


カンボジアの宝、アンコールワットのある都市、シェムリアップです

プノンペンからバスで7時間、宿は日本人宿として有名なタケオハウス、1泊二人で7ドルの部屋に滞在中~

夕方前には到着した私達は、サンセットを拝みにアンコールワットへ向かうことに

トゥクトゥクをチャーター、サンセットの時間のみなら2ドルで乗せてくれます。
アンコールワットへ向かう途中、ゲートがあり、入場料がなんと20ドル(この場合1日券)
世界遺産の中で群を抜いてエクスペンシヴ

しか~し、それをも納得、、、
ドドォ~ン


今まで遺跡という遺跡を見てきた私達、、、歴史の事はよくわからないけど、これはまさに別格と言えましょう。
その規模の大きさ、その自信たるたたずまいはワットの王様!!
強烈なインパクトを放っておりました

石造りで、左右対称の巨大な寺院、はクメール建築の最高傑作と言われるのも納得!なんていうのかな。センスがいい

カンボジアで9世紀初頭から600年以上続いたといわれるアンコール王朝(クメール王朝)時代に、歴代支配者の指示のもと建造されてきたアンコール遺跡群。
昔は栄えある都だったクメール王朝が今や“マ逆の貧困国”として知られる国に、、、。
移り行くながい歴史の中、そこがどのように変化してゆくかは、予測とか、とてもできるものじゃないんだね。
観光のメインとなっていてるのが、王朝全盛期の12~13世紀に建造されたアンコールワット。
ベトナムの国旗にも描かれています。
その石に彫りこまれた美しい壁画彫刻はいったいどこまで続くのか?
いったい何人の彫刻家がいたのでしょう。
固く重たいその石に彫りこまれたその壁画たちの表情、物語はそれぞれ意味があり、そのスケールの大きさには脱帽ものです

すばらしいものを残していく為の修復作業は必須だけれども、メインのアンコールワットが緑のビニールシートでTHE 修復途中!
っだった事がとっても残念

ま、それも思い出って事にしておきましょう

雨季の為、ほぼ毎日夕方には雨が降るその掟は、その日も破られることなく、、、

ベストショットが撮れず終いでタケオハウスへと帰宅途中、ドライバーのワンが突然りエンジンを切った。
「今、夕陽、キレイネ、シャシン、トル?」と、、、。
ビニールシートを開けるとそこには壮大な空の向こう、今にも地平線に沈もうとしている色濃い太陽が。周りの空を赤く染め尽くしている、あの力強い夕焼け空はカンボジアの夕陽として一生心に残るものとなりました

次の日もワンにお願いしてアンコールワット、アンコールトム、タ・プローム 、プノンパケン、等丸一日、遺跡群の観光をしてきました。
次の日は日本人宿ならではの技、たくさん人を集めて(12人)トゥクトゥク2台チャーター、2時間かけてベンメリア遺跡群へ。
宮崎駿監督作品である『天空の城ラピュタ』のモデルになったという説があるベンメリア、あえて修復作業をせず、熱帯樹の成長によって倒壊されていく遺跡を遺してある遺跡群はまさにラピュタの世界観。
放置プレイもいいところで、石は苔だらけ、草木に埋もれていくその姿は、人間の造り出すものの儚さを物語っているようでした。
そのまま街へは戻らずアキ・ラーというカンボジア人が国の支援を一切受けずに建てたという地雷博物館

ポルポト、ベトナム、カンボジア、それぞれの軍で軍人を経験してきた彼が自ら埋めた地雷で傷つく人々を見たくない、との理由から
地雷除去に徹し、この博物館をも造り上げたそうな。
自宅兼、博物館となっているこの施設はアキラ本人だけでなく 地雷で親、手足をなくした子供達の保護施設ともなっており、アキラのその活動に感銘を受けた。
私達はみな、少ないながらも足しになれば、との思いで募金箱へと寄付をしてきました。
そして夜はお決まり、飲み会です

久々の日本人宿、もう、誰が誰だかわからない??!!

カンボジアで出会ったたくさんのジャパニーズ、学生が多かったかな。
私達も20~22歳くらいにここを訪れていたら、もっともっと視野が広い大人になっていったのかも。。。
学校建設のボランティア支援活動をしている学生、世界一周途中の男の子、ぷらっと一人っ旅。
いろんな人がいるものですね。
あれから、約4日、、、思考回路停止中ナウ

明日は再びバンコクへと戻ります
