
またコーヒーの話なんですがしばしお付き合いください
コーヒーの旨味とは。。

と考えると
オイルです。豆に含まれるオイル

そのオイルにアロマだったり香りが乗っかってきます

しかしペーパーフィルターは紙の性質上、油を吸収してしまうんですね。
なのでペーパーフィルターで淹れたコーヒーはサッパリしているものの、オイルがフィルターに吸収されてしまってなんか奥行きのないコーヒーになってしまう。。

そこで登場したのがネルフィルターなのですが、ネルを乾燥させてしまって表面のオイルが酸化してしまったらもう終わりです

手入れと維持がとても大変なんです

それから数十年。。

オイルも通し、手入れも簡単なフィルターとして金属のメッシュでできたフィルターが一斉を風靡します。プレスもありますがね
エルフォ スイスゴールドフィルターです。
現在は販売停止されてしまっていて、
コレス ゴールドフィルターが出回っています。
フリフリすればイイんです

※振るった後はフィルター外側に微粉が付着しているので刷毛等で除去してくださいね

何度か試行錯誤してそれなりに抽出できるようにはなったものの、やっぱり薄い。。
とは言ってもコーヒーのオイルは通過しているのでペーパーフィルターよりは上を行ってます
薄くなるのはなぜなのか。。
汚い字失礼します
制圧できる赤点線を超える場所に注湯するとどうなるのか
粉を突破したお湯はフィルター表面の張力が相乗してそのまま落ちます。
なので 薄くなる
何で台形にしたんだろう

抽出スピードはネルどころじゃないです

度を超えて早いのも薄くなる原因なのかも。
濃く出したければ
粉を細く挽く→微粉が増える out
微粉を抑えたいから粗く挽く→薄くなる out
唯一の打開策
細挽きの粉を入れ、上から押して固め粉の密度を上げる。これ以外あります?笑
しかーし 細挽きの粉はお湯を注ぐと蓮の葉効果じゃないですけどお湯を弾きます
粉を半分入れ押し固めた後、粉を入れ真ん中を少し掘るくらいでしょうか。
それでものの字を書いた中湯は禁止です
穴を掘った場所一点に注ぎます
だから何でそこまで面倒なことしなくちゃいけないの?笑
何で台形にしたの?
そもそも粉が動かない形のフィルターにすれば良いと思う。
それは何か。。
65mmと75mmがありました。
ここで妄想ターイム
湯圧を寸胴底面全体を使って制圧します
真ん中に細く注ぎます
泡はこれ以上大きくしません
きちんと層を使えてる証拠です

同じメッシュでもコレスよりも断然濃いです

土手も崩れずイイ感じです
そして味ですが、最高です

しっかりとしたコクと深み甘みも酸味も程よい
そして層を活かせてる為か活性炭の効果か雑味がまるで無い。
そして何と言っても香りだ

コーヒー豆の旨味も雑味も全て通してしまうメッシュフィルター。
※豆の鮮度が命。
お湯を落としても膨らまない鮮度の落ちた豆は使わない方がいいと思います
