千日前・やせうまだんご汁1 | 酒リーマンのフードライフat京都

酒リーマンのフードライフat京都

京都のお酒&おつまみが大好き!お酒を愛する酒リーマン。青年よ、大酒をいただけ!


引っ張りに引っ張り続けてついに3月になってしまったこの記事。

実はお店にうかがったのはなんと1月の終わり。


あまりに素晴らしい内容だったので、ずっとずっと温めておいたら、

ついに春を迎えてしまいそうなので、急いでアップです!


今回は大阪でも唯一(!?)大分料理をいただけるお店です。

その名も「やせうまだんご汁」さん。


ん!?痩せた馬!?馬肉のお団子かしら!?

とにかうスタートです!



酒リーマンのフードライフat京都-お通し


お通しをいただきながら、再会を祝います。お酒は当然、大分の麦焼酎。

しかし心斎橋というかなんばというか日本橋というか、このあたりの雰囲気はいいですね~!



酒リーマンのフードライフat京都-お通し


この不景気だというのにものすごい活気がある!

キタもいいですが、チューハイ好きの庶民派としてはやっぱりこのガヤガヤ感が好き。


街ゆく人にアジア系の海外の人が多いのも大阪らしいところで、

そういった要素も含めてごったがえした感じが、あぁ、ミナミだな、と。



酒リーマンのフードライフat京都-店内


実はこの店名でもあります「やせうまだんご汁」というのは大分の郷土料理で、

日本郷土料理大賞コンテスト鍋料理で日本一になったことがあるそうです。


「やせうま」という手でひっぱった麺を入れて煮込んだお鍋だそうで、

山梨のほうとうのようなものだとか。


炭水化物好きとしてはどんな味わいなのか、楽しみですね~!



酒リーマンのフードライフat京都-クエお刺身


そんな大分のお話をしている中ですが、じゃん!!!

すごいのきちゃいました!!この日はなんと特別にクエを用意いただいたのです!


お刺身、すっご~っ!!!これはもう泣きそうになる程のビジュアルです。



酒リーマンのフードライフat京都-クエお刺身


焼き魚の王様がのどぐろだとすれば、こちらは鍋魚の王様でしょう。

滅多にあがらない幻のクエだけに今回は養殖だそうですが、それでもこの量はすごい!



酒リーマンのフードライフat京都-クエお刺身


当然、後半にお鍋でいただくのですが、その前にお刺身をこんなに贅沢に!



酒リーマンのフードライフat京都-クエお刺身


この歯ごたえのあるプリプリした身の弾力と繊細な味わいはクエならでは。



酒リーマンのフードライフat京都-クエお刺身


ぜいたくに2枚食いとかしちゃったり♪



酒リーマンのフードライフat京都-クエお刺身


個人的な好みではありますが、ボクはお刺身してもお鍋にしても

フグどころの騒ぎではないと思うのですよ、クエ様にかかると。


クエ自体は大分とは関係ありませんが、

今回ご一緒したKさんの計らいでお店さんにご用意いただいたのでした。



酒リーマンのフードライフat京都-クエお刺身


ご覧のようにボクももう最初から何枚写真とるんだってくらいに、

狂ったように角度を変えてシャッターを押し続けていました(;^_^A


もうお刺身だけで大コーフン!!

これがお鍋になった日には×××!!


想像だけで鼻血が出そうなのを必死にこらえて、まずはクエ様一旦終了。

お店の他の食材をいただきましょうよ。


酒リーマンのフードライフat京都-関サバ


やっぱりこれは行っておかないとね!かの有名な関サバです!

やっぱり身の締まり方が違いますね~!


クエもいいですが、ボクは青魚好きなものでこれもうまい!

俄然、大分感が高まってきました~!


先日松山に行って聞きましたが、

豊後水道の逆側・愛媛の方で獲れる関サバを「岬(はな)サバ」というのだそうですね。


こちらは全く同じ魚で漁法も同じだそうですが、

商標の問題で水揚げされたところの名称が使われるのだそう。


岬サバ、岬アジの方は比較的お値段も手頃なんだそうです。



酒リーマンのフードライフat京都-麦焼酎


でもやっぱり関サバとしていただくと気分も違うから不思議なものです。

大分の麦焼酎と合わせて目を閉じると、そこはもう別府か湯布院か・・・


酒リーマンのフードライフat京都-トリプル


この日はクエショックも手伝って興が乗りまして、いつもより多めにちゃんぽってます。


大分麦焼酎もいいのですが、これを贅沢にもチェイサー代わりにして
生もとの純米酒と袋吊りした大吟醸を同時にいただきました。


恐るべき飲み方!

でもこの構えだとどんな料理が来ても万能に受け答えが可能です。


もっとも大吟醸は食事に合わせるというより、

当然、食前酒用で早めに飲みきっちゃいましたが。



酒リーマンのフードライフat京都-とりてん

そして出ました、これぞ大分料理のその一つ、名物とりてん!!

キャーッ!!一度食べてみたかったんです!



酒リーマンのフードライフat京都-とりてん


なるほど~!!確かに鶏の天ぷらだワ~(笑)だから「とりてん」だっていうの。
これはボクの好みで行くと麦焼酎もいいですが、ドライチューハイも合うような気がしますね。



酒リーマンのフードライフat京都-カキフライ


そしてダイナミックにどどーんと登場しましたのがカキフライ!

知らなかったですが、大分は牡蠣もいいんですねー!



酒リーマンのフードライフat京都-カキフライ


ボクの好みではこれをマヨネーズソースでいただきたいところ。

でもそうすると牡蠣の味もわかんなくなっちゃうので、薄味で薄味で。。


それにしてもデカイな~カキフライ!まるで岩ガキのような大きさですね!



酒リーマンのフードライフat京都-アワビ


続いてはアワビをいただきました!!


実はこのやせうまだんご汁さん、すごく庶民的な居酒屋さん風な店内で

「大分のお母さん」と呼びたくなるようなお姉さんが温かく迎えてくれます。

そんなわけで、カウンターの脇に大分のお惣菜が大皿で盛られているのです。
このあたりもちょこっとずついただいてみましょう。


酒リーマンのフードライフat京都-おばんざい 酒リーマンのフードライフat京都-おばんざい

酒リーマンのフードライフat京都-おばんざい 酒リーマンのフードライフat京都-おばんざい


大分の家庭料理のオンパレードといった感じですね。

どの写真もクリックすると大きくなりますよ。


お姉さんともお話しながら、こんなお料理をいただいくと

本当になんだか大分に来たような気分になれますね~



というわけで、やせうまだんご汁さんの記事も2回に分割(笑)

このあたりで今日は許してください。


後半はご期待のクエ鍋が登場しますので、明日までしばらくお待ちくださいね!

それではやせうまだんご汁さん、まずは小さく、ごちそうさまでした。


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九州八豊 やせうまだんご汁

大阪市中央区千日前1-6-10 千寿ビル1F
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