ、
ただいっぺんに入らなかっただけよ、とのことでした(笑)なんだぁ
ただいっぺんに入らなかっただけよ、とのことでした(笑)なんだぁ
だんだんとエゴマ豚の色も変わってくるところへお鍋のおダシをかけてかけて。
今回はお出汁の方にしっかりと味がつけてありまして、これをすき焼き風にいただくのですね。
き、きた!!きたキタKITA!!グツグツと煮え始めましたよ~!
本来なら動画を撮りたくなる瞬間でしたが、宴席の方が盛り上がりすぎていて
音声的に危ないかもということで、ブログ倫に配慮して断念しました(笑)
いやいや、決してそんな下世話なお話をしていたワケじゃなくて、
いつものように激熱のシゴトトークを交わしていましたのでね。
動画がない分、写真で勘弁してください。
刻一刻と表情の変わるエゴマ豚のすき焼き鍋。
飴色のおダシが肉汁あふれるお肉にからんで、あーもうシゲキテキ!
っくーーーーっ!!!っかーーーーっ!!これは素晴らしい!
やっぱりボクは豚肉が好きなんだと改めて思うのです。
牛肉派ではないんですよ、見ただけでこんなに身体がたぎらないですから!
あっ、鶏肉も好き・・・あ、お魚も・・・。うーん・・・。
このおダシのきいたエゴマ豚ちゃん、黄色い卵プールへレッツ・ダイブ!!
きゃーーーーっ!!とろんとろんの卵さんにまみれて豚がなんともエロティック!
そしてこのエゴマ豚の美味しさにどビックリです!!
すんごく柔らかいんですよ、食感が。そして香ばしくて甘みがジワワっと!
やっぱり素晴らしいぜ、ポーク!!この甘みは他のお肉とは違う豚肉ならではのもの。
しかもこのエゴマ豚さんは輪をかけて美味しいときたもんだ!
α-リノレン酸というのも豊富に入っているだそうですよ。
ちょうど雛祭りの頃だったからかな。最後にはちらし寿司をいただきました!
わーーっ!キレイでかわいらして華やかでいいですね~
お澄ましもいただいて、ほっこり。
男たちの熱い熱いトークで盛り上がった福島ナイトですが、
きたのはなさんのお料理はどれも温かみのある優しい味わいのものがたくさん。
きたのはなさんのお料理はどれも温かみのある優しい味わいのものがたくさん。
ローカルフードというか各地のB級グルメが好きなボクですが、
残念ながら福島には圧倒的な存在のものはまだないそうですね。
仙台に4年住んでいたボクの印象では、福島はなんでも美味しいんです。
ただ農産物でも日本一というのがないだけで、海の幸も山の幸もそろっている。
一部でハムカツとか焼き鳥とかを流行らせようという動きはあるみたいですけどね。
ぜひチューハイに合いそうなヤツをお願いしたいところ(笑)
おっといけない喜多方ラーメンを忘れていました!あるじゃない!!
喜多方ラーメン食べたいなぁ。「小法師」さんくらいしか知らないから。
とにかく、きたのはなさん、ごちそうさまでしたー!!
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きたのはな
福島県福島市大町2-23-2F
024-521-0330
福島県福島市大町2-23-2F
024-521-0330