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バーナンキ米国連銀総裁による上院議会証言で、「インフレに警戒しつつも、これまで
実施した政策 (利上げ)の効果に注意を払う必要がある」と述べたことから、市場では
今後の利上げがまもなく終焉すると判断。 米国国債に大量の買いが集中。
この動きに中南米各国金融市場が素直に反応し、株式・債券・為替が全面大幅高で
推移した。
メキシコ金融市場もこれに同調。 現在選挙裁判所で検証されているカルデロン /
オブラドール大統領選挙当落の司法判断も、日が経つにつれて「カルデロン候補に
決定」という世論意識が増してきており、メキシコ金融市場にも追い風。
昨日は国内ニュースもなく米国の動きを全面的に取り入れた市場展開ではあったが、
当日実施された
3, 5, 7年メキシコ国債 (Bonos)入札、
* 3年 Bonos 平均落札利回り: 7.27 %
落札額: 12.5億ペソ 落札倍率: 4.64 倍
* 5年 Bonos 平均落札利回り: 7.57 %
落札額: 14.0億ペソ 落札倍率: 4.98 倍
* 7年 Bonos 平均落札利回り: 7.60 %
落札額: 7.5億ペソ 落札倍率: 3.80 倍
と、債券市場が上昇する中のオークションであったため、3銘柄とも
高倍率の落札結果となった。
同様にメキシコ株式市場も大活況。ボルサ指数は 986.11高 ( + 5.22 %) の
19,871.78と、大統領選挙という一大イベントが終了し材料難から一時は 17,000を
割り込んでいたものの、再び 20,000の大台を試すところまで回復してきている。
バーナンキ総裁議会証言後、外為市場も新興市場通貨買いで賑わい、ペソは対ドルで
10.95 から 10.86まで一気に買われて行った。 ただ円高に動いたたこともあり、対円
では引けベースで10.75円と前日比変わらずとなっている。
昨日のメキシコ国債市場は、買い気配を大きく上げていく中、 2年債で 7 bp、 10年
国債はなんと 19.8bpの利回り低下を見せ、うれしい混乱の中 引けを迎えている。