先週金曜日のメキシコ債券市場は、木曜日にカルデロン大統領がまもなく メキシコの

主食であるトルティーヤを、「現在の市場価格高値水準より約 20 % 安価に市場

放出する」 と述べたことから 2日間連続債券市場には買戻しが入った。

現在のトルティーヤ 1kgの価格は約 11 ペソ。政府は約 8.5 ペソ以下での供給を

考えており、食品価格の上昇から来るインフレ懸念はとりあえず抑えられることになろう。

ただ市場ではエタノール需要が増加傾向にあるため、世界的なトウモロコシ価格は

高止まりすると見る向きがなお多い。 よって今年上半期に小幅利下げが見込まれて

いたメキシコは、その実施がずれ込む可能性が高いとのコメントが市場で散見され

始めている。

一方北米東部では、ようやく本格的な寒波が襲来。 この影響で灯油の消費需要が

見込まれるとした買いが原油価格の買いを誘い WTI 1バレル 51.99ドルと

前日比 1.51ドル高。 

この動きも産油国であるメキシコにとっては好材料となり、ペソが続伸。 債券市場も

長期債こそやや停滞したが、2年債は約 2.0 b買われて引けている。

米ドル/対 円 :  121.25円 + 0.01     2年債: 7.48 % - 1.9 bp

Mペソ/対 円 :   11.15円  - 0.06   10年債: 7.87 % + 0.7 bp

Mペソ/対米ドル:   10.876 + 0.055   原油価格: $ 51.99 + 1.51

.                            金価格: $636.10 + 8.00