本日から開催される FOMCで利上げ予測が台頭し始めているにもかかわらず、メキシコ
金融市場は活況。
クレディ・スイス社が 7月 2日の大統領選挙当日まで 20年メキシコ国債の保有を
推奨したこと。
また 4月経済活動指数が + 1.8 % と、3月の + 7.0 % (YY)から大きく後退し、
4月休日が含まれていたとはいえメキシコ経済にも陰りが見え始めたことなどを材料に、
国内外の資金が一気になだれ込んだ。
今週末日曜日に予定されている大統領選挙は、ここに来てメキシコ・シティ元市長で
ある左派系オブラドール氏の追い上げが激しく、右派系カルデロン候補との差を急速に
縮め始めている。
またメキシコ大蔵省は、カルデロン氏の義兄が経営する会社の売上高が年間で 80 %
以上伸びているにもかかわらず、支払った税金は売り上げに見合った経費より少ないと
公表。 この報道もオブラドール候補にとって追い風になっているようだ。
前週末日曜日、メキシコ選挙がらみでゲレル州だけで合計 9人が殺害されている。
ただ同州の検察は、「7月 2日の選挙に向けて影響があるか」との問いに、「投票者が
9人減るだけだ」と答えているという。
10年メキシコ国債利回りは 9.11 %、前日比 9bp強利回りを下げて引け、急落前の
水準に戻った。