上から ↓
大統領選挙があった影響もあり、7月の景気先行指標は市場予測を若干上回るもの
となった。 また8月の失業率は米国景気の頭打ちを受けて小幅上昇したものの
フォックス現大統領は、「 2006年の雇用創出は有史来最高の水準に達している」と
コメントしている。
ただ投資家の目が新興市場全体に向いていたこともあり、これら経済指標は金融
市場にほとんど影響を与えなかった。
メキシコで一つ興味深いところはメキシコ・ペソの動きである。 昨日こそ揺さぶりを
受けてやや軟化を示したものの、この一週間対ドルで非常に力強いトレンドを形成して
いる。
その理由として米国金利の上昇に歯止めがかかり始めたこと。 やはりドル建て
累積債務の多い同国にとって、米国金利の動向は敏感に為替・金利市場に影響を
与えるようで、経済環境が好転している同国には、かなりの好材料となっている。
また次期大統領がカルデロン氏に決定し、政治不安が沈静化し始めていることも
ペソ買いを誘っている。
とはいえ昨日は中南米諸国全体の金融市場下落に耐え切れず。 メキシコ国債もその
利回りを大きく上げ、 2年 10年債とも約 8.0 bp近く売られて引けを迎えている。