最近の米国経済鈍化の余波を受け、依存度が高いメキシコ経済も景気後退色が鮮明に

出始めたようだ。昨日発表になった 3月鉱工業生産指数、

 

   

前月比

前年比

前月比

前年比

3

鉱工業生産指数

- 0.23 %

+ 0.2 %

2

- 0.51 %

Unch



前年比で + 0.2 % と、市場予測平均であった + 1.0 % を大きく下回る数値となり、前月比

では 4ヶ月連続のマイナス成長である – 0.23 % となった。

メキシコの鉱工業生産は昨年 11月まで連続年率 + 4.0 + 5.0 % の高水準の伸びを

示していたものの、12月に + 1.6 % に急低下。 その後も低水準が続き、ほとんどゼロ成長と

なっている。

特に製造業が不振で 3月は – 0.5 % (2 – 0.1 %)。 これを補っているのが財政支出で

賑わう公共関連部門の + 5.1 % ( + 4.0 %)と、建設部門の + 1.0 % ( – 1.1 %) であり、

主に米国へ輸出関連産業は軒並み低数値を記録している。

特に自動車関連産業は今年第 1四半期 – 12.0 %。 昨年同期は + 23.0 % であったことも

含め、米国経済の回復もしくは米国連銀の利下げが待ち望まれるところともいえよう。

またソヨ経済相は この鉱工業生産の数値を取り上げ、「4月メキシコ中銀の利上げは時期尚早で

あった」と暗に批判。 「メキシコのインフレは中銀ターゲットである + 4.0 % を下回っていることも

あり、米国経済の鈍化の影響を寄り迅速に取り込むべきだ」と述べ、メキシコ経済の一層の

落ち込みを物語るような見解を示した。

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