7月の大統領選挙以来その当確者を巡り、最終的に司法にゆだねられた最終結果が
明日 5日にも正式承認公表となる。
これを前に週末の金曜日 (9/01)、フォックス現メキシコ大統領の最後の教書演説が
予定されていた。しかしながらオブラドール大統領候補の所属する PRD党議員が
演説を阻止するために国会入り口を占拠。 議会場に入ることが出来なかったフォックス
大統領は、議会入り口で政権最後の教書を下院議長に提出。 演説を読み上げること
なく退去し、夕刻のテレビ演説で教書披露という最後の花道を飾ることが出来なかった。
ただこの野党 PRD党議員の採った行動に対し、内外各マスコミが非難の応酬を展開。
結果的に今後メキシコの政治が荒れる可能性があるとしながらも、選挙結果を裁判所に
提訴したオブラドール大統領候補の敗北を一段と強調するようになり、今後の政治
舞台での活動さえも危ぶまれるようになって来たようだ。
メキシコの法律によると大統領選挙に異議があった場合、選挙裁判所は 9月 6日
までに審議し、最終結論を出さなければならないとしている。 このため明日 5日にその
最終結果が発表される公算が高く、当初得票数一位であったカルデロン (PAN 国民
行動党 – 与党) 候補の最終承認がほぼ確定したと見られている。
裁判所正式承認を前に、メキシコ金融市場は思惑が先行。米国が祝日で市場の
取引額が少ない中、為替も債券も買いが続き終日堅調。 恐らく公表後はその熱狂
からもう一段の買いが出回る可能性が高いと思われることも手伝い、薄商いではあった
ものの長短金利とも 1.5 bp前後利回りを引き下げて終わっている。
メキシコ・ペソも対ドルで一週間ぶりに 10.85を付け、明日を期待しながらの堅調
推移でクローズ。