木屋町・オーパスワン | 酒リーマンのフードライフat京都

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京都のお酒&おつまみが大好き!お酒を愛する酒リーマン。青年よ、大酒をいただけ!

やっぱこの記事は早めにアップしないとね。
今年のヌーボーは一日遅れになってしまいましたが、やはりいつものこのお店で。

マスター、ひさしぶりです~!
おー、珍しい、お客さんがこんなに入ってる!!!

って先にいたお客さんともお互いに驚くというヘンなお店。

「金曜日ですからね~」と開口一番のボクに
他のお客さんから「お客さんがフォローしてるじゃん!」と大盛り上がり。


酒リーマンのフードライフat京都-ヌーボー


というわけで、今年のヌーボーをいただきます。

なんでも50年に一度の出来、とかいってましたっけ!?



酒リーマンのフードライフat京都-ヌーボー


こちらのヌーボーは毎年のようにボジョレー・ヴィラージュ。

おー、確かに悪くないですね、今年の。



さてさて・・・。実は今大阪にとある研修に通っているのですが、
そこで「モノつくりをする人は絶対に見た方がよい」と教わったとある映画がありまして。

これをレイトショーで見てきてものすごい興奮の中でオーパスワンさんに訪れたのでした。

そう、ここのマスターも大のマイケルファン!
先日もお店でマイケルのDVDをみながら大盛り上がりしてワイン飲みすぎたのでしたね。

そんなマイケルの話もしたくってやってきました。


いやしかし!マイケルジャクソンの凄さといったらないですね。
この映画で本当のマイケルに出会うことができたような気がします。

あれはロンドンから始まる世界ツアーのリハとうことでしたが、
リハからしてこのクオリティでやっているなんて!

彼の中にはもう最初から完璧な完成図が描かれてあって、
だからこそ、細かいところまで具体的に指示していけるのですね。

全体や他のことについては他のプロフェッショナルがいるのでしょうけど、
自分のことだけなくて、すべてを彼が細かくチェックしていくのです。

まさにマスター。彼こそがショウのすべてなんです。
ショウマンシップというか、こういう人をアーティストというのだと心底思いました。


そしてボクも音楽をやっていたからわかるんですけど、
ミュージシャンというのはその時々のインスピレーションで
弾くフレーズを変えたくなるものなんです。というかそれがミュージシャンなんです。

でもそれもマイケルの哲学では許されない。
「レコーディングと同じにしてくれ。お客さんはそれを望んできているのだから。」

これには衝撃を受けました!

そこまでお客さんのことを考えているわけです。

マイケルのショウなんだけど、それは魅せる側のものじゃなくて、
見る側、つまりお客さんのものだという徹底した考え方。これは主義ですね、イズム。


一時マイケル氏のライブにおける口パク疑惑がありましたけれど、
それもそのはずで、彼の場合はライブでも息一つ切らさずに
レコーディングと同じ歌声を再現できてしまうのです!!

恐ろしい才能。

やはり彼を失ったのは世界の損失です。



ヌーボーの夜にボクは興奮冷めやらぬままにマイケルを偲んでいました。

ボクがあなたに出会うのがBOφWYよりも早かったら、
ボクはギターじゃなくてダンスを目指していたかもしれない。。

とにかく、安らかに眠って―。



P.S.オマケ
てっきり最近の曲は打ち込みだと思っていましたが、
生でやってるんですね~!!バンドもメチャウマ!!!

どうりであれ程に肉体的なビートになるわけです~!