スイスお花のハイキング2日目。標高2,200m。天気は雨模様。寒い。

そんな中でも健気に咲くお花たち。

 

⑧ドイツ語名: Alpen-Hahnenfuss(アルペン・ハーネンフス)

学名: Ranunculus dalpestris (ラナンクルス・アルペストゥリス)

(キンポウゲ科キンポウゲ属)

白いキンポウゲの仲間の花もたくさんある。このお花は花弁が多く、雌しべも雄しべも多いのでアルペン・ハーネンフスと見た。花弁が雨に濡れて透き通ってみえるのが、日本のサンカヨウのようだ。(サンカヨウ見たことないけど)

 

 

ドイツ語名: Gemeiner Frauenmantel(ゲマイナー・フラウエンマンテル)

学名: Alchemilla vulgaris (アルケミラ・ヴルガリス)

(バラ科アルケミラ属)

これも一日目で出会った(「#01_2 お花のハイキング一日目その2」⑮参照)。

薄い黄色の小花が集まって咲く。薬用ハーブや食用にもなる植物。

 

 

ドイツ語名: Alpen-Wegerich(アルペン・ヴェゲリッヒ)

学名: Plantago alpina プランタゴ・アルピナ)

(オオバコ科オオバコ属)

一日目に出会った花だが、こちらはもう花期が終わっている(「#01_2 お花のハイキング一日目その2」⑯参照)。

 

 

⑪ドイツ語名: Alpen-Mutterwurz(アルペン・ムッターヴルツ)

学名: Ligusticum mutellina  (リグスティクム・ムテリア)

(セリ科マルバトウキ属)
だと思うんだけど。小さな花が集まって咲く。花色は白~赤まで変化がある。

こちらはまだ蕾。開くと紅が薄くなるのだと思うが、とてもいい色をしている。

Alpen-Mutterwurzは薬用植物として民間療法によく使われていたとのこと。そのため地方によって呼び名が違うらしい。昔から人の生活と関りが深かったんだな。

 

⑫ドイツ語名: Langsporn-Veilchen (ラングスポルン・ファイリッヘン)

学名: Viola calcarata (ビオラ・カルカラータ)

(スミレ科スミレ属)

これも一日目に出会っている“義母スミレ” (「#01_3 1日目 まだまだ続くよ」⑱参照)。雨に濡れても気高く美しいじゃありませんか。

 

 

ドイツ語名: Kochscher Enzian / Kochs Enzian(コッホ・エンツィアン)

学名: Gentiana acaulis (ゲンティアナ・アカウリス) / Gentiana Kochiana (ゲンティアナ・コキアナ)

 (リンドウ科リンドウ属)

これも一日目のハイキングで出会ったスイス三大名花コッホ・エンツィアン(「#01_2 お花のハイキング一日目その2」⑫参照)でいいと思う。

雨に打たれて花は閉じ気味。

 

 

キンポウゲの咲く道

こんなお花畑の道を歩いている。霧が立ち込め一寸先は真っ白。眺望は全くない。

 

 

アップにするとこの子です。ベルグ・ハーネンフス(だと思う。)

 

 

おっ!!これは初お目見えでは!!

  ↓ ↓ ↓

 

⑭ドイツ語名:Alpen-Wundllee(アルペン・ヴンドクレー)

学名: Anthyllis vulneraria ssp.alpestris  (アンティリス・ヴルネラリア ssp. アルペストリス)

(マメ科アンティリス属)

アンティリス・ヴルネラリア(クマノアシツメクサ)のアルプス型。ドイツ語名はアルプスのレンゲの意。なんでも牛さんはこの草が大好きなのだとか。食べられちゃうんだね~。

 

 

おまけのカタツムリその2

コッホ・エンツィアンの中で雨宿り?それとも食事中?

 

次回に続く。。。