錦林車庫前・牛おおた1 | 酒リーマンのフードライフat京都

酒リーマンのフードライフat京都

京都のお酒&おつまみが大好き!お酒を愛する酒リーマン。青年よ、大酒をいただけ!

このお店にもう一度来られる日があるだろうか、その時はよほどの時に違いない―
初めて伺った2006年の秋、お店を出る時にそう思ったのでした。

その時ご一緒した方はその後転勤され、なんとこの4月にまた京都にもどってくるそうです。
それだけの時間が流れています。


京都の焼肉の最高峰とも言われる「牛おおた」さん。
お話によれば祇園界隈の焼肉の名店はこちらで修行をされた方が多いのだとか。
お値段もそれなりにしますので、そうやすやすとはうかがえません。

今回このブログでは有名な「ウィンナー好きの後輩M」(笑)がめでたく結婚することになり、
そのお披露目&お祝い会としてゴージャスにおおたさんで開催いたしました。


こういう時の会費はお小遣いでなく家計費から出せますのでボクとしてもラッキー!

それでは数年ぶりの牛おおたワールドを堪能させていただきましょう!


酒リーマンのフードライフat京都-チューハイ


まずはいつもの通りチューハイからスタートです!!

初めて会う「ウィンナー好きの後輩M」(いちいち長いな、笑)の奥様も一緒に乾杯ー!


こちらは会社の同僚のヤローばかりのメンバーですので、奥様には申し訳ない。
それにしても美人の奥さんで、後輩Mにはもったいないくらいです。


酒リーマンのフードライフat京都-キャベツ

お通しのキャベツがきました!!

一応、自己紹介などをしつつ、「有名な酒リーマンさんです」とか言われながら(笑)
いつものようにジワジワと暖気運転を開始・・・。


なのですが、一同はもうどういう順番でどれをいただこうかと

必死にメニューとにらめっこ&活発な議論で大盛り上がりなのでした。



酒リーマンのフードライフat京都-レバ生


そんな中、こちらのおおたさんをよく知るHさんにより、

おおたさんフルコースともいうべき、王道のオーダーが読み上げられるのでした。


最初は当然こちらのレバ生!!この鋭角的な角がその鮮度を物語っていマス!

ひや~美しいですね~!!!



酒リーマンのフードライフat京都-レバ生


プリンプリンの気になるボクとしてもやっぱり一切れはいただいたおかないと!

これほどまでに生レバーですから、もう男子生レバ部の一同は大盛り上がりです。


酒リーマンのフードライフat京都-タン生


そしてこちらもマストアイテム!タン生!!

このタン生が甘いんですよ!!もう口の中でとろける程の甘み。



酒リーマンのフードライフat京都-生ミスジ


そして来ました!早くも真打登場の様相。

「牛おおた」さんの代名詞ともいうべき「ミスジ」!それを生でいただいちゃいます!




酒リーマンのフードライフat京都-生ミスジ


ボクもこのミスジというのを知ったのは、前回の数年前のおおたさんでした。

ミスジというのは肩の下あたりのお肉で、一頭から2Kgしかとれないという希少部位。


酒リーマンのフードライフat京都-生ミスジ


見てくださいよ、この恐ろしいまでの霜降り具合!!

もう脂身の方が多いんじゃないかっていう程のゲージュツ的な美しさ。


自然の織りなすキメ細く複雑な文様に目も眩むばかりです。



酒リーマンのフードライフat京都-生ミスジ


そしてこのミスジがまた、恐ろしいほどに甘い!!


お肉というのはここまで甘いものなのか、と背筋がゾクっとする程の美味しさ。

口の中でとろけていく脂身の甘みはもはや官能的ですらあります。


あぁ、おおたさんに来たんだなぁ、という実感がジワジワとこみあげてくる瞬間です。



酒リーマンのフードライフat京都-キムチ


あまりの興奮を少し覚ましましょう、とばかりにキムチ。



酒リーマンのフードライフat京都-ミノボイル


そしてこれがまたアテとしていいのですが、ミノボイル。

ビール好きな方にはたまらないおつまみでしょうね。もちろんチューハイもバッチり!



酒リーマンのフードライフat京都-のり


そして・・・えっ!?のり!?しかも韓国のりとかじゃなくて!?

そうなんです。このあたりがおおたさんでの飲み方をよく知っているHさんならでは。



酒リーマンのフードライフat京都-のり


お肉を待っている間や、焼肉の合間合間にこうやって、のりを炙っていただくんですって。

これが炙ることによって香ばしくなるものですから、お口直しにいい塩梅。


しかし、こんなオーダー、ホントにお酒飲みですよね~(笑)

普通考えつかないですって。



酒リーマンのフードライフat京都-テール蒸し


そしてそしていよいよきました、ここからがおおたワールド!!

これが!!これがいただきたかったのです!テール蒸し!



酒リーマンのフードライフat京都-テール蒸し


この巨大なお肉の塊のようなテールは真ん中の骨を中心に

テールそのままをぶつ切りに輪切りしたようなダイナミックな一品!



酒リーマンのフードライフat京都-テール蒸し


キャーーーッ!!!アップ~っ!!


相当に煮込まれているため、お肉は柔らかく、ほろほろとはがれていくのです。

あぁ、もうこの輝きが!!!それではさっそくいただきましょう!



酒リーマンのフードライフat京都-テール蒸し


そうそう、こうやってぐちゃぐちゃに混ぜあわせながらいただくのです。

このごまがまた、どうなっているのかわかないのですが、いい塩梅に味付けされていて・・・


っかーーーっ!!うまいっ!!!この甘辛さときたら!!



酒リーマンのフードライフat京都-テール蒸し


テール自体のもつ甘みと甘辛味付け、そこへネギのシャキシャキ感とごまの風味。

なんといっても食べ応えのあるテール肉の弾力といったら、アータッ(アナタ)!!


おおたさん、初めてのメンバーもこれにはノックダウン。

しばらくおめでたいトークもそっちのけで食べる方に夢中になっちゃうのでした。


酒リーマンのフードライフat京都-テールくずひき


そしておおたさんの2大サイドメニューのもう一つがこちらの「テールくずひき」!

こちらもテールですが、今度はくずひきなのです!



酒リーマンのフードライフat京都-テールくずひき


この美しく全体をおおったくずのとろみは、京都のカレーうどんのあんを思い出させます。

テールをくずひきで供するなんて、こんなに“京都らしい”発想はないでしょう。


酒リーマンのフードライフat京都-テールくずひき


ごろりん~とテールがくずひきのお風呂にひたっておりました!

キャーーッ!!ディープ・インパクト!いっきにかさも減りますね。



酒リーマンのフードライフat京都-テールくずひき


こちらもまた弾力ありながら、やわらかいお肉はほろほろ崩れていきます。

そしてくずひきにはやっぱり生姜。このさわやかな辛味が重要なアクセントですね。


あぁ、この甘めのおだしの効いたくずの中でいただくテール・・・

ガツン!というより、もう魔力的なジワジワくる美味しさ・・・。


酒リーマンのフードライフat京都-おおた

というわけで、今回はここでおしまい。

もう十分におおたさんの魅力を堪能しているように思いますが、
よく考えたら、お肉をまだいただいていないじゃない!

次回以降、しっかりとその魅力にせまりましょう!


ボクはおおたさんはお肉もそれはそれは素晴らしいのですが、
実はこっちのサイドメニューの方が好きだったりします。

とりあえずは、おおたさんへ、小さくごちそうさま。

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牛おおた
京都市左京区浄土寺真如町164-9
075-751-7888

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