


ベトナム最大の商業都市、ホーチミン(旧称サイゴン)です

ホイアンからホーチミンへは24時間となかなかの長時間移動。
途中リゾートビーチ


海の近くのバス停で一時間程待っている間、うわさの早朝入水を見ることに

というのも、ニャチャンに住むベトナム人達は皆、早朝、総出で海に浸かっている、という話を聞いたものだから、いくらか大げさだったとはいえ、実際には200人くらい海に浸かり、公園では太極拳?を踊る健康志向なベトナミン達を見物することができた

ホーチミンに着いたのは夜8時くらい

ローカスバスは既に最終が出払っていて
仕方なくバイクかタクシー、安い方で安宿街へと向かうことに。
いつもの事だけど、遠距離地方から旅行者を乗せてきたバスのターミナルにはタクシーやバイクタクシーの運転手がた~くさん待ちわびている。
タクシー?タクシー?と、何度も何度も声をかけてくる。
絶対といってもいい程、とりあえずは高値をつけてくる。
3,000ドン(13円)のローカルバス代に比べると笑ってしまうほどの額。(たとえば10ドル、とか。)
そんな奴はこっちも相手にしない。
いろんな人に聞きまくって、値切って値切って、引き下がらない限りこっちも他へ当たるフリ。
そんな交渉を何度もやって最安値を言った相手と手を打つ

向こうも客を逃すよりは妥当な額で仕事をした方がいい、とのことでしょう

結局は一台のバイクにかっぷくのいい運転手、アジア人にしては大柄な女二人、そして合わせて25キロはあるバックパックが二つ、
完全なる重量オーバーにて街へと向かった

バイクと車の多さはやはり大都会、ホーチミン。背負い直したらウィリーしてバランスを崩すのは間違いなし

3ケツの苦痛の中、約10㎞?の移動後、ベトナム最大のバッパーエリア、ブンビエン通り・デタム通りへとたどり着いた。
首都ハノイに比べるといくらか街はきれいで新しい。(ホーチミンの人はハノイは田舎だ!と言うらしい)
24時間のコンビニも充実しているし(冷たいビールがいつでも飲める!)お土産屋や旅行会社、カフェなども夜遅くまで営業しているところをみるとバンコクのカオサンロードを思い出す。
ダテム通りを歩いていると、おばちゃんが4ドル!TV,WIFI,ツーベッド、インサイドバスルーム!と声をかけてきた。
地球の歩き方に乗っている最安値の宿を見に行く途中だったが、あっちは5ドル、こっちの方がキレイ!と教えてくれた為、
本当かどうかわからないけど、とりあえず見に行くことに。
旅行者で賑わうダテム通りを一歩入るとそこはベトナム人達の生活の場

連れて行かれた先は家族営業のこじんまりとした宿”KIM MY”
3階まで登って見せてもらった部屋は比較的綺麗だし何よりも移動で疲れている私たちはここでイッカ!と決定。
荷物をおろして早速ねむらなそうな街をふらつくことに。
街を歩くとラオスで会った人、フエで会った人、どこで会ったか忘れたけどとりあえずどっかで会った人、、、w
バックパッカーズ、みんな同じルートを辿ってのね。
まだまだこれからもどこかでだれかと再会していくんだろうな

次の日はベトナム最終日。(翌日は朝から移動、、)戦争系を見て、夜はおいしもの食べたい

ってことでクチトンネルというベトナム戦争中に解放軍が造った全長200㎞以上はあるらしい地下トンネルを見に行くことに。
バスで1時間半、あたりはすっかり都会をはなれ、細い道を進んでたどり着いた。
60,000ドン(約270円)の入場料、森の中に案内されて、枯葉の山の前で立ち止まるガイド、
「この中にトンネルがあるんだ。アメリカ人は大きいから入るのに大変だ。」ということでここで記念写真

こんなトンネルを200㎞以上掘ったベトナム人の根性、すごいです。
しかも、うん○座りで掘り続けたそうな。
ベトナム人は得意なうん○座り、器用に座って見せるガイド。
それを真似する欧米人。
びっくりだったのは欧米人はうん○座りができないのです(苦笑)足の裏を地面にくっつけると前に倒れちゃう

ベトナム人の特徴を駆使して造ったそのトンネルの中では作戦や、医療室、料理室もあり、そのモグラ生活はアメリカ人達を非常に手こずらせたそうですよ。
AK47の自動小銃、一発26,000ドン(115円)で5発をぶっ放してきました

私にとっての初、銃体験。
音のすごさ(爆音)、打った後の振動、超エキサイティング

市内へ帰ってきてからは宿から歩いて20分くらいのところにある戦争証跡博物館へ。
そこにはベトナム戦争において実際に使用された爆撃機、戦車、武器、歴史的真相、戦争の傷跡、ホルマリン漬けにされた結合双生児、、、色々と展示されていた。
子供を連れて逃げる母親には心が打たれ、枯れ葉剤の被害によりその後の後遺症に苦しむ人々を捉えた写真は目を覆いたくなる、
戦争反対の意を心から感じる博物館でした。
そんな場所の後になんなのですが、ベトナム最後の夜、前から食べたいとおもっていたチェーと蟹料理を食べに行くことに。
ベトナムの甘味処、チェーナムポ。
チェーとはベトナムで有名なタロイモのシチューでココナッツミルクが添えてあります。一緒にバナナケーキもオーダー。
感想はというと、、、まぁ、、、もう、いらないかな。
初めてのハズレかも

そしてお次はベトナムの蟹




地球の歩き方にのっている有名店で庶民的な値段、と書いてあった為、即座に入店。
入ると日本人が何人か、、、

本に載っていたmien xao cua ミエンサオクア カニ肉の春雨炒めをオーダー♪
値段は90,000ドン(400円)
おいしそうすぎて写真も撮らずにかぶり付くw
蟹の量が半端なく、激、感動していたら、となりの日本人ご夫婦がスープをご馳走してくれることに

帰りも同じ方向だからといって、タクシーに乗せてくれて、なんと親切な方々

人に親切もらうと、私も誰かにってそんな優しぃ気持ちになりますね

気分はほっこり、お腹もぷっくりでベトナム最後の夜は幕を閉じるのでした

ベトナムは色々な意味で忙しかった。
世界遺産もたくさんあったし、細長くって移動距離も長かった。
サパの様な(文明の遅れていると言ったら失礼かもしれないけど)伝統文化の残る土地もあり、
急速に発展するハノイやホーチミン、、、。
ホイアンの様な可憐な街、フエの様な静かで控えめな街、、、。
その街によって様々な顔を持つベトナム。
社会主義を感じさせるのはネットの規制くらいで相方がFacebookのログインできずに困っけ。
何といってもベトナムフードはおいしかったかなぁ。。。
ベトナム料理、ハマること間違いなし

冷蔵庫で眠っているヌクマムよ、帰ったら手前に配置してあげるからね
